

国民文化祭が昨年度秋田県全域で華々しく開催された。
その前年にはプレイベントも開催され昔語りに関心のある方々が多数参加されましたし、本番の一昨年も全国からたくさんの参加をいただき大成功であった。
これを一過性の事業とすることなく継続して後世に伝承すべく検証しつつこれからもこの事業に取り組んでいきたいという熱い思いもあり、昨日県内外から6人の語り部により12の昔話を披露していただきました。
語り部も年々高齢化しており、語り部の確保にはそれぞれの地域でも苦労、ご難儀されておるようで懇親会の場でもそうした苦労話を伺うことができました。
その点、我が村の場合は若手の語り部が登録されておりうらやましがられていました。
昔語りは我々が子供のころに親から眠るときに聞かされた昔話の印象が濃く、その話の全てを覚えていたわけではなく、聞かされている途中には眠ってしまったのが私の昔語りで、今の孫達にもそうしたことを話して聞かせているが、これがどうしたわけかなかなか眠らない。
話が面白くないんだろうか、あるいは話の内容に興味がないんだろかどちらなんでしょう。
民話としての「昔語り」と私が覚えている「昔語り」とは微妙なずれがあるように感じているものの本質的な違いはないだろうと思っている。
いずれこうした語り部の方々が、地域からおらなくならないように努力をしなければならないだろうと強く感じたところでした。
それにしても、記憶力、元気さは並大抵なものではありません。
ますますご壮健で頑張ってほしいものです。 










臨時議会と来年度予算の内示会を終えた後の25日午後から建設中である学校給食センターと食肉加工センターの内覧会が行われ議会と一緒に施設の概要を見学した。
同じ敷地内に建設中であるが全く別々の施設であり分離されておることは当然であるが、感じたこととしては、新しい施設であることとは別に、衛生管理や食品管理など食材搬入を含めて実に細やかな配慮をしていることであった。
施設の性質上当然のこととしても、これだけ徹底すると間違いのない給食の提供、肉加工品の生産ができるだろうと感じた。
給食センターは公共で整備することは多くあるのではあるが、食肉加工施設の公共整備は極めて珍しいことであると思う。
先日山村振興連盟の全国理事会が東京で行われ、出席した際にも情報交換会と自由民主党の農林部会などでもこの食肉加工センターの事例が紹介されていた。
全国的にはイノシシ、鹿、サル、などの被害が大きな農作物被害を超えて政治課題となっておる中、獣類の食肉加工施設(ジビエ食品)が少しあるぐらいでこうした牛などを中心にした加工施設は珍しいようである。
この給食センターは3月中には試験運転の計画でありこの施設で作られた給食が子供たちに喜んでもらえるように期待したい。
一方食肉加工センターの運営は、臨時議会で「羽後の国フアーム(菅原一範)」とすることが議決されました。
このほか、臨時議会ではスキー場、栗駒山荘、山ゆり温泉、農産物加工施設、育苗センターなどの管理運営をこれまでと同じ秋田栗駒リゾート(株)、農事組合法人・なるせ加工研究会、こまち農協などを指定管理者として指定し運営していただくことも議決していただいた。
