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山村振興のブロック会議

image image image 北海道東北ブロックの振興山村の課題解決に向けて、国の施策説明を受ける一方、地方の現場からの意見を出しあい、研修するもので、農林水産省、総務省、国土交通省、林野庁、東北農政局の直接担当する、課長補佐クラスの説明で、毎年参考になる具体的な説明で勉強になる。 特に今回は、議員立法で延長された、山村振興法で、新たに山村活性化支援交付金が、制定され、大きな進展が見られることとなった。 まだ具体的には活用されていない状況で、我々も積極的な活用をすべく名のりをあげているところである。 今回は宮城県丸森町を会場にしての会議で来年は秋田が会場になることになったことから、わが村での開催の予定で準備を進めることになる。

充実する山振法

(挨拶する宮腰会長)
議員立法の「山村振興法」は時限立法でもあり、数次にわたる 延長で、山村地域の振興に大きく貢献してきた。 この法案は、与野党の国会議員の共通理解で進められてきた経緯がある。これこそは、山村地域に対する国会議員の理解が深い事でもある証左であるものと考えている。 昨年、延長されたこの法案でも、新たに農山漁村の地域活性化と地域コミュニティの再生を図るための「山村活性化支援交付金」「都市農村共生・対流総合対策交付金」「森林・山村多面的機能発揮対策交付金」「農村集落活性化支援事業」などとともに山村地域における農林水産業の振興、生活環境の向上を図るため、「農山漁村活性化プロジエクト支援交付金」など広範な事業支援制度もあり、多いに活用したいところである。もちろん、そのためには、山村振興計画が必要であり、しっかりと対応することにより、時代にあった制度であると考えられる。多いに活用すべきである。 今後この制度充実のため、関係省庁に強力な要請活動を展開することとしており、我々も新たに複数県にわたる県際道路整備の必要性、遺跡発掘体験による山村の自然に触れる体験交流活動に対する支援措置を講ずることなどが加えられた。これからもこうした発信をしていきたい。 尚、今回から超党派の議員立法ということもあり、野党からも3名の議員さんが顧問として就任された。

会長に再任

image image (社員総会の模様) image 昨日は、午後から二つの会議があった。 秋田県森と水の協会(会長・津谷永行北秋田市長)の総会が開かれ出席した。 森林施業全般、林道開設・維持補修、作業道開設、森林施業技術、作業など森林事業全般の普及のための事業を推進するための社団法人で、新制度移行から3年目、事業も軌道に乗ってきた。 昨日は その総会で、優良事業、工事、功労団体、功労者表彰などが行われ、総会も原案がすべて可決された。 この後、秋田県町村会の平成27年度理事会(12町村長が理事)を開催。 今回は、任期満了による役員改選が行われ、会長、副会長(2名)が再任された。私も今年前会長の急逝により急きょ会長に選任されていたが、このたびも引き続き2年間会長の任に就くことになった。大役でありますし、大変任が重いのですが町村長さん方のご指導をいただきつつご意見をよく伺いながら、意見集約に努め、秋田県町村会の活動方針を決定し、地方6団体のうちの一団体の役割を果たしたいと考えております。 地方創生、人口減少社会、選挙制度改正、国民健康保険制度改正など多くの課題を抱えている難しい地方行財政での環境の中で、大変ではありますが何とか頑張りたいと考えているところです。

林業関係と索道の会議

image image 秋田市内で林業労働対策基金の評議委員会で、現場林業従事者の退職手当て制度や安全対策を実施している法人運営についての話しあいをした。 実に決め細かな対策がとられておることを知った。 このあと、水源林造林協議会の総会があり出席。 造林事業功労者表彰なども行われ、林業事業にもやっと少しずつ明かりが指して来ているように感じている。 我が村にとっては林業は継続的にしかも計画的に推進していかなければならない事業である。 空気、水が自然に及ぼす影響を流域全体に理解して貰うように努力しなければならない。 このあと、しぱらく出席しておらなかったスキー場関係の東北索道協会の秋田地区部会に出席。 昨年度シーズンは、秋田地区部会ではリフト事業での事故がなかったようでした。 何せ、事故が起きると、スキー場のイメージが悪くなって、経営にも響く。 しかも、最近の火山爆発で全国の多くのスキー場が緊張しているし、ハザードマップの策定で、その遅れが指摘されているが、実際問題としては、その策定のためには、過去数万年単位での火山の歴史を解明してからでないと、具体的な計画策定にはいられないそうで、そのためには最低限2~3年はかかることになるようだ。 そんなことを含めて、スキー場の安全対策についても、考えられる安全対策研修会を我がジュネス栗駒山荘スキー場で行うことになったし、田沢湖線スキー場からは、モーグルワールドカップ大会や、全日本マスターズスキー大会を再来年開催予定であり、その運営に協力要請があった。 我がスキー場でも名乗りをあげたいと思っているのでスキー場としても協力していかなければならないと考えているところです。

観光創生推進会議設立

image imageimage image image image 秋田の持つ豊富で多彩な観光資源を掘り起こし更に磨きをかけて宣伝展開するために秋田の観光創生推進会議を設立することになった。 会長には佐竹知事がなり、今後具体的にオール秋田で観光客誘致に県民挙げてこの運動に取り組んで行くこととした。 我々町村もの運動には積極的に取り組んで行かなければならないとも考えているところであり、我が村としても今後の村の振興ににも大きく関わってくるとでもあり、期待したい。 午前中は造林事業関係の会議に出て、その後少し時間があったのでアトリオンで折から開催されている「春の院展」を鑑賞した。 たまにはこうした絵画展もよいのですが、じっくり鑑賞していると、相当な時間となり、何故か疲れて来る。 それにしても、ごくありふれた風景を題材にした田舎の風景や親子の情愛溢れる画などにはみとれた。 image