カテゴリー別アーカイブ: 第三セクター関係

林業関係と索道の会議

image image 秋田市内で林業労働対策基金の評議委員会で、現場林業従事者の退職手当て制度や安全対策を実施している法人運営についての話しあいをした。 実に決め細かな対策がとられておることを知った。 このあと、水源林造林協議会の総会があり出席。 造林事業功労者表彰なども行われ、林業事業にもやっと少しずつ明かりが指して来ているように感じている。 我が村にとっては林業は継続的にしかも計画的に推進していかなければならない事業である。 空気、水が自然に及ぼす影響を流域全体に理解して貰うように努力しなければならない。 このあと、しぱらく出席しておらなかったスキー場関係の東北索道協会の秋田地区部会に出席。 昨年度シーズンは、秋田地区部会ではリフト事業での事故がなかったようでした。 何せ、事故が起きると、スキー場のイメージが悪くなって、経営にも響く。 しかも、最近の火山爆発で全国の多くのスキー場が緊張しているし、ハザードマップの策定で、その遅れが指摘されているが、実際問題としては、その策定のためには、過去数万年単位での火山の歴史を解明してからでないと、具体的な計画策定にはいられないそうで、そのためには最低限2~3年はかかることになるようだ。 そんなことを含めて、スキー場の安全対策についても、考えられる安全対策研修会を我がジュネス栗駒山荘スキー場で行うことになったし、田沢湖線スキー場からは、モーグルワールドカップ大会や、全日本マスターズスキー大会を再来年開催予定であり、その運営に協力要請があった。 我がスキー場でも名乗りをあげたいと思っているのでスキー場としても協力していかなければならないと考えているところです。

仙台で活動

image (夢仙人大橋から北ノ俣沢の転流工方向を望む) 早く出て仙台にあるスキー場の索道事業者の協会の事業会計監査を行った。 今年からは新たに宮城県のスキー場会長である「えぼしリゾート株式会社」社長さんが経理部長の経験者て、経理に非常に詳しく、随分勉強になった。 監査にいって勉強するとは、一体どうなってるんだ!と言われそうですが、勉強は勉強ですからね。 イヤー詳しかった。 スキー場経営は通年でどうした計画をするかが勝負だ!とのこと、まったくだめでした。そのとおりで、色々な対策をとっているようで我が会社もそこいら辺りを考えてはいるが 具体的にやるかやらないかの問題でもある。 えぼしスキー場は市場があるとか、仙台があるとかの問題ではなく、工夫できることがあると感じた。 早速提案してみたい。 帰りには、ダムのこともあり、折角仙台に来たんだからと思い、国土交通省東北整備局に挨拶にうかかがった副局長、河川部長、さんと面談でき色々とお話をすることができた。 今後のことでも我々が対応しなければならないことも多くあったし、いよいよ具体的な対策に取り組まなければならないことが結構あるように感じた。 矢張り、少しの時間でもご挨拶をし、意見交換は必要なんですよ! 面倒くさがってはいけませんなー。

栗駒山荘のオープン間近

毎年この時期になると、国土342号線の春山除雪がとにかく気になってしようがない。 4月1日にはこの路線の冬季通行止め区間の解除に向けて除雪が開始される。 例年であればおおよそ2週間ぐらいで岩手県境までの除雪が完了するのであるが、ここ数年は豪雪のため雪崩や落石の危険があり通行止めの解除が遅れていたものの、秋田県雄勝振興局のご努力によってほぼGW前の解除ができて観光客からも大変喜ばれていた。 もちろん村で経営を委託している栗駒山荘も大きな利用客の安定的な利用ガ図られことにつがっており感謝している。 今年は例年よりも雪が少なかったようで除雪も順調に進み、もうほとんど県境付近に到達し、後は安全対策のガードロープを付けたり雪崩危険箇所の確認など総合的な安全点検を待つばかりとなっているようです。 それでも、念には念を入れて、事故防止対策の点検、巡回、巡視、確認のための対策をしっかりととらなければならない。 ほとんど大丈夫と思っていても、通行車両に落雪や落石があったりすると、人身事故でもなく車両に傷がつかなくとも、通行客からは猛烈な抗議を当然のように受けなければならない。 そうしたことを考えると道路管理者の立場である秋田県は慎重にならざるを得ないのであり、責任者としては苦しいことは重々承知の上で通行止めの解除を早期にしてくれるように要望しているところです。 この春山除雪に従事する重機のオペレーターは本当に技術をを要しており、うまいものです。 ゴウールデンウィークには開通できるのではないかと思っているので残雪を楽しみながら芽吹き始めた広葉樹を眺め、栗駒山荘の露天ふろからの絶景をお楽しみください。 強酸性の栗駒山荘に入った後からは、滑らかなジュネス栗駒スキー場の「やまゆり温泉」で肌を温める湯巡りもお楽しみください。

急速に進む雪解け

このところの天気は雨であったりして底冷えもしていたのですが、いわゆる雪消し雨となり、それに昨日のような天気になると一気に雪解けが進む。 それは驚くような早さであり、朝見えなかった道端の田んぼの畦なども姿を表している。 なにやらうれしくなってくる。 それでも挨拶やら業務の打ち合わせなどで、来庁されるお客さんは、雪の多さに驚く。 なんのこれしき!と言いたいところであるが、昨年までの雪と比べれば少ないにしても春の農作業のための農道、ハウス農業施設などの除雪はしっかりと支援している。 たまたまJA関係者も見えており、そうした村の対応を説明してくれて、細かな対応にお礼を言ってもらった。 1日からは栗駒に向かう国道342号線の除雪に入っており、どのような状況かをまだ聞いておらないが、ペースがあがって欲しいと願っている。 予定では25日頃をめどにある程度の見通しがつくものと期待している。 いよいよ春山のシーズン到来だ。 冬が終わったと思ったら気の早いことだが春山、夏山、秋の山と観光シーズンにまっしぐら! 皆さん, 仙人の郷、日本で最も美しい村連合加盟、星空日本一の村、蛍の郷、ph値2・3の強酸性の栗駒山荘、ph値9・8のアルカリ性のジュネス栗駒スキー場・やまゆり温泉の両極にある二つの温泉を楽しみにおいでください。

意気軒昂な三浦雄一郎さん

image 三浦雄一郎氏が会長をなさっている全国森林レクリエーション協会の理事会がありこれに出席した。 会長は先日も田沢湖でのモーグル大会に出席し、スキーを楽しんだようでしたが、今回の理事会でも意気軒昂で、なんでも、今年も8000m級の山から滑走すべくトレーニング中とのこと。 挨拶では、日本ぐらい雪が多く、12月から3 月まで滑れるところは世界でもそんなになく、スケールは小さいが整備の仕方によってはスキー客を誘致できる有力な産業である。 自分もそのためにもがんばるとの力強いあいさつがあった。 同時に意欲もわいてこようというものでもある。 理事会では、その他の部で私からも、最近はスノーモービルが国有林野での野放し状態ではないか、事故などが発生しないか心配であることを申し上げたら、林野庁でもかなり悩んではおるが、なかなか法的な規制はできないとのことであった。 同時に、スキーヤーがBCという、スキー場以外に入り込んで事故、遭難が発生している事実などについて情報交換をこれから頻繁に行うことなども確認しあった。 このBCスキーヤー対策は、ニセコ方式とか、白馬スキー場での対応なども紹介された。 これからは、我々のスキー場でも検討していかなければならない課題であろうと思った。