地域興し, 政策, 農業 活発な地域おこし 2013年8月10日(土曜日) 爽風雲 山村振興の東北・北海道ブロック研修の二日目は、青森県の田舎館村の「田んぼアート」を視察、21回目になるそうで始めた当初は全く関心がなかったようであるが、なぜ田んぼアートなのか?日本に稲作が九州に入ってから約2、100年前それから400年後に、この津軽平野の山もなければ海もない、平野に稲作が根付いたことに由来するようであり、その後大洪水によりすべての田んぼが流され残るは、男女の足跡のみの遺跡が発見された。 九種類のイネの苗を専門の農家に植えてもらい、見事なアートとして完成されていた、始めた当初は平面的であったようであるが、城郭に見立てられた役場庁舎に展望台が作られ、遠近法による作付けが絵画の先生の指導により行われ、視察者も増え続け、展望台に上るには、混むときは1、2時間待ちといった状況になった、その対策に苦慮しているようであった。現在は入場者から一人当たり1,000円を落としてもらうために食事やらお土産やらといろいろ考えているとのこと、それだけで、20万人の入場者ですから2億円!すごいことです。 次には何を考えられるんだろうと思ってしまった。また言ってみたいところです。どう変わっているか!今年の作品は、梅沢富富夫さんに町長がお会いした際に花魁姿を参考にすることをご了解していただいたとのことで、傑作であるようです。もう一つはハリウッドスターであるが、その名前を使うと何か問題があるようでそうした名称にしているとのことであった。とにかく、秋田青森が豪雨でその一瞬の晴れ間の視察はとてもきれいで鮮やかであった。第二展示場には、「ウルトラマン」が車から見ることができた。 次の視察地、板柳町では青森県がリンゴ生産の約60%を占める中で第5位に位置しながら病害虫や災害などで生産が大きく減少し危機的状況の中で、林檎に変わる町おこしの方向を探るるために、7人の職員を全国に1年間調査派遣をして探った結果、結論は「リンゴ生産」にやはりかけるべきであるとのことから、リンゴの研究施設、二次加工生産、工業製品など総合的な総額22億円による施設整備により大きく変革をしている様子を視察をした。 町長のリーダーシップで次々に打ち出される施策を着実に実行している様子がうかがえた。 青森での視察コースの一つになっているようである。県を挙げての支援も集中的で効果的なものがった。 国の省庁の方々の事務担当者とも十分に話し合うこともできたし、今後のつながりを大事にしたいし、地域おこしの発想の転換、確認、ある意味での開きなおりも重要であるように感じた。 田舎館村の役場庁舎は青森県では最も豪華だそうですし、板柳町のふるさとセンター(写真)を中心とした整備は集中的で周辺には宿泊施設、温泉付きコテージなどお土産、食事、体験施設など集中的に整備されていた。 ところで、食事は必ずそのたびごとに夏でも貝焼き鍋がついていた。暑いのにです。面白いものです。これも食文化かな?
政策, 林業・林政, 農政, 農業 山村振興を話し合う 2013年8月9日(金曜日) 爽風雲 指定山村の振興対策について、制度活用と制度の充実などを政府の担当と東北・北海道の指定山村の代表が意見交換しあう研修会が青森市で行われた。 毎年行われている会合で、今年は、各省庁の縦割り制度ではなく、総合的なパッケージとしての制度化が強く求められたことが大きな特徴であった。 これは、縦割りの各省庁個別対策行政からトータルな山村地域対策を求めるある意味では、かなり踏み込んだ意見が具体的な形として表れたものと考えている。 それはそれとして、各省庁の担当と当面する対策について、具体的な話し合う機会でもあり、それはそれとして意義があるものと考えている。 それにしても、各省庁とも沢山の制度があるものであると思った。 それを活用しないてはありません。 この前の理事会で提案したNHK第一ラジオ放送難視聴対策を再度申し入れたところ、中谷会長が急遽要望を指示し、一歩前進したように感じた。
福祉, 雑感 孫たちの夏 2013年8月8日(木曜日) 爽風雲 年年の天気は全く「所により」が当たる。 その「ところ」ががどうしたわけか東成瀬に多ような気がする。 折角の夏休みで、真っ黒に日焼けしてほしいと願っているのに、そうした日がほとんどなく、小学生はプールの日も少ないのではないか。 かろうじて、保育園では午前であったり午後であったりわずかな時間を見つけて職員がぷプール対策や砂遊びなどを工夫してくれているようで元気の外で遊ぶ姿も見受けられる。 何といっても、子供は外遊びが大事であり、この夏が過ぎると一気に秋の気配が濃厚となり、それこそ、今の時期は大事にしたい外遊びの時間です。
ノンセクション, 地域興し, 政策 小さな集落こそ大事 2013年8月7日(水曜日) 爽風雲 国文祭のPRにスギッチが来てくれた。 部屋にあいさつに来てくれる直前に毎年ではあるが、この時期私の部屋に「オニヤンマ」(私の地域では「ヤマアケズ」という、その語源はわからない?)が毎日のように飛び込んでくる。そのアケズを捕まえようと必死になっていたところでしたが、昔取った杵柄?、うまい具合に捕まえた。早速糸をもらい飛ばして遊べるようにして持ち帰ることにした。 ついでに、スギッチの胸につけてやった。 この暑いのに本当にご苦労さん!聞くとあいさつを言葉にしては基本的にはいけないんだそうで、本当に済まいないような気がする。 あまり堅いことを言わないで、自由に喋れるスギッチでもいいのではないだろうか? 記念写真のバックにする幕も持参!しかもこれが優れ物! 早速、わが方でも取り入れてほしいと言ったところでした。 そのあと、村の集落会館の竣工祝賀会に出掛けた。 小さな、それこそ12戸ぐらいの地域でありながら、皆が集まってのコミニュテー活動の中心施設として整備要望があり、その必要性を感じており、いろいろな整備手法と合わせて村単独の制度とを組み合わせて実施している。今回これに沿ってわずかではあるが住民負担も求めしかも住民の自主的運営をしっかりと確認しての完工となった。 どちらかと言うと、大きな規模集落は公共で整備ができるし、運営もほとんど公的な施設運運営が可能であるにもかかわらず、こうした地域集落は、負担が求められたり、運営も自主運営が、つまり住民負担がある訳で、これは本質的には無理があるのではないかとの考えから、村としては積極的に支援していく必要性を感じて、取り入れている制度である。 その喜びの祝賀会が、何と正午開始となった。 集落からは全員、しかも二人ぐらいの参加と、ご婦人がたの手作りの料理、若い世代も6人も参加しての盛り上がりぶりで、真昼間からの祝宴も賑やかなものでした。 この施設を利用して、冬期などは留守番役の方々の集まりの場にし、午後からは学校や保育園からの帰りの子供たちの集合の場、迎えの場所、老人と子供の語らいの場、等無限に広がる場として活用してほしいと願っている。 若い連中は私も野球やスキーで一緒だったものですから、しっかりと地域活動を頑張るように気合をかけてきた。
観光, 道路交通 国道397号線の総会 2013年8月6日(火曜日) 爽風雲 国道397号整備促進期成同盟会(会長・奥州市長 小沢昌記)の総会が奥州市で開催され出席した。 決算予算などすべて原案通り可決承認されたが、私からは、事業計画として、秋田県側の道路整備状況からいえば、国道13号線のミッシングリンクの解消にある程度めどがつきつつあるのではないかと思われるところから、次なる県境越えの道路整備の必要性からすると、397号線も単に冬期通行の解除規制を早めるための整備促進から一歩進めて、トンネル化など、より具体的な整備手法を含め、国直轄による代行道路整備などを要望するための調査事業などを具体的にしていくように求めたところでした。 次年度以降の同盟会としての事業に組み込んで具体的に行動するようにしていただきたいことを申し入れ、会長から事務局に検討が指示されたところでした。 この総会の往復を397号を走った訳ですが、途中、胆沢ダム見ながらこの秋には完全完成するダムの上流猿岩を回りこみ一関市に通じるスーパー林道でしょうか、そこにかかる橋の上から見る胆沢ダムの遠景を見た。 橋のたもとには「弘法の枕石」があり、秋になると紅葉がきれいだろうと思われる景観を見、早く須川に通じる回遊ルートが舗装完成してくれればよいものだと感じたところでした。 やはり観光は道路が整備されてこそその効果が発揮されるものと思う。