爽風雲 のすべての投稿

ダム事業を要望

image 村と議会で、成瀬ダム事業推進の要望を、国土交通省東北整備局に行った。 村と議会が合同でこの要望を行うことは、東成瀬村としての民意の総意であることをはっきりと示す観点からも大きな意味があるものと思っている。 今回の整備局要望では、局長と河川部長、用地専門官が直接応対して下さいました。 検証ダムとなって約3年間、その間が何であったのかという反面、じっくりとそれこそ比較検討し、よりその重要性など多角的に検討できたという一面があるのではないかとする意見もあった。 確かに、いろいろな意見はあることであり、そうした意見を真摯に聞き理解し合うことも大事であり、これまでも真剣に対応してきたと思っている。 今回も、既に公聴会も開きそうした意見交換をしたものと思っている。 今回の整備局要望の後、来月中には本省と国会要望をする計画でいる。 来年度予算案に反映出来るよう関係機関に集中的に働きかけなければならないと考えている。 局長さんからは、村の熱意は変わらない旨の挨拶で申し上げたところ、安心したという言葉も頂きましたし、河川部長からは、検証作業を進めて、局としての方向を決定したい意向が示されました。 局長さん自らの対応を頂いたことと、その真摯な対応、大震災での「徳山メモ」はつとに有名であり、自ら局にある大震災資料室を御案内頂き、改めてコンパクトながらよくまとまった展示室でありました。 こうした丁寧な対応は私共も見習わなければと強く感じた要望会でもありました。

産業祭二日目

昨日の好天から曇り空から雨になってしまった産業祭二日目、この日は優秀な農産物を生産した農家などの表彰式を行った。 出品点数417点を審査し、その講評が秋田県雄勝地域振興局農林部普及センターの課長から丁寧な審査結果が行われた。 厳しい高温と水不足が懸念された夏を、技術と優れた管理により見事に乗り切り手塩にかけた農産物がで生産できたことに対し、賞賛の声がありました。 受賞された方々は、どなたもその地域での農業の中心的存在であり指導者であることがわかりますし、結構年齢が行っておられますが、まだまだ元気であり何時までも現役を貫かれ後輩のご指導をいただきたいと思う次第である。 何よりも、もてる技術を惜しみなく後輩に伝えていくことはとても大事なことであり、我々がどんなお手伝いができるのか難しいけれども検討することができないだろうか? これは、農業ばかりでなく、林業であっても同じで、あらゆる職種でも言えることでもあるでしょう。 表彰式の後は、恒例のもちまき、即売会、抽選会、森林組合の苗木プレゼント、魚介類の即売と盛りだくさんのイベントが組まれ、そうしたせいか、二日目のお客さんはこれまでより多かったという声があちこちから聞こえてきました。 受賞された皆さんおめでとうございました。

最高の出品でにぎわう

  今年が45回目になる平成24年度東成瀬村産業祭が好天の中で、村民体育館を主会場にして多くの農産物や農産加工食品、民芸品などの出品で大いににぎわった。 今年からは、玄米の部も設けられどれだけ出品されるか気にしていたが、結構出品していただきうれしかった。 素人目の私にはその出来具合は判断はできなかったが、農家の方々にはよくわかるようで、いろいろと参考になったようでした。 この夏の猛暑は農作物にどのような影響を与えたか大変心配していたが、これだけ多くの出品があるということは、農家の方がたの技術と努力によって克服したものと思われうれしい限りである。 また試験的に栽培している、育苗センターなどでの葉物野菜も紹介されていたが、やわらかくおいしかったし、大いに期待されるのではないだろうか。 今年からは、日本で最も美しいい村連合主催の写真コンクール作品のすべてが会場に展示され、その素晴らしい作品は写真フアンにとっては全国レベルの作品であり、一見に値するものであると感じた。 また、村内の観光写真なども飾られていたし、小学生の習字なども協力していただいておるようであった。 3・11大震災の被災地である、岩手県大槌町の被災者のお菓子なども売られていたし、宮城県名取市閖上地区の海産物の即売会も人気を博し、昨年に引き続き大賑わいであった。 この出店のきっかけつくりになった名取市のO県議会議員さんからは、ふるさと納税としてご協力をいただきました。ありがとうございました。 東成瀬中学校には、閖上中学校の野球部とバスケットボール部が一泊二日で来校し、親善試合を行っていました。 いろいろな工夫を凝らして、内容の豊かな産業祭となりつつあるようで関係者の皆さんに心から感謝申し上げたい。 また、防災センターでは、自主防災組織結成に向けての防災講習が部落長、自治会長さん方を対象に開かれましたし、村独自の防災支援員2名を委嘱し、これから具体的に自主防災組織立ち上げに向けてご協力をいただくことにしました。 恒例の健康相談も行われ、私も骨密度測定を行ったもらったところ、十分な密度であるとの判定で少しその分では自信を持ってもよいのかな。

朝霧の多くなる季節

  めっきり朝夕の冷え込みが厳しくなってきた。 そんな季節になると、朝霧が立ち込め幻想的な東成瀬の風景を醸し出してくれる。 車で走ると、地域によってはかなり慎重な運転をしなければならないようなこともある。 特に、川幅の広い地域ではそれが顕著で、夜なんかは全く方向感が、なくなることもあるようです。 真冬の吹雪きにも匹敵するようです。 こんな時は、飛行機も離着陸出来ないこともありパイロット泣かせの霧になり、幻想的などと言ってはいられないことになる。 先日の出張の時もそんな気象状況で冷や冷やした。 それはそれとして、朝方の散歩は孫と語り合いながらそんな自然現象をみての朝ご飯は進むし、ご飯の時間が長くなり、お小言の一つも頂戴する。 朝霧に、朝日が射してくる光景が好きだ。 今日も頑張ろう!となる。

25年度の山村地域振興要望を審議

image 全国山村振興連盟の理事会が開かれ、来月開かれる総会に付議される案件の審議をした。 冒頭、中谷会長から挨拶があり、全国の高齢化率の高い県が紹介されいきなり、一番高いのが秋田県と言われ、分かってはいたが、全国の理事会で言われると、どこか複雑な思いがした。事実であるにしてもどこか変な気持ちで、考えたのであるが、これはどうしょうもない事実であり、これからは開き直って、何か言わなければと思った。 例えば、健康県だからとか、高齢者に優しい県だとか、何かないかなあー。 会長の挨拶は、高齢化率の高い地域ぼど山村地域振興対策の必要性を述べたものであった。 議案審議では、大震災以降、放射能汚染の影響が次第に長期化し、雇用の場にも、農林業の場にも、大きな陰を落としており、その対策を加えることとした。 現政権では、そうしたことに対する基本的政策が欠落しており、先般の汚染処理地域を、突如栃木県にするため、担当副大臣が市を訪れ、説明会をしたことに物凄い反発をかっていることも報告された。 この山村振興連盟の会長や顧問は、政権交代があっても自民党代議士にしている。 普通こうした団体に対しては現政権はかなり圧力をかけてきたのであるがこの会には何もなかったのだろうか? 不思議ではある。 それはそれとして、この連盟はしっかりと政策提言をしてきたし、山村地域振興のために積極的なかつどうをしてきたことは評価されてよいだろうと思っている。 永田町も霞ヶ関もどうしたわけか閑散としていました。 政権の動きに連動しておるのでしょうか?