スポーツ, 教育, 福祉 保育園運動会 2013年9月29日(日曜日) 爽風雲 なるせっこ運動会が開かれた。 この時期、なかなか天候は変化しやすく、「○○心と秋の空」と冗談を言い合ってきたし、その時々の誰かを、例えば園長さんのせいにしたりしてきたのですが、昨日は全く文句のつけようのない秋晴れの下、園児たちは思う存分元気いっぱいの運動会を見せてくれました。 家族のみんなが見に来てくれているからでしょうか、普段元気に練習していたであろうに、この日は、甘えて泣くやら、だっこするやら、座り込むやら、にぎやかなものでした。 保育士さんたちは、そんなことは、とっくに御見通しで、どんどんプログラムを進める。 毎年のことながら、よくもまーこんな遊戯種目を考え付くものだと感心しきりの声があちこちで上がっていた。 午前9時に始まり、お昼までびっしりの日程を見事にこなし、大盛会の運動会を終えた。 子供たちも、ご家族の皆さんも、何もかも忘れて熱中しきって、はまり込んだ運動会で大満足の様子が強く感じられた。 この日のため、仙台などの宮城県、岩手県、青森などからおじいちゃんおばあちゃんが駆け付け、久しぶりの孫と過ごせてさぞ楽しかったことでしょう。 皆さんありがとうございました! なるせっこばんざーい! 終わりは理事長の万歳三唱でした。
福祉 百寿のお祝い 2013年9月28日(土曜日) 爽風雲 特別養護老人ホーム「幸寿苑」で生活しておられる肴沢の土谷ユワノさん(土谷章さんの母親)が、この11月18日に、満100歳になられるとのことで内閣総理大臣から表彰され、その賞状伝達式が幸寿苑の敬老会に先立ち行われた。 久しぶりの100歳の方が誕生しました。ユワノさんとご家族の皆さん誠におめでとうございます。 百歳のことをなんと呼ぶのか調べてみたが、喜寿、米寿、白寿はあるが、99歳の白寿以降は、決まった呼び名はないようである。古来から百歳までは想定しておらなかったのでしょうか、百歳の百を「もも」と呼ぶことからか「ももじゅ」あるいは百賀「ももが」などとと呼ぶようです。 ではそれ以降はどう呼ぶのかというと「百一賀祝」(ももいちがの祝)と呼び、それ以降順次、二、三と呼んでいくようです。 一昨日の敬老会では、恒例の踊りや民謡の披露がボランテアにより行われ、楽しい一日を家族とともに過ごしてくれました。 ボランテアの方々には毎年のことながら、心からお礼申し上げたいと存じます。
産業, 農業 はさがけの田んぼ 2013年9月27日(金曜日) 爽風雲 天候が良いと農作業も一気に加速する。 コンバインで刈り取る作業は、ものすごい勢いであり、朝の風景が一変する。 そんな中にあって、はさがけがあちこちで見られる。 はさがけで乾燥させた米は、おいしさが一段と違うといわれている。 村では、このはさがけ米に補助を出す制度を作って奨励しているし、さらにはさがけによる藁の活用は、畜産農家にも牛の粗飼料として貴重であり、これからも大いに奨励して行きたいと思っている。 このはさがけの農村風景は、次第に薄れていってしまうかもしれないが、何とか残したい農村風景ではあります。
産業, 農政 米の出荷始まる 2013年9月26日(木曜日) 爽風雲 今年産米の集荷が始まった。 JAこまちの東成瀬支店の倉庫に、次々に運び込まれた米は約1500袋、手倉、入道、下田などからの米で、28日から本格的な検査を受けて、今年の米の評価が行われる。 大いに気になるところである。 すでにJAでの買い入れ価格は発表されているが、昨年よりも1,500円ぐらい低いとのことで、農家もがっかりしている。 今後の動向も気になるところです。 加えて、国においては、TPP問題が大きな山場を迎え、更には農地の中間管理機構などの設立が政策として具体的に検討されているものの、我々市町村にはそうした具体的な方向付けや、財政問題、役割などが何ら示されおらないと理解しており、メデイアを通じての理解だけではどうも腑に落ちないところがある。 このように、政策が市町村の理解がないままに進んでいることに、一体どうなっているのか理解に苦しむところである。 国による、政策立案が農村、特に中山間地や農山村の実態を理解しての政策なのかどうなのかこれまでもさんざん猫の目行政に振り回されてきたのに、またかと思わざるを得ない不信感でいっぱいである。
ノンセクション, 地域興し, 政策 水の町視察 2013年9月25日(水曜日) 爽風雲 理事会が美郷町であり、補正予算、秋田県に対する要望事項などを審議決定の後、一年一回の県内町村事業研修を行った。 美郷町は、六郷、千畑町の2町と仙南村の3町村合併によって秋田県でのし市町村合併の先陣をきって誕生した町である。 仙北平野の広大な面積を要し、農村風景の美しいい町であり清水群の町、最近は、合併によって学校統合が進むその空き校舎など施設の有効活用対策として企業誘致を進め成功しているし、漢方薬の龍角散本舗との提携による薬草栽培への取り組みなど幅広い総合的な街づくりで注目されている町であると思っている。 昨日は、その一部である私は知らなかった偉人・坂本東嶽というう方の邸宅と庭、そこから望める明治29年に発生した陸羽地震の震源地である千屋断層が天然記念物に指定されていること、その七代目理一郎(東嶽)という方が、犬飼毅(木堂)と親交があり多くの書が資料館にあった。この方の八代目龍太郎が千屋村長として、あるいは衆議院議員として村勢発展に尽力された方であることなどを知った。 次に農業用水としての「関田円型分水工」を見た。この近くでは岩手県の胆沢町にある分水工が知られていたが、美郷町にもあることは知らなかった。 180孔もあり、それが有効に機能し、各地域に平等に分水される農業技術に改めて感嘆の声が上がっていた。 更に、このあまり水を使っての小水力発電が2台あって、これに非常な関心を持った。 というのも、わが村でも、小水力発電には関心があり、是非参考にしたと感じたところでした。 最後は「ニテコサイダー」で有名なニテコ清水を視察、こうした清水が町内には126か所の湧水があること、清水が枯れることもあるが、このニテコ清水は枯れたことがないとのことであった。 湧水というと、六郷だけかと思っていたが、実は、六郷、千畑、仙南の全域で清水が豊富にあることも知った。 清水はわが村も決して少ない方ではなく、そのおいしさは勝るとも劣らないと思っている。 一昨年であったと記憶しているがわが村の「蛭川清水」で水を汲もうとしていたら、先客があり、どこからお出でになったのかとお聞きしたら「六郷」から来たという、「えっ」と思ったが、ここの水がおいしいとおっしゃる。これには絶句してしまった思い出がある。 もしかして、水枯れだったのかもしれないし、そうでないかもしれない、少なくともわが村にあるほうぼうの清水が少なくなったことはあるが枯れたことは聞いたことがない岩手県の釜石では「仙人味水」が国際的なコンテストで三ツ星に認定されたそうだ。