町村会全国大会と研修会
昨日は渋谷のNHK放送センターで全国町村長大会が 開かれた。
大会は、当面する地方の課題解決に向けて方向を示し、確認して全会一致で決定した。
大会はこのあと、政府に対して決定事項の実現に向けて要望活動を実施することとした。
今年は、総理大臣が外交のため出席が叶わず大変に残念であった。
大会のあと、北東北3県の合同の中央研修会が開かれた。
今年の講師は、日本総合研究所理事長の寺島実郎氏。
7年前にもお願いした先生で、スタッフが多く、説得力のある講演であった。
政治も民間経営も「地に足のついた時代感覚である」のが
基本であるとの考え方からの示唆にとんだ講演内容であった。
それは、豊富なスタッフのもと緻密な調査、研究に裏打ちされた数値と、更には自らが海外、特に重要ポイントの海外での情報を確認して、その実態を元にした常に新しい認識をもっての講演で説得力のあるものであった。
実は、私も寺島実郎先生のラジオ放送を時々聞いている一人であり、いつも考えさせられているところでした。
その放送が今回は、資料をしっかりと提示されての講演であり、ラジオ放送でもそうしたしっかりとした認識、時代が動いている中で の最新の数値をもとにした話であったことに
改めてその時代認識の重要性を感じたところでした。
TPP問題についても改めて別の視点での見方も必要であるようにも感じたところでした。