視点を変える

 (講師の高野登氏)  (主催者である内外情勢調査会の新年挨拶) 時事通信は、世界に情報ネットを有している報道サービス機関である一方で地方行政についても豊富な情報を有しております。 この内外情勢調査会が定例的に講師を招聘して講演会も開催しており今回はホテル業界でも著名な「リッツカールトンホテル」のアジア地区支配人を経験された高野登氏の講演を聴く機会があった。 演題は「極める時代のホスピタリティ」~いまリーダーに求められるもの~でした。 夢とビジョンを徹底するオリエンテーション、スキルトと知識を磨き上げる研修、人間として身につけなければならない教育を徹底的実践する。提案型のプロにするために提案させ、議論する力の能力を引き出すプロに育てていく。 あなたならどうする?どうすればいいと思う?とビジョンを持たせる大事さ。 人と組織は動かすものではなく、動いてくれるもの(自分で動きたくなる)。 トップが、職員に対して、どうせ指示しないと動かないとする考え方ではなく、先述の議論した結果を守り続けるものとしての哲学をしっかりと持ち続けることが大切である。 そうしたことを通じて、あらゆる場面で言われただけのことをするのではなく、視点を変えて対応するオリエンテーション、研修、教育を徹底する。指示どうりには誰でもできるが感動はない。「社員が生きがいと働きがいのあるおもてなしをする」、指示しなければやらない、という考え方は、トップの考え方ではない。 視点を変える必要性を強く感じたところでした。改善できることが講演を通じてありました。 リッツ・カールトンホテルには泊まったことはないが、こうした哲学のもとで経営しているんですね!少しでも実行出来るように努力しよう!