カテゴリー別アーカイブ: 地域興し

建国記念の日

  建国記念の日の昨日は、好天に恵まれ朝から青空がのぞく気分のいい日でした。 朝から行事が入っており朝ごはんもそこそこに9時にはスキー場での挨拶に出かけた。 32回目になる横手市・平鹿郡の教職員スキー大会が、ついに今回を最後に残念ながら休むことになったとのことで、終わりにあたっての挨拶をさせてもらった。 郡市単位でのこうした冬の行事はほとんど行われない中で、よくぞこれまで続けてこられたものであると感心していたが、ついに参加者も20名を切るような状況から休止ということになったようです。 事務局も非常にまじめな方々ばかりで、わが村のスキークラブなどとも連絡を取りスキーの普及に大きな役割を果たしたものと思っている。 かっては、私の高校のときの遠藤五平先生もこの大会には出場しておられ、スキー場で会うと「おー元気でやっているか」とただそれだけで、にやりと笑って豪快に滑りまくっていたことがつい昨日のように思い出された。 先生方とは、おかげさまでいろいろな機会にご一緒するときもあり懐かしい大会であった。 先生方も、若い世代の先生方にはあまりスキーをやる方も少ないようで、どうしても年配になってしまったようです。 スキー場には、シニアスキークラブ員を募集しており、それに加入してこれからもぜひスキーを楽しんでいただきたいことを申し上げて挨拶にさせていただいた。 この後、孫とスキーをやり、午後からの横手市増田の重要伝統的建造物群保存地区選定記念シンポジュームと祝賀会さらに岩井川地区の地域づくり推進協議会と大黒学級、役場民生課などとの共催事業である桂三若師による落語会が行われ、そのあとの懇親会など盛りだくさんの事業が詰まった一日であった。 スキー場も久しぶりの好天で、お客さん多くほっとしたところでした。 大学3校のスキー部合宿も行われ、激しいポール挑戦も見学でき、子供たちにも良い刺激になっているようでした。 好天の祝日で建国記念の日様様でした。

農業の6次産業化

最近の農業における活路としての方向性は常に「6次産業化」が声高に提唱されて久しい。 このこと自体はよく理解できるが、具体的にどのような方向に進むべきか、何を主体にし、どのような手法で市場を開拓していくのか課題はたくさんあるように思える。 考えてみると、6次産業化はすでに多くの方々がすでに相当前から取り組んできていることであり、ことさら強調しなくてもよさそうなもののようにも思っていたが、系統だててそれを主張したり、提案しなかったりしていなかったことぐらいではなかったかと考えられなくもない。 私たちの村のJA加工グループの方々なんかは、かなり以前からこれに取り組んでいたし、その商品もトマトや山菜、野菜などを中心に付加価値をつけて販売してきたし、今なおその商品開発には、飽くことなく意欲的に取り組んでいるし、実績も着々と積んできている。 ただ、そのロット数が農産物の生産量にもより大量には無理があるのもまた事実である。 これが、これまでの首都圏のデパートなんかからの引き合いがあっても、応じられない悔しい思いもあったようである。 そうしたほかにない悩み、課題もあって、この6次産業化についても大きな進展がないことの悩みも大きい。 そうしたことに対する結論ではないが、昨日行われた、山村振興連盟秋田県支部の研修会で秋田県立大学の津田渉教授による「地域づくりを巡る課題と農業農村ビジネスの方向を考える」と題する講演は時間は短かったが大変参考になるものであったし、学生と一緒になっての現地に入って活動する中から、学生の全く違った視点からの意見を取り入れての活動は大変意欲的であると感じた。 羽後町での教授は自らおっしゃっていましたが「押しかけ体験、作業、提案」は意味があるようだし、個々ばらばらのそうした6次産業化の商品を、連携し合って、現在の販売数から2倍3倍にすることは可能ではないかといったお話おもしておられた。 全国各地での成功例は、出荷するばかりではなく、お客さんから来ていただき、買ってもらう手法が成功している例も多いことから大いに学ぶべき方向であると感じた。 なにもロット数ばかりで勝負することなく、観光客や交流人口多くすることによって、その活路を開くことも、地域限定商品としての商売もありとみた! 今朝は久しぶりの好天で青空ものぞく、今日はこれから秋田新聞社のオープンスペースのお披露目会に出席することにしている。

工夫された郷土食

image 私は初めてだったが確か2回目となる郷土食の試食会があった。 一回目の意見を採り入れての食事で、9品がお弁当形式で作られて目の前に出された。 まず、ご飯類が3品で山菜、海鮮、野菜の炊き込み御飯で孫がこれで全部栄養がとれるねと言ったことからのヒントでなる程なかなか美味しい、次は我が村定番のシシタケ(香タケ)の炊き込み御飯、これはいい香りですが、その家によって特徴があって、今回は甘味があった、次にイワナ焼きを混ぜたオニギリ、独特の味があった。 牛肉のミンチをトマトピューレで煮込んだ料理で(短角牛のトマト煮込み)、これは村がこれから売り出そうと計画している赤牛を活用する前提での企画ものでトマトピューレに負け気味であったがこれまたよし! 子供に喜ばれるホワイトクリームと米粉を餅状態に使った「もちグラタン」は奥深い味と冷めてからもしっかりと味が残っており素晴らしかった。 揚げニンニク豆腐・これは酒のつまみにもなる料理で、子供でも食べれるように工夫していた。次に、村の特産「アズキデッチ」を米粉で2面を軽く焼き掴みやすいように工夫した「アズキデッチ金つば風」はなかなかのもの、日持ちさえ良ければお土産にもなる優れもの。 また、ワラビの食感を保ったままの「ワラビ入りわらび餅」はデザート感覚の料理でした、これはうまく工夫することによってお土産にもなるのでないかと感じた。 後は定番の平良カブとイブリ大根でした。 全体的には、かなり考えたしかも前回の意見をも考慮市、工夫した内容であったと思う。 しいて言わせてもらうと、彩りに工夫がほしい感じであった。 ヤマユリの百合根を使ったご馳走にも挑戦してほしいとお願いをした。

発展に向かって

地域の発展のための事業にはいろいろな手法があると考えている。 今年も取り組んできた農業振興のための集落営農と法人化、その事業展開としての施設整備であるミニライスセンターが岩井川と手倉に完成し、もうすでに今年の作業を終えたところである。 この状況を見て、新たに農家では作業委託を含めて委託したいとする農家が増加しているようである。 今後の村の農業施策の展開として、国の動向などを見ても一定の方向としてある意味で示唆を与えているように感じている。 新たな温泉施設もボウリング工事が見事に新たな温泉源泉に当たり、しかも分析した研究所でも、久しぶりの温泉らしい温泉を掘り当てたといった言葉を残すくらいのアルカリ性単純硫黄温泉(ph値9・8、毎分350ℓ、温度46・4℃)で、群馬県四万温泉、箱根湯本温泉、大分由布院温泉、飯坂温泉、長野野沢温泉、道後温泉、など全国的にも著名な名湯に匹敵する位の温泉であるようだ。これくらいの温泉は全国的にはベスト10に位置するくらいの温泉であるようで、これはすごいことであると思っている。 一方、須川温泉の栗駒山荘は、酸性の強い温泉として、全国レベルでもベスト3に値する温泉を持つことになった。 スキー場では休んでいた第4リフトを整備し、営業を再開することとした。人気のあるボーダー愛好者を中心に、滑走距離の長いこのコースの入込も期待している。攻めのスキー場としたいと考えている。 栗駒山荘も浴場を中心に第一期の改修が終わり、来春には2期工事を終えて文字通りリニューアルオープンしたい。 これによって、農業施策、雇用、物産、スポーツ振興、交流人口の拡大など村の振興対策としての一定の方向を示すことができつつあると考えている。 今後これらの施策をこれからの畜産振興、みちの駅構想などと合わせてどのようにリンクさせていくか、具体的な構想を多くの方々のご指導をいただきながら進めていかなければならないだろうを感じている。 そのスタートラインとしての今回の竣工式であると考えているところである。 たくさんの方々のご理解で竣工式典ができ、お祝いできたことを感謝しているところです。

成瀬仙人太鼓25周年

平成元年に設立された「成瀬仙人太鼓(会長 谷藤勉)」の創立25周年記念事業としての公演が昨日「ゆるるん」行われました
会場は200人近いお客さんで大いに盛り上がっておりました。
当初は愛好会としてスターとし、村内のイベントが華やかなりしころ、そのすべてに出演し、多くのイベントを盛り上げてくれました。
それは、村内のみならず他市町村はもとより、東京都庁前での公演、遠くアメリカのコロラド州デンバー市の「日本館」との交流のきっかけとなる公演など数え上げるにきりがないくらいの活躍をしてくれました。
この間、後継者の育成にも早くから着目し、子ども仙人太鼓の育成にも積極的に取り組み、それがしっかりと根付き、そうした経験者が現在の太鼓の中心メンバーとして大活躍をしてくれ
ている頼もしいい存在である。
圧巻は、「ジュネスの響き」を5年周期で記念事業として開催し、多くの賛助出演でその都度感動を与えてくれてきました。
今回は趣向を変え、太鼓3団体、成瀬YOSAKOI仙人響、田子内盆踊りなどの協賛をいただき落ち着いた記念事業となりました。
25年間には、メンバーによるオリジナル曲もつくり、昨日初めてのお披露目をした「きらめき」という、星空のきれいな東成瀬村をイメージした、横笛の入った新曲も披露してくれました。
全く違った感じで聞くことができたし、これぞオリジナルな曲目といった感じであった。
これからも、太鼓の発展に文化の面での発展にますます発展しつつ、とかく話題になっているどんな団体でも後継者不足に悩んでおりますが、そうした流れに臆することなくしっかりと歴史つくり、後世に伝えていってほしいと願っておるところです。
25周年を記念して、3尺の大太鼓も加わり、一段とレベルアップし、活躍の場も増えていくことでしょう。
25周年本当におめでとうございます。
益々のご活躍を願っております。