カテゴリー別アーカイブ: 政策

342号線冬季閉鎖解除

DSC_0363[1]           DSC_0359[1] 国道342号線が待ちに待った冬季閉鎖からやっと解除された。 今年は雪が少なく除雪も順調に進み、当初では28日の解除予定が二日前倒しで通行できるようになり、26日正午に通行できるようになった。 道路交通の安全と栗駒山登山、栗駒山荘などの施設全般の安全を祈願しての安全祈願祭と開通式を行った。 毎年のことながら、降雪状況によっては開通が不定期であるもののほぼゴールデンウイーク前には関係者の皆さんのご努力によって開通している。 ところが、県境をまたぐ国道であるために、秋田県、岩手県の管理区間があり、同時開通はなかなかままならないような状況の年もあった。 国道などの幹線道路は当然のように県境の山越えが多く、除雪の難儀さと落石などもあり苦労が絶えない管理であろうと思うが、お客さんからすると周囲の雪が消えているのになぜ通行できないんだと、抗議の電話や、行き止まりになってしまっている状況に抗議のお小言を頂戴する羽目になってしまっているのが、現場である栗駒山荘や須川高原温泉さんであり、栗駒屋(お土産屋さん)でその対応も一苦労であるようだ。 その抗議電話はもちろん我々の役場や観光協会などにもよせられている。 これも徐々に解消するよう道路整備の充実、春山除雪の早期開通に向けてこれからも努力して参りたいと思っている。 今日の開通式には秋田県から雄勝振興局の三浦局長、建設部長、工務課長、副主幹、主査などの関係者、大関県議、佐藤県議からもご出席していただき、道路視察をかねて現地も見ていただきました。 村からも、議長、産業建設委員長などからも御参加いただき安全を祈願していただきました。 残るは、国道397号線と、県道・仁郷大湯線(旧栗駒有料道路)でこれが開通しないことには、周回道路の開通にはならず、お客さんにとってはとても不便なことであり、早期の開通を期待したいし、仙台圏や首都圏からの誘客はなかなか思うようにならないことになります。県南一帯特に湯沢雄勝、横手平鹿地域にとっては重要な路線であると考えており、県境はさんでの観光事業の推進、誘客はなかなか進めにくい面がある。 いわゆる「県際観光」の重要性をこれからも発信し続けていきたいと考えているところです。

給食センター・食肉加工施設竣工式

DSC_0188[1] DSC_0197[1] 昨日は学校給食センターと食肉加工施設の竣工式が中島秋田県副知事からも出席していただき盛大に竣工式をあげることができた。 関係者約80名が出席しての竣工式で、学校給食センターはすでに3月の初旬から試験運転を始めており、食肉加工センターも現在職員募集もしており、準備はほぼ整い近く運営を開始する運びとなっています。 村が、日本短角種(赤べこ)の里復活をすべく検討を重ねていたところでしたが、畜産事業での畜舎建設、草地整備など畜産の基盤整備が整い、一次産業である畜産飼育、肥育ガスタートし、生産が始まりました。 これに呼応して、加工施設の整備によって二次産業である製造も可能となった。 残るは、販売である三次産業をどうするかと言うことになり、販売事業に一定の販路をしっかりと持つ、会社の参入により「羽後の国フアーム」が設立され、いよいよ六次化産業に大きく展開できることとなった。 秋田県からはこの会社が企業誘致として認定されこれまた大きな弾みとなることになります。 我々としては、この羽後の国フアームが大きな雇用の場となり得るわけで、地方創生計画の推進に大きく寄与することになります。 今後はこうした事業展開によって、村の活性化に積極的に関わっていきたいと考えているところですし、更に大きく事業が展開されるように期待したと思っているところです。

大きな前進

image (石黒建設部長に要望) image (県議会議長、副議長、常任委員長に要望) 約半世紀にわたって運動を展開してきた「県道、横手・東成瀬線」の整備促進期成同盟会の要望会を横手市、東成瀬村の関係者と東成瀬村岩井川、横手市山内村三ツ又の地域代表者が出席して県庁の石黒建設交通部長や課長など関係幹部に通年通行を含めた要望を強く要望した。 これには、県会議員の鶴田、柴田、土谷、大関、佐藤の5名の議員が同席してくれて強力な運動になった。 なかなか運動が手詰まり状況であったが、議員さんがたの一般質問もあり、今年は具体的な動きになりそうな要望会となった。 当面、春山の試験除雪を4月4日から始め28日には終える予定であり、この間に、危険箇所、今後の対応など具体的に検討するなど大きく前進することとなった。 最終的には、路線変更を含めた要望に結びつけて行けるようにして参りたいと考えている。 県議会でも議長、副議長、建設常任委員長も要望し、極めて前向きにしかも具体的な提案もあり頼もしく感じたしだいでした。今後に向け話し合いをすることに対して出席者も確かな手応えを感じたものと思う。 この要望の前に、秋田高規格自動車道の4車線化の要望会にも同席させていただいた。 この席上、スマートインターを横手市山内PAキングに配置できるようにとの県会議員さんから提案があり、4車線化が国交省でも具体的に検討されており、タイミングとしてはいいチャンスではないかと感じた。 これらが具体化することにより、以前に構想として提案されていた13号線の幹線とと107号線と108号線とを結ぶ縦軸が観光、物流、の重要な交流幹線道として重要度を増してくるものと考えられる。 粘り強くこうした運動を展開することが、現下の経済状況、政府の財政出動の重要性からも強く推進されることに期待したいところです。 これまでの運動に大きな光明となった要望会でありました。

28年度予算審議

予算特別委員会①予算特別委員会② 予算特別委員会③(議会の予算特別委員会の模様・議会広報提供3枚) 平成28年度予算についての審議が議会予算特別委委員で審議された。 昨日は、一般会計予算についての審議が集中的に行われた。この審議に先だって、27年度の補正予算の審議も行われ、43,897千円の補正額で総額で、43億14,107千円の予算となるものです。内訳は、歳入で地方創生加速化交付金に45,664千円、過疎債43,200千円の追加が主なもので、年度末となり各種の歳入部分の確定整理によるものです。 一方歳出では、電算化機器とマイナンバー制度導入による電算化のセキュリテイ対策費用、とこれに関連しての庁舎改修対策、地方創生加速化交付金53,000千円、財政基金積立金98,000千円などの追加事業、他事業完了見込みによる整理によるものであります。 28年度予算については、一般会計で37億38,000千円の予算を計上しました。 主な事業は、地方創生事業を中心にして給食センター・食肉加工センターの外構工事、定住促進住宅土地造成工事、循環拠点施設整備工事(籾殻肥料など)などに3億26,000千円、幸寿苑の改修工事に1億80,420千円、観光施設の改修工事として1億31,330千円、道路工事1億27,500千円等が主な内容であります。 特別会計では、診療所に骨密度測定器を整備します。簡易水道事業では7億65,200千円を予算化して早い時期の給水を目指して参ります。 国の予算も年度内成立の見込みでもありますが、地方創生加速化事業などは28年度での具体的な事業となりますが、より効率的に執行して村の発展のため精一杯努力して参りたいと考えております。 食肉加工センターも指定管理者制度によりこの4月から具体的に運営することになり、ここでの雇用が村としても大きな期待を寄せているところであり、六次化産業の先鞭をつけてもらえるように村としても多いに支援し協力しながら、県からもご指導ご協力を頂けるように努力しなければなりません。 過疎法も28年度から5年間延長されることとなっており、改正過疎法もソフト事業を中心に充実されておることからその制度を活用して、地方創生対策との抱き合わせによる事業展開にはいろいろと工夫をしなければならないものと考えておりところであります。 教育関係でも視察者も多くまた一方では、新たな動きもあるようでそれらに対する積極的な動きも必要であると考えているところです。 村政はとどまっていてはなりません。しっかりとそうした中央や、社会との環境の変化に柔軟に対応しつつ、これまで同じような対策ではなく、常に変化に対応できるように、しかもそのような村を取り巻く環境の中で、前進できるように努力をしたい。 一つ一つの事業内容に事細かにこだわることなく、全体として村の進むべき方向がどうあるべきかを視点においた議論をしつつ、より建設的な結果が期待できるようにして参りたいものである。    

中華で味わう東成瀬

image (麻婆豆腐料理中) image (絶妙な味!) image (スタッフ) image (記念写真) image (多くのお客さん) image image (エビチリもプチプチの食感が凄い!) image (一番最初にあかべこの食材が!) 日本短角種(赤牛・あかべこ)の生産から加工食品までの一貫した産地化を目指して取り組んでいるわたくしたち東成瀬村の行政施策を、内外に展開するための活動として「幻の短角牛と東成瀬の特産品×料理の鉄人」による中華料理の食事会を開催した。 料理の鉄人・陳建一氏を招いてのこの企画には160名の限定で前売り券を発売するとほぼ同時に完売する状況で、会場は村内外からお出でいただき大変好評であった。 東京など多くの四川飯店を経営されておりながらも中華調理の指導にも積極的な陳氏は、軽妙な話術を披露しながらも、自ら厨房に立ちスタッフを指示し160名のお客さんにタイミングよく8品の中華メニューを出しその中華料理の神髄を披露してくださいました。 特に、マーボ豆腐は決してスタッフ任せにすることなく自ら調理するという厳しい姿勢は一方で見せていました。我々地方では本格的な中華料理をめったに口にすることはなく絶好の機会であったし、とてもおいしくいただきました。 もちろん、今回の目的である赤牛の肉を使った料理も2点ほど入っていましたし、村の特産品も使っていただきました。 この後、陳建一氏が提供してくださいました特別メニューが提供することができるようになる予定となっています。 こうご期待です!