カテゴリー別アーカイブ: 雑感

脳の健康

image 脳の健康~元気で長生きするために と題しての講演を聞く機会があった。 講師は秋田県立病院機構理事長の安井信之先生で、脳外科専門で、昭和54年以降秋田県立脳血管研究センター脳神経外科一筋の先生であられる。 某知事の手術も担当されたとかとの紹介もありました。 脳出血、脳梗塞、クモ膜下出血から認知症に至る脳に関わる疾病の概要についての講演であり、さらには、クモ膜下出血と見破裂脳動瘤の関係など広範な範囲からのおはなしであった。 特に、一定の症状がでた場合は、出来るだけ早く救急車による搬送、受診の重要性を強調されていた。 昨年までは、発症して3時間30分以内での治療が検査を含めて必要であったが、今年からは1時間伸びて4時間30分で治療が可能となったので、早い受診が大事であるとのことであった。 また、脳卒中とメタボの危険因子はあまり関係ないようであることも話しておられた。 メタボ健診については、議論のあるところであるでしょう。 脳疾患と喫煙、塩分摂取、食事のあり方など、永遠の課題などと言ってはおられないことも我々はしっかりと改めて考えさせられるものでありました。 認知症と物忘れは同一視されがちであるが、物忘れは正常範囲であって、そんなに気にすることではないように感じた、ほかには、ボケにくいライフスタイル10箇条に加えて、「恋をする」ことも大事だそうですよ! 赤身の魚と白身魚の魚では赤身の魚では認知症予防には赤身の魚がよいそうですよ。カレーも良く、フラボノイドの含まれているミカン、コーヒーなども良い。ウコンも良い。 最後に今の秋田県の状況は10年後の日本の姿であり、日本の10年先を経験している。 認知症の在り方の10年後の日本の姿でもあり、そのモデルとなれるよう良い機会としても良いのではないかとのご意見に、ある意味では納得し、かつそうした考え方もあることを改めて感じたところでした。

官僚と一緒に仕事

image 現政権と前政権の違いの大きな違いに、官僚対策にあることが如実になってきた。 政治主導のもと官僚排除の論理で各省庁の職員と会うことも出来なかったが、政権交代後は全くの自由で、風通しも比べものにならないくらいであり、こちらの情報も確実に聞いて貰える。 こうも違うものかとつい呆れちゃう。 その官僚と一緒になって政策実現にその持てる力を、長い経験と実力で発揮するには、それだけの役職が伴わないと、なかなかうまくことが運ばないのも現実である。 大臣でなくとも、国会の委員長、特に財務省所管の委員長ともなるとなかなかその役職にはなれないようで、今回の国会人事でそれが実現した。 予算、金融、税制を中心に審議しそれらに関わる法案化などとともに事業の箇所付けまでにも影響力を与えることができる有力な委員長に秋田選出の国会議員が就任した。 御本人も、それだけの自信がおありなようで、こんごの活躍に大いに期待したい。 あまり頼むのも気が引けるのですか、どうしても頼まなければならないことがある。 そんな思いでいろいろな会合に参加している。 先日も、そんな機会があり参加した。その場での主催者挨拶は、政策を戦略として考えているのではもう遅い!既に戦術として捕らえ、スピード感をもって現政権は進まないといけない。秋田港の整備と海上輸送の重要性、シーアンドレール構想の実現、更には製造業における特許出願はあまり重視せず、どんどん開発すべきである。既に、中国、韓国は全て日本の真似をして製品出荷しており、とても太刀打ち出来ない、その前を行くよう開発し、スピード感覚を持つ必要がある。 そのためにも、秋田県は英語力をつけて、学力日本一と併せて英語力でも力をつけて、起業家を育てるようにしなければならないと、有力な起業家が挨拶されていた。 これを受けて、知事もその意気込みを挨拶でふれていた。 与党からも総務会長が出席されていたし、いかにその委員長職が重要であるかを力説する一方、女性、取り分け母親の役割と、高齢化社会の中で、女性を大事にすべきであることを述べておられた。 今回もまた、いろいろな方々とお会いし、情報もいただけ有りがたかった。 数年ぶりにお会いした、元町長とも歓談出来うれしかった。

冬のツアー

首都圏の生活協同組合・パル・システムと湯沢、雄勝、横手のJAと農業生産団体で組織している「パル南部圏」が主催する冬のツアー「産地へ行こう」の参加者15名が、昨日と今日東成瀬村と湯沢市を訪れている。 東京と神奈川のパルシステムの募集に応じた5家族15名でした。 今年は首都圏でも雪が降って散々な思いがあったことでしょうが、やはり本場の雪にはことのほか期待感があったようで、それぞれの思い入れがあったようです。 こうしたツアーはどちらかというと、動きのない見学が多い中で、村に来ていただいた方々に対しては、思いっきり体験型のツアーで大きな強い印象を受けたようです。 特に、小学生もおり、感激も多かったように感じられました。 きりたんぽづくりの体験、雪合戦、雪遊び(そりのり、しり(けつ)ぞりのり、ミニかまくらづくりなど盛りだくさんの企画で、どれも実際にお体験であり、その作ったきりたんぽを夕食のきりたんぽにしたり、作ったミニかまくらに夜にはローソクを点灯したりと、内容の濃いものであったようです。 子供たちは、すっかり雪にはまってしまい、あすも思いっきり遊ぶぞ!と意欲満々でした。 夕食も、地元の食材を使った料理であり、郷土色あふれる料理に私も満足で、自慢して接待して歩いた。 参加者の多くは、3世代家族が2世帯もあり、格好の家族旅行となったようでありましたし、中には吹雪を体験したかった!とか、雪が東京都は比べ物にならないような軽い雪で、吹き上がってくる様子を見たかったなど、我々が日常体験していることが期待として出てきていました。なかには、また来てみたいという家族もありぜひおいで願いたいと思う。 何か特典を考えなきゃならないかな?とふと感じたところでした。 昨日の夕食のメニューを参考まで。 先付(豆つびし煮、こごみ梅紫蘇和え、蕗のとう豆腐)懐かしい料理で満足!、煮物(山菜の田舎煮)この煮物に凍み大根が入っておりこの説明をお客さん方にはしっかりと説明したところでした、これは良かった!、造り(鯉洗い、うるい、妻一色)、焼物(サーモン白桃焼き、鶏利休焼き)、揚物(ヒロッコかき揚げ、こしあぶら薄揚げ、納豆いそべ揚げ)、塩味でこれがよかった!鍋物(きりたんぽ鍋)体験で作ったキリタンポでとてもよかった!、食事(五目おこわ朴葉蒸し)ねばりのあるあきたこまちであろうか大好評!、香の物(いぶり大根、いぶり人参、ばしょう菜、花ナス)以上でありました。 こういった料理は、かなりの評価を受けると感じている。 ただし、お客さんの好みもあることから、十分な配慮が必要であるし、そこいらあたりは具体的に考えたり体験していくことは当然のこととして、なにか光明が見えてきたように感じた。

地方選の話題

総選挙が終わりもう少しで2か月ですが、どうしてかかなり前に行われた選挙のような感じがします。 このような思いにさせられるのは、何も選挙だけではなく、物事全体がそういう感じにさせられるのはどうした事象であろうか? 選挙の当事者はこれとは多少違った感じがしておられるでしょうが、全体的にはそうした意識がが強くなっているのでしょう。 特にメデイアではほとんど触れられることがなくなってきているのも顕著である一方で、最近は統一地方選挙の話題が紙上をにぎわしている。 今月に入って、その情報はだんだんと多くなり、我々のところにもそうした情報が流れてくるようになってきている。 もちろん、報道されない情報もあり、いよいよかー、そんなことも考えられるんだなー、といったこともあるようになってきている。 最近は、首長、地方議員から国政進出から、逆現象も多くなってきている、特に、県議会議員から首長転出も多いのも新たな特徴として挙げられる。 こうしたことと連動するのが、統一地方選での欠員補欠選挙が同時に行われることになるかならないか、ということも大きな関心事であろう。 つまり、現職のまま立候補すると補欠選挙の対象にならず、選挙告示前に辞職すると欠員になり、それがないと自然失職となり補欠選挙対象にならないようである。 この補欠選挙は、次の本選にも大きく影響を与えることになり、それぞれの陣営ではかなり神経の疲れることになるわけで、今からその動向は気になるところである。 いずれ、統一地方選も告示まで余すところ3か月ちょっと、そろそろ確定しないともう遅くなることでしょうし、今月末には出そろっての選挙が始まる。 直接我々の生活にかかわってくる選挙であり、関心も高くなってくるものと思う。

節分から立春へ

季節は巡る、昨日は節分で、夜には孫たちが「豆まき」で大騒ぎ、2番目の孫が「鬼」特に「なまはげ」の公演を見てから鬼が怖くなるのは当然としても、なまはげが大嫌いである。 保育園でも節分の豆まきで鬼退治するためのお面を作ったのに、そのお面を内に持ち帰らないというくらい大嫌いである。 その面を母親が借りて、施設の行事食の際に使わせてもらったと、ありがたがっていた。どこで活躍するかわかりません。 その、豆まきも様変わりして今では、殻に入ったピーナッツである。拾い方が楽でこれはこれでいいものである。 豆まきの「鬼は外、福は内」の掛け声も元気なもので、お隣に聞こえるくらいの高い声で、外もそんなに寒くもなく、荒れることのなく比較的穏やかであった。 あけた朝も、5cmぐらいの積雪で穏やかな暦の上での立春である。 立春の朝が穏やかであることから、今年は何とか平穏なこの後であってほしいと願うこと切なるものがある。