カテゴリー別アーカイブ: 地域興し
離島振興は進んでいる
(瀬長島)
(温泉も湧出、足湯などもあった)
沖縄も離島振興対象と基地問題もあり政府としてもかなり力を入れているんでしょう。
本島からわずかしか離れておらない小さな島が無数にあるわけで、そうした島々を結ぶ橋や海中道路があちこちに整備されていることでよく理解できる。
そんな小さな島が間違いなく観光スポットとして多くの誘客に成功している現実を目の当たりにして、公共工事のコンセプトがしっかりしていることと、どんな客層を対象にしているのか、出店する企画力などがかなりしっかりしていることによるものとこんじた。
小綺麗でつい寄ってみたくなる、買いたい、食べたい!と繋がっていく。
首里城、万座毛などお馴染みの観光スポットから更に進化している観光対策なのか。
今回は、そうしたスポットを何ヵ所か見て回った。
瀬長島などは飛行機の発着スポットとして注目されており、さらに新たな施設整備によってこれからの観光スポットとして注目されそうでした。
山村振興懇談会
(講演する原調整課長)
(講演する円山課長)
全国山村振興連盟副会長理事が出席して、総務省自治財政局・原調整課長から、地方財政全体についての28年度対策が丁寧に説明された。
大変具体的な説明であり、国が取り組む姿勢、方向が示されたし、新たな取り組みにたいし我々が既に取り組んだ事業をあり、結構財源対策になるのではないかと感じた。
農林水産省農村振興局・円山 地域振興課長が出席し、新たに始まった山村活性化支援交付金のついてもふれられた。
制度そのものについての広報が遅れ制度活用が約50%になっていないが、この活用についても言及された。
我が村でも、100%のソフト事業であり利用のしかたによってはかなり効果のある事業であり、新年度も是非活用したい。
この課長さんについては、直接電話で連絡も取り組んだかたであり、大変丁寧に指導していただき感謝しており、お礼も申し上げたところでした。
森林環境税についても一定の方向性が税制改正大綱に書かれたこともあり、大きな前進であったと考えている。
新年度からは、林地台帳の整備が求められることになるが、我が村のように国土調査が完了した団体はスムースにいくものと考えている。
活発な意見交換のあと、国会議員である宮脇山村振興連盟会長も出席して意見交換会をした。
席上、前段の懇談会でも円山課長にのべたが、農地集積交付金制度の課題については、担当局長に連絡すること、会長にはこれとあわせて農地の基盤整備の 平野部と山間地の特殊性を考慮するように要望した。
内容の恋懇談会であった。
政治情勢講演
■理事会の模様
■講演する泉宏氏
私は始めての講師でしたが、政治情勢を的確に判断するための長い政治記者経験を通して築き上げた、予め予想される政治日程と既に決定されている日程を書き込んだ一枚物のメモ帳を元に、時々に変わる日程を追加しながら次に予想されること、決まったことなどを参考に取材をしているとのこと。
この習慣は時の総理大臣となった竹下登総理からおしえられたそうで、今も大いに参考になっているし、先日の甘利大臣の辞任記者会見にしてもそれこそかなりの記者会見に詰めかけた記者や政府関係者中でも数人を除いて全く予想されなかったことで、会場全体がえー!と驚きで一杯であったとのこと。
そう言えば、前日に著名な政治評論家の話しとして私が聞いた話では、TPPの署名に出張した翌日であると確定的に話しておられたとのことで、ちょっと違ったなーぐらいに考えていたが、あらゆる情報に精通した記者としての情報網があるんだなーと感じた。
今回の講師は、時事通信の政治記者として長く勤め歴代総理の担当記者として経験、多くの後輩を持つ泉宏氏で先程の日程表も大いに参考になったし、最近の目まぐるしく変わる政治・経済情勢からして、野党の言う4月24日の衆議院解散総選挙は考えられない。
現在の勢力分野からしてまた、安部総理は現実的な政治家であり無理はしないだろうし、
それこそ今後の日程を慎重に検討すると、そんなことはほとんどないだろうとのみかたであった。
納得するところであるが、総理の専権事項に解散権は、分かりませんが予断を許さないところです。
講師は、生まれも育ちも永田町と麹町であり、子供頃から周辺には遊び場があったそうで、妙に生々しい講演内容であった。
また聴きたい講師の一人ではあります。
一方、経済、金融対策の混乱は、今後地方財政にもかなりの影響があるであろうし、補正予算をどうするか、アベノミクスは失敗ということになりかねない。
これからが大きな山場になってくる。
地域お越し支援に本腰
昨年の秋田県と市町村の行政連絡会議で町村会として要望しておりました「地域起こし協力隊についての秋田県としての積極的な関わりを求めた要望」に対し、今日の山村・過疎協議会総会の研修会に講師として出席された佐藤広道集落づくり支援室長から、まだ県議会の決定をみていないとの断りをつけながらも、一定の具体的な考え方があることが表明された。
これは、地域起こし、地域づくりに手詰まり感を持っていた市町村にとっては大きな朗報ではなかっだろうかと感じたところでした。
合同の募集等も含めて、制度の活用、秋田県職員の派遣等など人材派遣を具体的に相談検討したいとのことでその意欲的な対応に大いに期待したいと感じた。
更に、こうした制度と国の制度活用の展開にも大いに期待したいと思う。
今日の講演は極めて具体的で参加した皆さんからの質問、講演後の名刺交換の後、それぞれ具体的な意見交換があり、意義深い講演であった。