カテゴリー別アーカイブ: 政策

六次化産業に進出

現在椿川のウルイ地区で生産のための肥育生産に入っている農事組合法人「アカベコ仙人ファーム」がその生産された肉や食品などの製品を作る工場を運営するための会社を設立することになった。 この法人と本社が東京にありレストランや流通センター、日本最大の店舗面積を有するといわれるイオンの越谷レークタウン店でも一日かなりの集客をしているお店でのレストラン経営もしておられる、今注目の会社のノウハウをふんだんに活用する会社との連携により販路をしっかりと確立できる見込みとなり、さらには大手デパートとの提携がほぼ見込みがつき、その具体的な生産工場を早急に整備する計画を検討するべき状況となってまいりました。 生産工場を作ることにより、村の雇用の場ができることになり村の活性化、地方創生、人口減少対策にも大きく貢献することにもなる訳であり、積極的に対応したいと考えているところである。 これを受けて、その方向性、計画、考え方などを秋田県知事にもご理解いただきたく関係者で面会をお願いし説明させていただいたところでした。 知事も秋田の食事、メインデッシュなど幅広い分野から関心を示していただき、力強く地方創生の為に期待するとのことでありました。 やはり、本物が求められる時代であり、地域の特性、バックグランドを大事にした売り込み、生産が何よりも求められる観点から、期待していることと、協同事業者の参入にもそのノウハウをご存じであられるようで、期待しておられたようでした。 これから大きな観点からの事業概要などの方向性は示していたが、具体的な事業計画を早急に立てて示しつつ議論をして参りたいと考えているところです。

立春を待つ

昨日は立春。 この日の朝の天候が荒れると「四十八門荒れる」という諺があり、立春以降約7週間は天候が荒れるということで母親や先輩たちからよく教えられたものでした。 先日も、亡くなられた方の野辺送りに出かけた際にも、そうした諺を聞きましたし、田子内地区では「詰めにに雪が多く降ると一ノ沢の平がなだれる」と言うことが言われていることなども教わった。 そう言われると、岩井川でも村じりの長平でも大晦日には雪崩があった、、こうしたことにはよく注意しておいた方がよいような気がする。 そんなことを想い浮かべながら、昨日の立春は比較的と言うよりも、朝のうちは少し雪があったが、日中は好天で、今年は何とかそんなに荒れないでほしいなーとつくづく期待する気持ちが強くなった。 道路の舗装路面も黒々と出現しており、気持ちもゆったりとする。 庁舎の周囲から眺める景色も誠に気持ちがよい。 今日は除雪経費の増大などを中心にしたに補正予算、約6050万円を含めて総額7320万円の補正額の審議をお願いする議会の再開日です。 特に、年末12月の異常な降雪による除雪経費の増大が主な要因で、総額は39億5400万円の予算になります。

地方創生対策

image 悲惨な結果となったフリージャーナリスト・後藤さんの報道にはこんなことがあってよいのかといった思いが強く、どう考えても人間のすることではない。 心から関係者のみなさんに哀悼の意を表したい。 事件発生以来、連日その報道には注意をしていた一方で、地方創生対策についても着々と準備をしなければならなかった。 昨日も人口減少対策について職員のプロジェクト対策チームによる報告があり、大変よくまとまっており、地方創生対策の大きな柱になるものと考えている。 この報告には、子育て世代の方々からのアンケート結果もついており、おおいに参考になるものと感じている。 とにかく今年度中に戦略を立てるためには時間の制約もあり、タイムスケジュールを立てて計画的に進めることを確認した。 引き続き予算査定。 地方創生対策の主要事業満載の農林課予算、丸一日かかった。 宿題もあり、再度検討することにした。 外は相変わらず吹雪、うんざり。 それでも時折晴れ間と曇り空ものぞく。 そんな風景の中、東成瀬小学校のシンボル的松ノ木、移設して10数年、かなりの手入れをした結果もう大丈夫だとおもっているが、やはりこれだけの大木、何とかしっかりと根付いて欲しいと願っている。

農業を語る集い

image image 年1回認定農業者の方がたで組織している「田畑会(会長・佐々木修)」主催の「農業を語る集い」が開催された。 農閑期の冬に開催し、来るべき春からの農業について研修し、さらにはより良い情報交換をしながら交流をし、村の農業振興を計ろうとする目的でもあります。 いつもこれには必ず参加しているし、その場での雰囲気をしっかりと感じ取ることができ、農業経営の難しさと問題点、何が必要か、支援のあり方、方向性はどうあればよいかなど示唆にとんだご意見など農家の本音を聞くことができ、これまでのつどいでも大いに参考になってきた。 今回は、秋田で会議が二つもあり、その後の参加で残念でしたが、後半の懇親会でじっくりと話しこんできた。 これが大事なんです。 特に、27年度の村の農業施策についても、この3年間で大きく農業施策の転換を図り、梶を切ったところであり、その集大成、或いは新たな第六次化施策の展開に向けて始まる事業の意見を聞く絶好の機会となった。 農業、林業、畜産が村の地方創生の中心施策になりうるものと考えている。 この集いの雰囲気と意気込みを大いに歓迎したい。

予算査定

image 27年度予算の事業説明をそれぞれの担当者や課長から説明を受けながら確認をし、事業を決定する作業である予算査定が始まった。 会議の合間であったり、出張をはさんでの日程で、なかなか進まない。 職員も日程調整に苦労をすることでしょうが、一気に決めてしまいたいが、何せ膨大な資料を見ながら、説明を聞き一年間の事業を決めることから、なかなか大変な作業である。 今年も大変職員は意欲的で、毎年30億円前後の予算に落ち着くのであるが、今年は総額一般会計だけでも42億7千万円を超える要求額で、財源次第であるが、かなりカットしなければならない厳しい状況である。 例年最終的には、財源の見通しもつき42億円前後になることから、今年は最初からその最終予算規模額に達してしまっており、どうなりますやら、頭の痛い問題であり、ここしばらくそうした悩みの日々が続くことになりそうである。 今年は、統合水道の施設整備の主要な施設整備の年に当たっておるほか、給食センター建設、六次産業化施設事業の整備、地方創生事業などが目白押しであり、なんとかまとめなければならない。 さー、がんばらければならないぞ!