災害対策を質す

(参議院予算委員会で質問する中泉議員と答弁する菅官房長官)

昨日は、参議院予算委員会で秋田県選出の中泉参議院議員が農業問題、人口減少問題、災害対策、雪害対策など広範な課題についての質問をされていた。

初めての経験であり、慣れていないのでと前置きしての質問でしたが、大変落ち着いて新鮮な若々しい態度での質問は、与野党から好感を持っておられたように感じた。

特に農業問題については、自らの農業経営者としての経験を元に実態を知る議員としての立場からの質問で、まとをえた質問でありました。質問の最後には豪雪地域の災害対策などについて、豪雪地域の秋田出身と言うことから、危機管理所管の菅官房長官に質問した。

長官の答弁は、「豪雪地域の災害対策はそこに生活しておるものでなければ理解しにくい事がたくさんあり、自らそうした厳しい自然環境を知り尽くしたものとして、しっかりと安心して生活できるよう対応する」という力強い答弁をえた。

誠に力強い限りでした。

この予算員会では、金田法務大臣の所管する重要法案もあり、しかも法律論、判例など複雑な質問に対しての答弁で、連日野党の質問もあり丁寧な答弁で休まる時間もないくらいの議論をしておられた。

法務省所管の法案は、我々国民からすると実に奥深く慎重な議論の必要性を感じながらも、実態を想定しての議論は実に難しいと感じた。