官僚と一緒に仕事

image 現政権と前政権の違いの大きな違いに、官僚対策にあることが如実になってきた。 政治主導のもと官僚排除の論理で各省庁の職員と会うことも出来なかったが、政権交代後は全くの自由で、風通しも比べものにならないくらいであり、こちらの情報も確実に聞いて貰える。 こうも違うものかとつい呆れちゃう。 その官僚と一緒になって政策実現にその持てる力を、長い経験と実力で発揮するには、それだけの役職が伴わないと、なかなかうまくことが運ばないのも現実である。 大臣でなくとも、国会の委員長、特に財務省所管の委員長ともなるとなかなかその役職にはなれないようで、今回の国会人事でそれが実現した。 予算、金融、税制を中心に審議しそれらに関わる法案化などとともに事業の箇所付けまでにも影響力を与えることができる有力な委員長に秋田選出の国会議員が就任した。 御本人も、それだけの自信がおありなようで、こんごの活躍に大いに期待したい。 あまり頼むのも気が引けるのですか、どうしても頼まなければならないことがある。 そんな思いでいろいろな会合に参加している。 先日も、そんな機会があり参加した。その場での主催者挨拶は、政策を戦略として考えているのではもう遅い!既に戦術として捕らえ、スピード感をもって現政権は進まないといけない。秋田港の整備と海上輸送の重要性、シーアンドレール構想の実現、更には製造業における特許出願はあまり重視せず、どんどん開発すべきである。既に、中国、韓国は全て日本の真似をして製品出荷しており、とても太刀打ち出来ない、その前を行くよう開発し、スピード感覚を持つ必要がある。 そのためにも、秋田県は英語力をつけて、学力日本一と併せて英語力でも力をつけて、起業家を育てるようにしなければならないと、有力な起業家が挨拶されていた。 これを受けて、知事もその意気込みを挨拶でふれていた。 与党からも総務会長が出席されていたし、いかにその委員長職が重要であるかを力説する一方、女性、取り分け母親の役割と、高齢化社会の中で、女性を大事にすべきであることを述べておられた。 今回もまた、いろいろな方々とお会いし、情報もいただけ有りがたかった。 数年ぶりにお会いした、元町長とも歓談出来うれしかった。