冬の動脈

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雪の時期になると、普段なんとなく活用している水路のありがたみが痛切に感じることになる。

この先週は、天気予報どうりかなりの大雪に見舞われた。

日曜日は村のあちこちで、雪下ろしに精を出した家庭が多かった。

家族総出の家庭もあり、屋根に上がるとあちこちで辺りほとりを見回しながらの作業で、下の方では下ろした雪を流雪水路に流し込む作業を手伝う子供たちもおった。

この水路が、集落にとっては冬における大切な雪対策の一つになっている。

村でも、この水路を整備すべく計画的に進めているが、限られた水源からの導水であり、一旦成瀬川に落としてしまうと集落での活用は難しく、それを何とか循環させるとか、あるいは一定の貯留をして再利用できないかとあれこれ思案を巡らしたり、コンサルに協力要請をしてはみたものの、なかなかまだ妙案が見つからない。

実際、発電用ダムなどでは大規模なダムを築造して、ポンプアップして水の再利用することによる発電をしているところもあることから、検討の余地はあるような気がしている。

しかし、単に流雪のための水を貯留してまでは実績がないし、流れた水と雪が溜まってしまい再利用は難しいのかなとも思う。

でも何とか別の水の活用法はあるのでないだろうか?

その点、我が村の主要な集落には基幹的な農業用水路があり、冬季の雪対策として大きな役割を果たしている。

しかし、それとても水が無限ではなく効果的な活用法は検討していかなければならないのではないだろうかと考えている。

この水路への投入も時間制を敷くとかいろんな対策の必要性は最近特に感じているところであり、集落の方々の理解と協力が絶対に大事なことである。

仲良く協力し合って、この冬も乗り切りたいものです。