小・中学校入学式
(小学校入学式の模様)
(中学校入学式の模様)
昨日の午前中に東成瀬小学校に14名が、午後からは東成瀬中学校に21名が入学した。
底冷えのする少し雨模様の天気ではあったが、子供たちの元気さと、保護者の皆さんの若さが会場を圧倒しているように感じられた。
それぞれで来賓のあいさつをさせていただいているが、毎年同じような挨拶をするのもなんだか気が引けるものですから、いろいろと考えてみるにはみるんですがなかなか気の利いた挨拶は難しい。
そうした能力のなさにはどうしようもなく落ち込んでしまいがちである。
だからと言って、自分でも理解できないような「名言集」からの引用もどうかと思う一方、第一聞いている子供たちだって何言っているんだとなったら全くの無駄な時間となってしまう。
そこで、できるだけ平易でわかりやすい言葉で語りかけるようにし、故事来歴の類、名言集からの引用で長々と、原稿を読むといったことだけはしないようにこれまで通してきたので、普段から考えていることなどの身近な行動、礼儀、前向きになるような心構えなどを中心にして話している。
立派なことを言おうとしても現実味のない言葉では、せっかくの機会ですから何にもならないように感じている。
しかし、そうした挨拶が、果たして理解してもらっているかどうか、はなはだ怪しげではあります。
そうした挨拶の悩みは結構きついものがあります。
とにかく、難しいものがありますなー。しかも、ご案内をいただいて聞いておられるであろうご来賓のほとんどは午前午後とも同じですから、挨拶も工夫しなければならないことにもなる次第。
小学校1年生のあいさつでは、挨拶のできる子供、朝ごはんをしっかり食べて健康であること、保護者の皆さんには、子供の目線で育てていってほしいと希望しました。
中学校では、小学校の卒業式式でのそれぞれが発表した決意表明を目標に、最初は中学校の環境に慣れてから、その決意表明した目標に向かってじっくりと3年間、ときどき思い出しながら進んでほしいし、保護者には、感受性の強い時期、家庭でも話し合う機会がもしかしたら少なくなるかもしれないので、団らんする機会を作れるように努力をし、育ててほしいと申し上げたっところでした。
平凡ですよね。でも本音ですから。