カテゴリー別アーカイブ: 政策

給食センターと肉加工センター内覧

IMG_0398 臨時議会と来年度予算の内示会を終えた後の25日午後から建設中である学校給食センターと食肉加工センターの内覧会が行われ議会と一緒に施設の概要を見学した。 同じ敷地内に建設中であるが全く別々の施設であり分離されておることは当然であるが、感じたこととしては、新しい施設であることとは別に、衛生管理や食品管理など食材搬入を含めて実に細やかな配慮をしていることであった。 施設の性質上当然のこととしても、これだけ徹底すると間違いのない給食の提供、肉加工品の生産ができるだろうと感じた。 給食センターは公共で整備することは多くあるのではあるが、食肉加工施設の公共整備は極めて珍しいことであると思う。 先日山村振興連盟の全国理事会が東京で行われ、出席した際にも情報交換会と自由民主党の農林部会などでもこの食肉加工センターの事例が紹介されていた。 全国的にはイノシシ、鹿、サル、などの被害が大きな農作物被害を超えて政治課題となっておる中、獣類の食肉加工施設(ジビエ食品)が少しあるぐらいでこうした牛などを中心にした加工施設は珍しいようである。 この給食センターは3月中には試験運転の計画でありこの施設で作られた給食が子供たちに喜んでもらえるように期待したい。 一方食肉加工センターの運営は、臨時議会で「羽後の国フアーム(菅原一範)」とすることが議決されました。 このほか、臨時議会ではスキー場、栗駒山荘、山ゆり温泉、農産物加工施設、育苗センターなどの管理運営をこれまでと同じ秋田栗駒リゾート(株)、農事組合法人・なるせ加工研究会、こまち農協などを指定管理者として指定し運営していただくことも議決していただいた。  

商標登録

image (臨時総会の模様) 昨日は、村の物産協会が関わっている特産物「たいらカブ」の平良、たいら、タイラが商標登録されており、これまで自由に使用していたのであるが、これは明確に商標登録使用規定に違反しており、特許庁からも指摘され現在はかなり神経質になっているし、現実にはこれからはこの名称使用をしっかりと管理するためにこの商標使用を所有者から、物産協会が買い取ることにした。 そうした大事な案件を臨時総会で了解していただき一定の方向が決まった。 更に、新年度からは物産協会と観光協会を統一して事業展開することとも決定した。

初めての古宇利島

image (全長1、960mの古宇利大橋、総工費250億円!) image (オーシャンタワーに通じるカート道路) 昨日は、美ら海水族館から初めての古宇利島に渡ってみた。 美ら海水族館は相変わらずの混みようでしたし、中国、韓国、台湾などの観光客が多くその賑やかなこと! ゆっくり孫たちと見ていても平気で割り込み、高声での会話には参ってしまう。 早々に退散し初めての古宇利島に渡った。 そこにもそうした方々が多く、折角の楽しみが半減! しかし古宇利島に出現した「古宇利オーシャンタワー」、これが素晴らしかった。 第一、約2kmの古宇利大橋が2005年に完成、総工費250億円の財源はどう捻出したのだろうか?人口9、000人の自治体がどうして300人の人口の古宇利島に橋を架けることができたのか? 興味があったなー。 それよりも、その景色、景観の素晴らしさ、海のコバルトブルーの美しさ、更に空の美しさに着目した着眼点は素晴らしい! その島に、貝殻だけの展示施設があり、貝殻の美しさに改めて見いってしまった。 この橋の効果とオーシャンタワーの景観、貝殻の展示施設でこんなに観光客を集めることが出来る発想と公共工事の役割を深く考えさせられた。

山村振興懇談会

image (講演する原調整課長) image (講演する円山課長) 全国山村振興連盟副会長理事が出席して、総務省自治財政局・原調整課長から、地方財政全体についての28年度対策が丁寧に説明された。 大変具体的な説明であり、国が取り組む姿勢、方向が示されたし、新たな取り組みにたいし我々が既に取り組んだ事業をあり、結構財源対策になるのではないかと感じた。 農林水産省農村振興局・円山 地域振興課長が出席し、新たに始まった山村活性化支援交付金のついてもふれられた。 制度そのものについての広報が遅れ制度活用が約50%になっていないが、この活用についても言及された。 我が村でも、100%のソフト事業であり利用のしかたによってはかなり効果のある事業であり、新年度も是非活用したい。 この課長さんについては、直接電話で連絡も取り組んだかたであり、大変丁寧に指導していただき感謝しており、お礼も申し上げたところでした。 森林環境税についても一定の方向性が税制改正大綱に書かれたこともあり、大きな前進であったと考えている。 新年度からは、林地台帳の整備が求められることになるが、我が村のように国土調査が完了した団体はスムースにいくものと考えている。 活発な意見交換のあと、国会議員である宮脇山村振興連盟会長も出席して意見交換会をした。 席上、前段の懇談会でも円山課長にのべたが、農地集積交付金制度の課題については、担当局長に連絡すること、会長にはこれとあわせて農地の基盤整備の 平野部と山間地の特殊性を考慮するように要望した。 内容の恋懇談会であった。

課題を検討

image (財政も厳しいが気温も厳しい、負けてなんかいられないぞ!) 予算編成や今後の方向など多くの課題をかかえている。 その解決に向けて一定の方向性を示さなければならない。 問題は当然のことながら財政難にある。 事業全体を見通して見ると、方向性、事業の内容の重複など、より具体的に踏み込んだ議論不足が積み残されていることにも要因があるものと感じている。 私自身がそうしたことに対しての指導不足が否めない。 今年はその改革の著につけていくより具体的なもしになければならない。 今後かなり厳しい姿勢で臨むべく覚悟を新たにしていかなければならないと感じた協業となった。しかし、だからと言って後退するといったことではなく、改革、改善を進めながらより一層前進する気概をもって頑張ってもらいたい。