爽風雲 のすべての投稿

やはりほっとする

image (混んでいた羽田空港) image (独特な雲、何時として同じような雲はない) 長かった出張を終えて帰った。 やはり 空港に降りるとほっとするし、まして村にはいると更にゆっくりする。 つまりは、いつも出掛けているものの、田舎者でどこかで要らぬ神経を使って疲れているのだろう。 特に、今回の出張は、それぞれの団体での会議や総会などで、結構多くの役割をもらったり、役割が与えられたり、回ってきており、しかも時間帯が重なるような実にタイトな時間と更にはその時間帯を縫っての要望時間が突然に調整してもらったりで、疲れたのだと思っている。 空港からの帰りの空には初冬の雲が印象的た。 今週は三連休の中日には、首都圏なるせ会の総会と議会との合同要望会、幹部との意見交流会に出掛けることになっている。 再来週でそうした出張は一段落することになる。

緊張した一日

image (山村振興連盟の総会) image (農水相副大臣に要望) image (官邸で官房長官に要望) 昨日は朝から、厳しいスケジュールの中での日程をどうにかこなしてほっとしている。 全国山村振興連盟の総会とこれに続く事業報告の役割があてがわれた。 その時間帯にどうしても要望しなければならない事項があり、かなり焦ったが、約10分の報告をきっちりと終えて、次の官邸要望にギリギリ間に合わせることができた。 次には、農林水産省要望と、議員会館での山村振興事業要望を終えて、直ちに、成瀬ダム、東北治水事業予算獲得要望で再び議員会館を回った。 夕方からは、ダム、治水事業の国交省との意見交換会の司会進行など神経の休まらない終日であった。

町村会全国大会と研修会

image image image 昨日は渋谷のNHK放送センターで全国町村長大会が 開かれた。 大会は、当面する地方の課題解決に向けて方向を示し、確認して全会一致で決定した。 大会はこのあと、政府に対して決定事項の実現に向けて要望活動を実施することとした。 今年は、総理大臣が外交のため出席が叶わず大変に残念であった。 大会のあと、北東北3県の合同の中央研修会が開かれた。 今年の講師は、日本総合研究所理事長の寺島実郎氏。 7年前にもお願いした先生で、スタッフが多く、説得力のある講演であった。 政治も民間経営も「地に足のついた時代感覚である」のが 基本であるとの考え方からの示唆にとんだ講演内容であった。 それは、豊富なスタッフのもと緻密な調査、研究に裏打ちされた数値と、更には自らが海外、特に重要ポイントの海外での情報を確認して、その実態を元にした常に新しい認識をもっての講演で説得力のあるものであった。 実は、私も寺島実郎先生のラジオ放送を時々聞いている一人であり、いつも考えさせられているところでした。 その放送が今回は、資料をしっかりと提示されての講演であり、ラジオ放送でもそうしたしっかりとした認識、時代が動いている中で の最新の数値をもとにした話であったことに 改めてその時代認識の重要性を感じたところでした。 TPP問題についても改めて別の視点での見方も必要であるようにも感じたところでした。

突然小泉進次郎議員が挨拶

image (挨拶される藤原会長) image (挨拶される小泉進次郎議員) image (国会議員との意見交換会) 全国町村会の理事会が開かれようとしている会場に、突然でしたが小泉進次郎自民党農林部会長が午前中に決定した、TPP対策の農業分野の概要を持参して、藤原会長に手渡した。 地方6団体のうち、全国町村会にのみ直ちにお届けしたいとして訪問したところ、たまたま全国の町村会長が集まっていた理事会に出席して、その趣旨を説明してくれた。 神奈川県の横須賀が選挙区である小泉議員、農業は全くの知識がないと農林部会長になった際に挨拶をしたのがつい先日、ところがこのように突然でも何でも、とにかく、政府与党として決定した事項の概要をいち早く示した、そのフットワークの軽さ、関心のあることをこうした形で示す政治観は、矢張大変なせんすであるのではないだろうか?と感じた次第でした。 しかも、挨拶のなかで5年前にわが村からスタートした参院選での応援演説をしっかりと覚えていてくれて、秋田県の東成瀬村長もこの場におるなかで、中山間地域でしっかりと頑張っておられる農業をTPPと関わりなく自民党として対応すると、あいさつされた。 まさか、全国の会長会議のなかで村の名前をあげてくれたことには驚きでした。 この会議のあと、国会議員との要望会、意見交換会でも、TPP問題に関しては活発に意見交換が行われた。 久し振りにざっくばらんな意見交換会になった。

復興に懸命

image 北海道・東北ブロックと関東ブロックの町村会長が合同で東京電力福島第一原子力発電所の復興状況を視察した。 事故以後、毎年現地を視察し、その復興状況を確認すべく訪問し、説明を受けているとのことで、私も今年始めてその実体の一部に触れることができた。 視察の拠点となっているのが、東京電力のサッカー練習場で6面のサッカー練習場がある、Jヴレッジの施設であった。 そこで、説明を受けて、約30分視察バスで富岡町の第一原発に到着、すべてバスの中からであったが、放射線量を測る機器を取りつけ、服装を着替え、靴にカバーをつけ、手袋着けての視察であった。 途中、現地に近づくに従って数値があがるのがよくわかった。 それでも、バスのなかでは、外の数値よりは3マイクロシーベルトぐらい低いとのことであった。 帰還解除されても帰る人も少なく、町を歩いている人は、当然のようにまるでおらない。 農地であった地域も全くのあれ放題。 それでも、10k圏内では少しずつコンビニや食堂などが叙々に営業開始し、作業にあっているかたの利用がふえているようだ。 原発の復興作業に当たっている人数は毎日7000人とのことで、懸命な重機等の作業によって着実に成果が上がっており、放射線量もしっかりと沈静化の方向であることが理解できた。 昨年の視察時よりも、1/3位まで放射線量が減少している事からも具体的な数値として理解できるように感じたところでした。 それにしても、事故の大きさ、その復興の規模などとてもとても大変な作業である。 こうした努力をもってしても、廃炉までには30年40年もかかるとのこと、大変なことである。 一方で、事故によって帰れない住民の方々を思うと何とも言われない思いで一杯であった。 先週は、茨城県大洗町の日本原子力機構の研究所視察で勉強し、昨日は福島の原発と二週続けての原子力発電視察となった。 そこで働く方々も給料は良くとも精神的にかなりのストレスがあるであろうことを思うと 複雑な思いでもあった。 写真は一切ダメでした。