季節と体調
季節の変わり目の体調維持管理は大事である。
これが若い世代はそうでもないかもしれませんが、一定の年齢になると抵抗力がなくなるのか天候の変化にどうしてもついていけなくなるようである。
わたくしもこの時期になると冬の疲れがどうしても出てきてしまい、毎年のように風邪をひいたりしてしまう。たいていは気管支炎のようなもので、耳鼻科受診で割と早く元に戻る。
そんなことを思いながら、欠かさずうがいと手洗いだけは結構まめにやっているせいか今のところ大丈夫なようです。
これは実際子供たちにも言えることで、学校などでも徹底しているようで、我が家の孫たちも比較的やっているようだ。
そんな季節の移り変わりには、亡くなる方もどうしたわけか多い。
きっとそうした季節の変化と体調の維持に密接な関係があるように思えてくる。
一昨日の夕方、まだ50歳代の若い甥が長い闘病生活で入院していたが、調子が悪そうだとの連絡を受けて病院に駆けつけた。
数日前からかなり弱っていたので覚悟はしていたが、やはり駄目であった。
あまりに短い一生に愕然とした。
赤ん坊のころは、そんなに多くはなかったが、泣くとよくおんぶをして夕方の暗くなるころに子守をして外に出て歩いたことがまざまざと思い起こされて、なかなか寝付けなかった。
不思議なもので、そのおんぶした感覚が突然背中に感じられてくるから、どこかにそうした感覚がしっかりと残っているものなんです。
悲しいというよりも、どこかむなしい思いのほうが強い。
あまり苦しまなかったようですが、実はそうではなかったのではないかと思ったりすると何もしてやれなかったことに「ごめんな」と言うしかない。
部屋から見える裏山の雪の斜面も、春風に吹かれてきれいな紋様を表し、樹木の根元も丸く消えだしきれいな紋様を描いています。
そんな風景をしばらくぼんやりとみています。
あなたは今年のこの紋様は見ないでしまったのですね。でも、あなたが旅する西方浄土のほうはもっともっときれいなことでしょう。
ゆっくり休め!