年末年始の出動式

横手警察署管内の、年末年始の犯罪事故防止を呼びかける、関係者による出動式が行われた。 数年前にも出席し、普段から御難儀をかけている交通指導隊、防犯指導隊など交通安全、防犯予防に係わっておられる方々に対し激励とお礼を申し上げるべく出席した。 今回は横手市長さんは、折から議会開会中とあって、出席できなかったが、横手警察署長の事故概況、その対応策などについての話があり、関係者の皆さんもその安全運動の必要性強く認識されたものと思っている。 私からは、普段からの活動に謝意を表し、皆さんが活動しやすい環境を作るのが我々行政の分担であり、健康にご留意しがんばっていただきたい旨のご挨拶をさせていただいた。 出動式の最後はよこてレインボーパトロール隊長の藤本さんの力強い出動宣言で出発式を終えた。 その後、パトカーの先導で各地区からの指導車のパレードによって師走の市内に向けて出発した。

12月定例議会開会

12月定例議会が開会された。 開会にあたって、村政の執行状況と当面する村政運営の方針などを申し上げ、議会に対しご協力とご理解をいただくようにお願いをしたところでした。 行政報告については、所管する事項について最も詳しいそれぞれの所管課長から報告を記述して報告させてもらっている。 私からは、そうしたことを含めて、今後の方向を示すための考え方を定例議会ごとに述べさせてもらっている。 今回は、畜産公共事業に対する基本姿勢、湧出した「山ゆり温泉」の効能と今後の営業方針、活用など、また、成瀬ダムが本体工事着工に向けた工事と調査事業が急ピッチななってきており、これに呼応して、水現地対策特別措置法に基づく計画の具体化に向けた作業がスケジュールとして上ってきておることから、これに対しての基本的な方針の準備に入ること、また地域防災計画の改定に向けての取り組みと、ラジオ放送の難聴地域解消に向けての方針と運動の展開、その進捗状況などについて具体的に申し上げた。 また、地域おこし協力隊による、水戸市での「東成瀬村食堂」の開設とそこでの「東成瀬村定食」の紹介、これを先鞭にした「東成瀬」という冠を付けた、物産、農産物の販売と宣伝に力を入れていきたい旨を申し上げた。 このほか、農業対策、TPP問題、減反政策などにも触れさせていただいた。 12月1日の民生児童委員の委嘱、消防団幹部の人事などについても触れての冒頭のあいさつとさせていただいた。 会期は12月13日までの5日間で、11日には一般質問がありその準備に忙しい。 このたびの議会では来年から始まる、これまで3、6、9、12月の4回開催されていた定例議会の会期を1回にすることの通年議会関係議案が提案されることになっている。 これは、議会改革の一環であるものと理解しているし、議会の意向を尊重したいとする考え方であります。 今朝の風景です。 赤が見事です。  

交通安全住民の集い

image image 交通安全協会東成瀬支部主催の「第9回交通安全住民の集い」が交流施設「ゆるるん」でほぼ満席の参加者で盛大に開催された。 親会である増田地区の会長も来賓として出席されていたが、その参加者の多さにびっくりしておられた。 年々集いの内容も充実し、10時30分から始まり、昼食も会費制で、全員が楽しく昼食を取りながら、午後からの県警の寸劇、村の芸文協の協力で歌や踊り、など午後3時過ぎまで盛り沢山のイベントとなった。 昨年は、飲酒運転ゼロ運動で堂々の一位となったが、今年は残念なことに、2件の検挙者がありほとんど最下位に転落という結果になりそうである。 しかも、そのうち、1件はお昼に酒を飲んだとかで、とんでもないことをしてくれたものです。 皆がこうした形で、講習会や安全運動に参加して、事故、違反をしないように頑張っているのにとても残念でならない。 今年も間もなく終わりです。 来年こそは、いや、これからもこうした、事故、違反のない村になるよう皆で注意しあい、いやなことであってもはっきりと注意するなり、酒を飲んだら運転をさせないよう厳しい姿勢でいきたいものです。

引きこもり対策を研修

行政改革の名のもとに自治体や福祉団体が参画していた各種団体の活動が、整理統合され、それにしたがって活動もかなり活性化どころか、後退したように感じている。 その一つに、湯沢雄勝地域の社会福祉協議会の連合組織も解散した。 しかし、その必要性、役割を考えたとき、お互いに社会福祉活動の連絡提携の必要性があるとして、独自の組織を作り細々ながら活動を展開している。 先日その郡市社会福祉協議会役職員研修会が開かれた。 研修会にはおよそ50人が参加し、秋田市から大屋みはるさんを迎えて、「ひきこもり対策」についての講演をお聞きした。 全く新しい分野の活動で多少戸惑いもあったが、現実には都市部を中心にこの問題はおおきな社会問題でもあり、とても参考になった。 講演の中で、若者が秋田から出ていく動機、とどまっている動機なども紹介され、全く新しいい視点での話を伺うことができた。 若者の中に結構、ひきこもりがあり、その相談活動に実際あたっておられる講師の話しであり、若者がなぜそうした状況に追い込まれているのかを考えるとき、大いに参考になった。 やはりこうした組織はしっかりと機能するように行政としても支援の必要があるように感じたどうでしょうか。

親思い

米寿を迎えられているような方は、何事にも興味を持ち、集まりにも参加するし、自らも健康を考えて体を動かす運動なども積極的であるように感じている。 更に、ひとり暮らしだと、情報も得るように広報なども丁寧に見てくれているようだ。 ところが、活字が小さいと、読みにくいし、読むこともままならないで困ってしまうという話は時々聞くことがある。 そうしたこともあって、広報「東成瀬」の活字を大きくできないだろうかと提案したところ、先月号から大きくしてくれたようである。 それでも、米寿を迎えられた方々はとても難儀しているようである。 どうしたものかと悩んでいたら、先日訪問した方は、何やらテレビの横にパソコンがある。ところがキーボードもないし、関連する機器もない。はてなんだろうと思って、「ばーちゃん、パソコンやるの」とお聞きしたところ、「これが、新聞や広報、雑誌など読むときのものだ」と言って、手元のスイッチを2回ほど押した。そうしたら一つ目のスイッチは、画面に入れるスイッチ、もう一つは四角いプラスチックに、小さな拡大鏡がセットされたカメラに入るスイッチであった。 その拡大鏡は、ピントが合うようにしっかりとセッテンぐグされており、活字が大きく画面で読めるようになっていた。 その四角いプラスチック製を手で操作をして、自由に活字を読めるようになっていた。 これで何でも読める!という。 これはすごい!と思ってさらに聞くと、「息子が作ってきてくれたのだ」という。 母親と遠く離れて暮らしていて、読みたいものもあるだろと思い、考えて特別に作ってくれたようです。 お仕事もそうした関連の機器関係の製造、保守管理を個人でやっておられるとのことで納得した。 それにしても、遠く離れて親を思い、その不便さを少しでも和らげようとするお気持ちに感動してしまった。 なかなかできるものではありませんよ。 「親思い」の鑑を見た感じを持ちつつ退出した。