雪解けの川と滝

あの雪がこんなに早く消えていくのかと思うほど雪消えが早い。 風の強いところは「しらぱて」でかなりぎっしりとお詰まって雪の消え方も遅いようである。 栗駒山に向かう国道342号線の除雪も4月1日から開始して夢仙人大橋から旧国道とのタッチ部分から開始し、9日現在全体除雪予定延長14.6㎞のうち10.6㎞進み天が沢からの急斜面にかかりだしたようで、これからが」掘割の地形を進むことになりかなり難渋しそうであるとの報告である。 この地域は風も強く、雪がいわゆる「しらぱて」が強く、ロータリー除雪車もかなり難儀しているようだ。何とか連休前の秋田県側だけでも開けることを強く希望しておるところであり頑張ってもらいたと思っている。 そんなことを思いながら、朝の散歩に叵雪(かた雪)わたりをしている。 すぐそばには、春の雪解け水を成瀬側に流し込む沢の流末が滝となって勢いよく水しぶきを上げている。その先にはササ濁りの雪解け水を満々と湛えて周囲の雪を見ながら激流となって勢いを増している。 自然界のすごさを目の当たりにして、元気が出てくる春の光景である。 間もなく、山々の梢も赤さをまして芽吹きの季節になるであろう。 いよいよである。 そんな季節の昨日は、甥の葬儀があり、流れゆく川を見つめつつ、流れの先と重ね合わせてしばしその思いにふけったところでした。

季節と体調

季節の変わり目の体調維持管理は大事である。 これが若い世代はそうでもないかもしれませんが、一定の年齢になると抵抗力がなくなるのか天候の変化にどうしてもついていけなくなるようである。 わたくしもこの時期になると冬の疲れがどうしても出てきてしまい、毎年のように風邪をひいたりしてしまう。たいていは気管支炎のようなもので、耳鼻科受診で割と早く元に戻る。 そんなことを思いながら、欠かさずうがいと手洗いだけは結構まめにやっているせいか今のところ大丈夫なようです。 これは実際子供たちにも言えることで、学校などでも徹底しているようで、我が家の孫たちも比較的やっているようだ。 そんな季節の移り変わりには、亡くなる方もどうしたわけか多い。 きっとそうした季節の変化と体調の維持に密接な関係があるように思えてくる。 一昨日の夕方、まだ50歳代の若い甥が長い闘病生活で入院していたが、調子が悪そうだとの連絡を受けて病院に駆けつけた。 数日前からかなり弱っていたので覚悟はしていたが、やはり駄目であった。 あまりに短い一生に愕然とした。 赤ん坊のころは、そんなに多くはなかったが、泣くとよくおんぶをして夕方の暗くなるころに子守をして外に出て歩いたことがまざまざと思い起こされて、なかなか寝付けなかった。 不思議なもので、そのおんぶした感覚が突然背中に感じられてくるから、どこかにそうした感覚がしっかりと残っているものなんです。 悲しいというよりも、どこかむなしい思いのほうが強い。 あまり苦しまなかったようですが、実はそうではなかったのではないかと思ったりすると何もしてやれなかったことに「ごめんな」と言うしかない。 部屋から見える裏山の雪の斜面も、春風に吹かれてきれいな紋様を表し、樹木の根元も丸く消えだしきれいな紋様を描いています。 そんな風景をしばらくぼんやりとみています。 あなたは今年のこの紋様は見ないでしまったのですね。でも、あなたが旅する西方浄土のほうはもっともっときれいなことでしょう。 ゆっくり休め!

小・中学校入学式

(小学校入学式の模様)   (中学校入学式の模様) 昨日の午前中に東成瀬小学校に14名が、午後からは東成瀬中学校に21名が入学した。 底冷えのする少し雨模様の天気ではあったが、子供たちの元気さと、保護者の皆さんの若さが会場を圧倒しているように感じられた。 それぞれで来賓のあいさつをさせていただいているが、毎年同じような挨拶をするのもなんだか気が引けるものですから、いろいろと考えてみるにはみるんですがなかなか気の利いた挨拶は難しい。 そうした能力のなさにはどうしようもなく落ち込んでしまいがちである。 だからと言って、自分でも理解できないような「名言集」からの引用もどうかと思う一方、第一聞いている子供たちだって何言っているんだとなったら全くの無駄な時間となってしまう。 そこで、できるだけ平易でわかりやすい言葉で語りかけるようにし、故事来歴の類、名言集からの引用で長々と、原稿を読むといったことだけはしないようにこれまで通してきたので、普段から考えていることなどの身近な行動、礼儀、前向きになるような心構えなどを中心にして話している。 立派なことを言おうとしても現実味のない言葉では、せっかくの機会ですから何にもならないように感じている。 しかし、そうした挨拶が、果たして理解してもらっているかどうか、はなはだ怪しげではあります。 そうした挨拶の悩みは結構きついものがあります。 とにかく、難しいものがありますなー。しかも、ご案内をいただいて聞いておられるであろうご来賓のほとんどは午前午後とも同じですから、挨拶も工夫しなければならないことにもなる次第。 小学校1年生のあいさつでは、挨拶のできる子供、朝ごはんをしっかり食べて健康であること、保護者の皆さんには、子供の目線で育てていってほしいと希望しました。 中学校では、小学校の卒業式式でのそれぞれが発表した決意表明を目標に、最初は中学校の環境に慣れてから、その決意表明した目標に向かってじっくりと3年間、ときどき思い出しながら進んでほしいし、保護者には、感受性の強い時期、家庭でも話し合う機会がもしかしたら少なくなるかもしれないので、団らんする機会を作れるように努力をし、育ててほしいと申し上げたっところでした。 平凡ですよね。でも本音ですから。  

天気の特異日

(自宅付近での4月6日の朝夕の風景の変化) 昨日は4月6日、ネットで「こよみのページ」を見ていたら、「花冷えの特異日」の解説がされていました。 花冷えなんて我々の地方はいつのことやらと思っているのが現実であるが、4月6日は統計的に毎年この日には特異の天気が洗われる傾向が強いそうで、そうしたことから桜が満開のころに、つまり首都圏や関西地方などでは「花冷えの特異日」と呼ぶようになっているようです。 「暑さ寒さも彼岸まで」とは言いながら、きぱっと割り切れるわけではありませんので、おおよそそういった傾向にあると思ってよいようで、今年なんかはまさしく天気予報通り雪の予報であったが、朝の内はこれは晴れそうだと思った天気から、一転して雪もようで、一昨日あたりの暖かい天気から冷え込んだ天気になった。 寒の戻りの天気そのものでした。 気象学的な理由は不明なそうですが「特異の天気」には、晴れや、雨、猛暑の日、台風襲来などいろいろあるそうです。 ただし、特異日は当然のごとく地方ごとに違いがあるようです。 花冷えではなくとも、そう言われてみると4月6日前後はなんだか天気が特別なような気がする。 日記をを見てみよう。もしかして4月6日だけはつけていなかったりしているかも。

なーんにも分かりません?

なるせ保育園の新入児を迎える会があった。 子育て環境を整えるようになってから、ゼロ歳児から1・2歳児を保育園に預けて、お仕事に安心して出かけられる若い母親が急速に増加してきているようです。 今年度も、ゼロ歳児、1,2,3歳児の入園者が10人、25年度からの途中入園者が3名と全部で13人が新たに入園された。 「どうしてここにいるの?」みたいな感じで迎える会での新入園者でした。 そりゃーそうですよねー。今までそれぞれの家庭で楽しく過ごしていたんだもの。それが突然お兄さんおねーさん方がたくさんいる保育園での歓迎会、元気な歌声にびっくりしたり、何よりもこんなにたくさん人のいるところなんかびっくりしますよねー!   それが数日もするとその環境にしっかりと溶け込んでたくましく育っていくんですからその成長のすごさに驚かされます。 つい先日もそうした過程を経て、無事に卒園していった子供たちを思い起こすと、その代りように特別な感慨があった覚えがありました。 この子供たちもそうした過程を経るスタートラインに立ったわけです。 元気にたくましく育ってくれよなるせっこ! ご両親も安心してお預けをしお仕事を頑張ってください。 我々もそうした環境づくりにしっかりとお手伝いをさせてもらいます。