カテゴリー別アーカイブ: 農業

直売所に日参

朝の出かける先は普通の散歩コースにある直売所がある。 子の直売所の目当ては、野菜、特にトマトの「桃太郎」と「麗華」のほかキューリ、インゲン、キャベツ、なす、枝豆の「香り五葉」などであるが、時間が遅くなるとわずかな時間帯で売り切れてしまっている。 おいしい野菜は、どこの直売所もそのような状況で、量的にもたくさん出しているわけではなく、お客さんも、もしかして固定しているのかもしれない。 一定の時間になると出している野菜のすべてが完全に売り切れてしまっていることがそれを物語っているように思える。 ここいら辺りの直売所の野菜は、EMぼかしなどをふんだんに使っていることでもよく知られているし、それぞれの農家の顔も十分に知っていての信頼関係があるのかもしれません。 安全で安心してしかも、農家の顔が見えての野菜には消費者との完全な一体感さえ感じられるようにも思える。 無人販売所、直売所とはお互いの信頼関係がしっかりと築かれているのである。 孫たちも、売る人がおらなくともお金を入れる、払うという経験にも役立っている。

お盆前に一段落

朝の一番に第三セクターの職員に決算手当(夏のボーナス)をお渡しした。昨年度の決算期、職員にはいろいろな意味での取り組みをお願いし、その結果単年度の黒字決算となった。もちろん東電からの補償金などもありましたが、何よりも、会社経営の基本にかかわる改善、意識の徹底が浸透したことがあると判断できたし、その結果が決算に数字で示されたものと考えている。  この傾向をしっかりと継続していくことを期待してのボーナスとしたものです。わずかではあるが、しばらくぶりのボーナスであり、私としても少し職員に報いることができてほっとしているところである。  時間もなく直ちに、臨時議会を招集しており、この会社の決算状況を報告し、臨時議会で補正予算案をご審議していただき可決していただいた。  内容は、新たな温泉の泉質が、PH値が9.8と高くまた、硫化水素値も高く、そのまま放流できず、それぞれ処理施設により処理の上放流する装置の工事が必要なことから、補正予算を編成したものです。  また、防災デジタル無線(同報系)施設整備事業を今年と26年度で整備する為の継続費の設定、全県消防大会経費など1億6640万円を追加する補正予算で、総額35億3千55万7千円の予算となります。  この補正予算を原案通り可決していただき、温泉の施設整備に拍車がかかり、さらに、防災無線工事にも早期の整備に向けて計画を進めていくことができることになります。  この議会で、新温泉の名称を「やまゆり」温泉とすることを名称公募選定委員会の審議を経て決定したことも報告させていただいた。  この議会終了後には、山形新幹線の大曲までの延伸期成同盟会の総会が開かれ出席した。  相互交流の必要性、新幹線が延伸したからと言って必ずしも地域の活性化には直ちにはつながらいことを新庄市長さんがあいさつの中でで述べられていたことが印象的であった。つまり、駅周辺のみは賑やかになるが、地域全体にその効果が広がるようにするためには、総合的な交流、多面的な施策がなければならないことを述べておられるのであると感じた。  国会議員3名県議会議員4名も出席しておられました。県からは課長が知事代理として出席されていた。  終わって、山形鉄道株式会社の公募社長・野村氏のユニークな経験、経営術などの講演があった。  夕方には、滝ノ沢地区の夏祭りがありこれにも参加した。最近目覚ましいい地域活動をしている地区で、こんなに劇的に変わった地域も珍しい。  活動内容も豊富で、毎週農林産物の直売施設の運営やら、村での集落営農の本格的な法人を立ち上げ村の農業の先導役を果たしてくれているなど、本当に目覚ましい活発な活動をしてくれている。  今年から村で募集した「地域おこし協力隊」に応募した中村君、佐藤君の二人も子の夏祭りに参加し、地域の方々と積極的に活動に参加する役割を作ってくれ、その場で活動の状況などを紹介するなど、幅広い範囲での活動をしてくれ嬉しい限りです。  そんなこんなで、この地域でも生ビールを飲み、手作りのごちそうがバイキング方式で提供され、孫たちも連れて行っておにぎりやら、焼きそば、かき氷、野菜、煮つけ、お好み焼き、さらには金魚すくいを楽しんだ。おまけにお楽しみ抽選会などでは一番に当たり、特性リンゴジュースをひと箱いただいてしまった。  それはそれは盛りだくさんの内容で、会場は帰省客やらほかの地域からのお客さんでいっぱいであった。

活発な地域おこし

        山村振興の東北・北海道ブロック研修の二日目は、青森県の田舎館村の「田んぼアート」を視察、21回目になるそうで始めた当初は全く関心がなかったようであるが、なぜ田んぼアートなのか?日本に稲作が九州に入ってから約2、100年前それから400年後に、この津軽平野の山もなければ海もない、平野に稲作が根付いたことに由来するようであり、その後大洪水によりすべての田んぼが流され残るは、男女の足跡のみの遺跡が発見された。 九種類のイネの苗を専門の農家に植えてもらい、見事なアートとして完成されていた、始めた当初は平面的であったようであるが、城郭に見立てられた役場庁舎に展望台が作られ、遠近法による作付けが絵画の先生の指導により行われ、視察者も増え続け、展望台に上るには、混むときは1、2時間待ちといった状況になった、その対策に苦慮しているようであった。現在は入場者から一人当たり1,000円を落としてもらうために食事やらお土産やらといろいろ考えているとのこと、それだけで、20万人の入場者ですから2億円!すごいことです。 次には何を考えられるんだろうと思ってしまった。また言ってみたいところです。どう変わっているか!今年の作品は、梅沢富富夫さんに町長がお会いした際に花魁姿を参考にすることをご了解していただいたとのことで、傑作であるようです。もう一つはハリウッドスターであるが、その名前を使うと何か問題があるようでそうした名称にしているとのことであった。とにかく、秋田青森が豪雨でその一瞬の晴れ間の視察はとてもきれいで鮮やかであった。第二展示場には、「ウルトラマン」が車から見ることができた。 次の視察地、板柳町では青森県がリンゴ生産の約60%を占める中で第5位に位置しながら病害虫や災害などで生産が大きく減少し危機的状況の中で、林檎に変わる町おこしの方向を探るるために、7人の職員を全国に1年間調査派遣をして探った結果、結論は「リンゴ生産」にやはりかけるべきであるとのことから、リンゴの研究施設、二次加工生産、工業製品など総合的な総額22億円による施設整備により大きく変革をしている様子を視察をした。 町長のリーダーシップで次々に打ち出される施策を着実に実行している様子がうかがえた。 青森での視察コースの一つになっているようである。県を挙げての支援も集中的で効果的なものがった。 国の省庁の方々の事務担当者とも十分に話し合うこともできたし、今後のつながりを大事にしたいし、地域おこしの発想の転換、確認、ある意味での開きなおりも重要であるように感じた。 田舎館村の役場庁舎は青森県では最も豪華だそうですし、板柳町のふるさとセンター(写真)を中心とした整備は集中的で周辺には宿泊施設、温泉付きコテージなどお土産、食事、体験施設など集中的に整備されていた。 ところで、食事は必ずそのたびごとに夏でも貝焼き鍋がついていた。暑いのにです。面白いものです。これも食文化かな?

山村振興を話し合う

image image image image 指定山村の振興対策について、制度活用と制度の充実などを政府の担当と東北・北海道の指定山村の代表が意見交換しあう研修会が青森市で行われた。 毎年行われている会合で、今年は、各省庁の縦割り制度ではなく、総合的なパッケージとしての制度化が強く求められたことが大きな特徴であった。 これは、縦割りの各省庁個別対策行政からトータルな山村地域対策を求めるある意味では、かなり踏み込んだ意見が具体的な形として表れたものと考えている。 それはそれとして、各省庁の担当と当面する対策について、具体的な話し合う機会でもあり、それはそれとして意義があるものと考えている。 それにしても、各省庁とも沢山の制度があるものであると思った。 それを活用しないてはありません。 この前の理事会で提案したNHK第一ラジオ放送難視聴対策を再度申し入れたところ、中谷会長が急遽要望を指示し、一歩前進したように感じた。

豊富な農産物

無人販売所や村内に二つある物産販売所に、特産の真っ赤に熟れたトマトや小玉スイカ、枝豆、きゅうり、なす、キャベツ、ジャガイモ、じゃんぼいんげん(これが柔らかくて煮つけなどには最高!)、新たに取り組んだ水耕栽培のサンチュなど、実に豊富な朝どり野菜が並ぶようになった。 何といっても、冷涼な気候と、豊富な水など農産物には適した我が村の良さが野菜にもしっかりとその味や新鮮さと安心感で消費者に喜ばれ完売状態が続いている。 これに、山菜も出てきているし、作付が増えているリンドウも直売所などに彩りを添えている。 安くて、おいしく安全な野菜などを知ったお客さんがたは年々増えてきている。 農家の方々も楽しそうに出品してくれている。 多少の形崩れはどうであれ、その良さを十分に理解してくれているからお客さんは増えているのでしょうし、農家の方々も作る励みになっているようである。 いい形であると思っている。