朝焼けの飛行機雲

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(朝焼けの中を飛行機が南西方向に)

今朝の仙人郷は玄関先で氷点下4度、かなりの冷え込みでした。

散歩するにも滑りやすく要注意でした。

東の脊梁山脈は朝陽が昇ろうとかすかな朝焼けとなっていました。

これぐらいの冷え込みになると、凜とした感じで心身ともに緊張感が漂う。

そんな感じでの一日の始まり、見上げれば一機の飛行機がぐんぐん速度を増して南西方向に向かい、一筋のきれいな飛行機雲を残し去りました。

今日は今年最後の管理職会議があり、今年一年の御礼と新年度に向かっての意見などを少し申し上げたところでした。

今朝の仙人郷

(霧氷がきれい) (成瀬川の清流)
自宅を出て約1・5kの散歩コース、冬になると農道はほとんど歩くことはできないので歩道除雪の国道を散歩する。往復3k、調度良いくらいの距離。山を眺め、川を見、滑舌のための口角と舌を動かしながらの散歩となる。 今朝は霧氷が山の樹木に張り付いていた。 この時期の成瀬川は例年水量が少なくなるが今年は先日からの雨で水量が多かった。 最近からだの動きが悪いというよりも、肩が凝ったりする、どうも運動不足なような気がする。テレビ体操だけでは足りないのだろう。 これぐらい歩くと体も少しほぐれてくるんでしょうか。

この時期に雪崩れ!

(雪崩れの模様)
雪崩れには表層雪崩と全層雪崩がある。 その雪崩は、一般的には2月3月に発生するのが多いと思っていたが、今年は例外なようである。 先日の大雪で一気に降り積もった雪とそのあとの雨降り続きで積雪を通して山肌まで達したことにより雪崩れの発生しやすい状況になっていたようだ。 先日も先輩方と一杯やっていたら何とはなしに、今年は何となく変だぞ、あちこちの平(急斜面)がほとんど、ひら(雪崩がすった(滑った)と言っていた。 確かにそうであったものの、この時期山に入る用事もないので気に止めていなかった。 ところが、それぞれの集落では用水路の水量を確保するために定期的に見回り、手入れをしなければならず担当を決めて手入れをしている。 先日21日も大柳地区の水路見回りでまさかのなだれ事故が発生し知り合いの方が なだれに巻き込まれ亡くなっててしまという痛ましい事故が発生してしまった。 地域の信望も厚くリーダーであったかたで返す返すも残念でならない。 油断したのかもしれませんが、こうした異常気象は常にあることを自覚しなければならないことにもなります。 心からお悔やみを申し上げます。

起業45周年

(建設業として45周年を祝う)

村の中で社員が50名近い企業は少ない。 そんな中にあって、建設業として浮沈の激しいこの時代にあって、弱冠25歳でこの世界に飛び込み45周年を迎えたS建設工業の事務所新設を記念しての祝賀会が開催された。 国会議員、県会議員など同業他社も出席しての200名を越える盛大な御祝いでした。 ここ数年は、村のなかでは大規模な公共工事が予想されておることから、関係する方々は大きな期待を寄せているようです。 しかし、この事業が一段落したあとをどう企業活動に結びつけるかが大きな課題であり、今からその対策に当たって準備することが肝要であろうと感じているところです。

反一極集中が経済回復

dsc_23721dsc_23711(講師の東京大学大学院総合文化研究科・松原隆一郎教授)

今月の魁政経懇話会の講師は松原先生を招聘しての「2017年の日本経済の課題と展望」と題しての講演会であった。

レジメを準備して下さり、これに沿っての話であったが、非常にわかりやすくポイントをしっかりとつかんでの講演はとても興味のある内容でした。

数値を並べるだけではなく、グラフの意味するところやその読み方など理解しやすかった。

特に感じたの、日銀のデフレ対策と現在リフレ派と称される主張や、これに反論している方々の考え方などにずばりと切り込んでの話は、普段あ朝ののラジオ番組でほとんど毎日興味を持って聞いている経済評論家の意見などと重ね合わせて聞くことができ、とても楽しく聴講できたし、ラジオ番組での評論家の考え方なども理解できるものとなった。

現在の経済状況は東京オリンピックの2020年頃までは続くのではないか、トランプ次期大統領の主張はアメリカにとってはごく当たり前のことであってそれが結果としてでたのではないか、日米の利益は背反しているのも極自然ななりゆきであると考えられること。

アベノミクスは個人消費の増大と設備投資を期待したのであるがその方向にはならないで、現在は現在の為替相場と株価高によってその成果(?)がでているのではないか。

後半は、回復のシナリオとして、反一極集中(地方に投資し地方の活性化対策を重視する)、投資は需要のある事業に絞るべきであること、トリクルダウン(したたり落ちる事)は起きっこないのだから、地方は地方で活性化させるべき、移民政策は賃金をの引き下げ要因であり、賃金を上げれば消費者物価も上がる。地方の活性化しつつある事業を、東京に振り向けず地方で育てる、一部選手だけが盛り上がるのではなく、全員がスポーツができるような立国。を提案しつつ、奥さんと一緒に数日前から秋田県に宿泊をしながら、料理、町並み、駅前、居酒屋などを巡って地方の実態を実際に見聞した結果に基づく体験を入れての講演でした。

国土強靱化対策にも触れておられたが、私も県際の道路交通網の整備が遅れていることがそうした経済発展、観光交流の障害にもなっていることから是非意見具申を要望し、考え方などを質問させていただいた。

秋田県もそうした視点で努力をすることによって活路があるものと感じたところでした。