カテゴリー別アーカイブ: 防災・消防

消防署視察

DSC_0486[1] (ご挨拶をいただいた登米市藤井副市長) DSC_0513[1] (登米市消防防災センター) DSC_0499[1] (震度6強を経験) 沢雄勝消防本部と消防署庁舎の耐震診断を受けた結果、耐震構造に多くの解決すべき課題があり、移転を含めて湯沢市において建設場所の選定を進めており、施設整備の規模やあり方などを湯沢雄勝市町村組合として視察して今後の検討にしようと、宮城県登米市の消防署、防災センター、消防本部を議会とともに研修した。 敷地面積がおよそ12000平方メートル、建物面積が約4000平方メートル、ヘリポートも併設した充実した施設でした。 内容は、地震体験施設、煙火災実験設備、耐震、免震構造などとなっており、出初め式や消防訓練大会など消防防災活動の全てをこの施設や駐車場などで開催できるようになっていた。 この施設は、平成20年に完成しており、岩手宮城内陸南部地震も経験しておりその際には1週間に及ぶ停電などもあり市の災害対策本部として実際の活動拠点でもあったとのことでしたし、3.11地震では県外からの支援消防、警察などの待機施設としても活躍したとのことでした。旧施設は昭和47年建設であり、湯沢消防署は昭和46年の建設であり参考になることになると感じた。 基本的には合併特例債を活用しての建設であったようで、湯沢雄勝もそうした対応になるのかどうなのか、検討されていることでしょう。 登米市の場合、合併によりその建設整備費は合併特例債を活用しての整備であるとのことでした。

熊本地震

image (日本大学経済学部沼尾教授の交付税制の講演) image (荒木熊本県町村会長の挨拶) 東京で全国町村会の政務調査会が開催され出席した。 私の所属は財政員会で当面の調査検討課題として、地方交付税制度の充実と段階補正が今後大きな課題としてなっていくものと考えられることが取り上げられた。 昨年度実施された国勢調査の結果に基づく人口減少と段階補正の在り方についてが町村にとってはその中心になっていくものと思われる。 引き続きこの地方交付税制度についての研修が、大学教授によっておこなわれ、この地方交付税制度がいつまで存続するのか心配しているとの内容で考え方が述べられた。 直ちにその制度がどうなるかということよりも、今後その制度内容をどう充実していくかといった視点での方向でもあった様に感じられた。 この後、政府側からの災害時の危機対応、林地台帳整備、すっかりかすみがちになっている地方分権制度の活用などについての協力要請の説明がなされた。 終わって、熊本県町村会の荒木会長さんから特に発言があり、熊本地震の現状とこれに対する全国町村会と全国の町村会からの支援、激励、お見舞いに対しての謝意と今後の支援などについての発言があった。 実際現地での震度は大変なものであったでしょうし、今なお続く地震は、復興復旧に当たって何から手をつけていかなければならないか、その方向さえもおぼうかないのではないかとも思われた。 本当にその心中をお察ししますと、言葉もないような感じでした。 一日も早く地震の収束の方向をご期待するしかありません。  

支援物資を送る

DSC_0288[1]           (準備中の支援物資) 熊本地震が少しは落ち着きつつあるのではないかと思っているが、同じ自治体としてやはり気になるものです。この地震は断層帯のずれによっての地震とのことで、案外長引くような学者の意見もあるようです。 しかも地震発生が地下10キロメートル付近で比較的浅いことから震度も大きいとのことで、すぐに思い出すのが、昭和45年の秋田県南部地震を経験した我々も、直下型の断層のずれによって発生した地震であったことである。 地震発生は昭和45年10月16日午後2時26分と言うことで、震度5、マグニチュード6・5火災の発生もなく、死亡という最悪の事態は避けられたが、手足のけがが3人家屋の倒壊、半壊など230戸、道路、建物などにも被害があり、水道の濁りは相当長い期間にわたってあり、その対策にはかなり苦慮した。 こうした対応に全国からたくさんの義援金、支援物資、ご協力支援をいただき本当にありがたかったし、助けられましたを鮮明に記憶しておる。 そんなこともあり、そうした災害の際には必ず義援金などを送って参りましたが、今回は万一の際に備蓄している食料、飲料水を中心に送らせていただくことにしました。 九州地方特に熊本県の「日本で最も美しい村連合」加入団体の自治体などにも被害があり、そうした団体に大至急送らせてもらいました。 お互い様ですから、こうしたことはタイミングが最も大事であり、日本で最も美しい村連合の事務局を通じてそうした現地の情報を確実に収集し、今何が必要かを確認の上、即応したところでした。  

猛烈な風

P1020551P1020463P1020513 P1020508 P1020537 P1020461P1020505低気圧の接近により昨晩から未明に掛けて猛烈な風が吹き荒れた。 この時期非常に不安定な気象状況となり、暴風や雨、雷などが発生する、時には竜巻ではないかと言った気象状態となり農作業用のビニールハウスが飛ばされるなどの被害も出る時期でもある。 このところ毎年のようにそうした被害が出ているし、昨日は農業用のパイプハウスが飛ばされ民家の屋根に飛ばされる被害もあったし、倒木もあったり、電柱の支線にも被害があったようだ。 今のところはそういった状況であるが、これからもこうした不安定な気象状況になるのが春先の特徴でもあり、しっかりと被害防止努めてもらいたいところです。 一方国道342号線の須川温泉までの道路除雪が例年よりも早くほぼ終わり、今後は道路の安全対策としてのガードロープ張り設置工事が済み次第に、安全パトロールを関係機関の合同で実施し、安全が確認されれば冬季閉鎖の解除となる見込みでで、岩手県側も同じような状況であるようで、すでに国道397号線の除雪に入っているようです。 国道342号線の開通は四月二八日の予定となっていますが、できるだけ早い開通を期待したいところです。 開通しますと「雪の回廊」を楽しむことができますし、栗駒山荘では、露天風呂からの残雪を眺めながらの楽しみがあります。

お見舞い

image 14日に熊本県で発生した断層地震が今日の未明に発生した地震の前震だったそうで、何とも言い様のないようなくらいの地震で、なくなられた方々に心からお見舞い申し上げたい。 発生時間が夜、更に未明と言うことで、被災された方々は本当に着の身着のままでの避難であったようでどんな思いであられるのかお察し申し上げたい。 被災されている市町村の皆さんも懸命な対応にご苦労されていることでしょうし、しかも被災範囲が非常に広範囲であり、人命救助はもちろん避難所対策も緊急性を要することから、政府は対策本部をいち早く立ち上げものすごいスピードで自衛隊、警察、消防などの他、緊急援助隊などの派遣を決定する姿勢は頼もしく感じている。 国会審議も柔軟であり、さすが緊急時対応は素晴らしいものであると感じている。 災害対応がスムースに進むことを心から祈っていたい。 熊本県の錦町とは土砂災害協力協定を結んでおり、被害状況をお聞きしたところ現在は被災しておらないようでこちらの方はひと安心と言ったところです。 今日は田沢湖の秋田わらび劇場でのミュージカル「ハルらんらん」の初日公演に来ています。 何か申し訳ないような気持ちでもありますが、折角のご招待なのでゆっくり観劇させていただきます。