休日の都内は閑散

image 成瀬会を終えて、ホテルから帰路に就く。 都内、特に泊まったホテル周辺は閑散としていた。 こういうときに忙しいのは、高層ビルなどの窓掃除点検でしょう。 あんな高い所からロープ二本でぶら下がり、しっかりと手早く作業中!次々と移動、こんな方々の作業賃金も高いだろうなー!なんて、詰まらない事を考えてパチり。 三連休の最後、乗り物は結構混んでいました。 成瀬会に参加してくれた方々からメールもどんどん入っていました。 参加すると、いろんな方と会えるし、話すことができてすごく楽しいとのこと。同級生とも会えてとっても良かった! こんな形で広がりを見せてくれると嬉しい限りです。 特に、段階の世代の方々にそうした動きがあり、期待したい。

大盛会の成瀬会

    25回目を迎える首都圏成瀬会の総会が東京都文京区の椿山荘で開催された。 この会場は2回目で首都圏の方々もめったに行くこともないようで、参加者もそのせいか村からのふるさとの味を担当してくれた商工会婦人部の方や、一般参加者を含めて、200人を超える盛大な総会となった。 秋田県人会長、湯沢会長、胆沢会の会長さん方や役員さんがた、国会議員秘書、秋田魁新報社東京支社長、漫画家の高橋よしひろさんなどもおいで頂き、大変な盛会であった。 持ち込んだ納豆汁も漬け物、そのほかも大好評で、皆さん久し振りの故郷の味と、成瀬言葉を存分に使っての語らいに大満足であったように感じた。 まさか、椿山荘で持ち込みの納豆汁と漬け物!匂いもあり無理かと思ったのに、役員さんがたや椿山荘の総支配人であった冨田さんのお計らいもあったのでしょう、そのご無理で皆さんから喜んで頂き嬉しかった。 多くの ふるさと会が各市町村で開催されているが、これだけ盛会なのは珍しいようです。 最後は、北国の春、ああ上駅、故郷を全員で歌い締めくくった。

座談会終わる

image image 本年度最後の座談会地域である大柳地区にも沢山の参加者で開催できた。 地域ごとの課題は違い、我々が気をつけなければならないことも多くあった。 当然配慮しなければならないこともあり、反省させられた。 検診の事後指導のあり方、工事に関わる村有地であっても入り会い地の確認と協議のあり方など私たち責任者としての指導の不足が露呈した案件もあり、今後十分な打ち合わせ指導が必要であることが課題としてだされたかたちであった。 しっかりと方向性を示した指導が必要であることを確認したい。 テレビの共同視対策、ダム関連工事の車両通行における安全運転対策の徹底、防災無線工事における屋外放送設備の設置個所の確認など地域のもつ特性、活用のあり方などしっかりと確認し、地域に密着した行政運営を心掛けていかなければならないことが多くあった座談会であった。 皆さんありがとうございました。 終わって昨日は夕方上京した。 今年最後かと思われるゴルフコンペがあったが、全く残念無念ながら、間に合いそうもなく参加できなかった。 これもやむなし!か。トホホホ! 朝の散歩には孫が付いて来て、ふとみると、腕にカマキリをつけての散歩! 家の中には、このカマキリが産卵したのを 後でみせてくれるそうです。

久しぶりのお客さん

米国のデンバーで「日本館」を運営されておられ、すでに米国生活40年近くなり、国籍も取得し、大活躍されておられる秋田市出身の本間学さんが突然昨日のお昼前に役場に来られた。 村には10年ぶりとかで、秋田市に二人の姉がおられしばらく会っていないので来てみたとのこと。 本間さんとのおつきあいは、ほぼ20年以上も前からで、日本の武道、日本の文化などを普及する目的でデンバーに日本館を設立し、道場を作り米国にその普及をする傍ら、日本との交流を積極的に進めてこられた方です。 本間さんが、合気道や居合い、剣道、柔道、茶道などの指導を通じて、多くの知己を得て、その活動は米国内に発展していったようです。 当時、生徒と共に定期的に日本文化を知るために日本訪問をしておられ、日本国内を案内しておられたようです。 ちょうどその頃村で行っていた「仙人修行」のイベントが、佐々木桂さんの取材によって紹介されておった「じゃらん」が本間さんの目にとまり、生徒にもその修行をさせてみようと言うことになり、村を生徒共に訪問し、実際に座禅体験をし、ホームステイをし、お寺に泊まり、断食も経験させ、村の春祭りなども実際に経験してもらった。 その生徒は、いろんな職業の方々で、パイロット、医師、弁護士、学生、コック、軍人など多種多様でいかにもアメリカらしいお国柄であるように感じた。 そうしたことが縁となって、村からも役場職員、農協職員、商工会員、青年会員、一般村民、高校生など実に50名近くの村民をデンバーの日本館に派遣し、米国文化に直接触れていただいた。 この際には、ボランテア活動、給食サービス、なども経験させていただいた。 職員二人には、それぞれ約3ヶ月の滞在研修もさせてもらった。 平成3年頃から始まりその後約10年以上もその事業を継続したが、派遣する対象者がそれぞれの事情もあり、派遣できる状況になくなり、本間さんも活動のステージが米国ばかりでなく海外にも展開されるようになり、その後は一端中断しているがチャンスがあったら是非再開したいとも考えているところです。 相互交流の合計数は130名近くにもなることにもなります。 日本館では、こうした研修については今後もいつでも受け入れ可能で積極的に協力をしてくださるとのことで、これからの子供たちにあるいは若い世代にこの日本館を通じて交流が深まり、研修の機会ができることは大切なことであるようにも考えられる。 そうした矢先の本間さんの突然の来訪に驚いているところです。 現在、本間さんはアジアのミャンマー、タイ、フイリッピンなどで「孤児」の救済活動や教育、技術指導のための活動を展開しており、これらの国に10カ所の施設を作り、約1200人の孤児の救済に当たっておられるようです。  

論調

農政を取り巻く急激な動きと地方財政に対する新聞などの論調にもいろいろな考え方があるようで考えさせられことがあります。 まず農政では、米の過剰米対策として長年続けてきた作付面積の減反対策について、政府与党では、一定の期限を切って廃止する方向であるようである。 これに対して、面積要件によっては一定の面積ついては保証制度の導入があるようであるし、山間地対策としての農地の保全のためにも、何らかの制度導入が検討されているようだ。 より具体的になってこないとわからないことが多いのであるが、相当大きな課題として議論されなければならない問題ではないだろうか。 この問題では毎日のように新聞などでの報道がなされているが、姿が見えてこない。政府与党ともかなり難しいい判断を迫られているようでもある。 かっては、これに対し記憶が確かではないが、マスコミなどは猛烈な反対の論陣を張っていたのではなかっただろうか? 時折、トーンダウンしたりしてしまってもいたように思っているが違っていただろうか。 それはそれとして、今回の制度廃止には、当然伏線として、農地の中間管理機構の問題も出てくるだろうし、TPP問題も絡んで来るであろうと思われる。かなり複雑な問題でもあるように思われる。県では減反制度廃止はやむ終えないことで協力しなければならないだろうとの見解であるようですし、直接農家と係わる我々はどんな対応が必要なのか具体的に検討を進めなければならないだろうと考えている。 まずは、一律の制度導入だけでは解決が難しいことが予測されることから、中山間地、急傾斜地農地対策への十分な配慮制度の導入などを求めていく必要があるように感じている。 一方、地方財政対策として、総務省では地方税改革で地方に配慮した制度改革を目指しておるようで、大変結構なことであると思っている。 なぜなら、これまでも法人税は大都市、特に東京や愛知など有力な企業が集中している自治体に納税され、潤っている。 そうした税制の偏りを平準化し、法人税の一定割合で地方にも回す制度を導入している。 今回の改訂でもそうした理念の元に改革しようとしているのに、一部の論調では、そもそも論で、地方自治体はその地域で納められる税金で自治体を運営すべきであるのが本筋で、今回の改正はその原則にそぐわないとおっしゃるのである。 そもそも論から言えば、たとえば大企業が地方で稼いでもその税金は本社機能のある自治体の税金として入る矛盾もあるのではないか。 同時に、均衡ある国土の発展のためには、こうした税金をいったん国庫に納め、それから一定の制度の下に地方にも回し、国全体が協力し合って発展していくべきものと考えるとき、そうした論調は、どうしても納得しかねることが多い。 もう少し、国全体を考え、地方の持つ役割、果たす役割、果たしてきた役割などを見渡した視野で論陣を張っておられるとは思いますが、十分な配慮がほしいし、世論をリードしていただきたいものです。 夕暮れも早まって参りました、朝晩は寒さが一段と厳しくなってきています。 きれいな水を作り、自然を守り地方の役割をしっかりと果している我々山村地域に対してもしっかりとした理解を示していただく努力もまた必要なのではないか。 そんな環境の中で懸命に住民とともにより良い生活のために努力しているところに、往復ビンタみたいな論陣を張られたんでは堪ったものではありません。