イベント, 地域興し, 芸術・文化 地域でも文化の日 2012年11月4日(日曜日) 爽風雲 文化の日の昨日、私の住む地域で「わらび座」の公演があった。 この地域は、村の中でもコミュニテー活動の盛んな地域で部会を設けてそれぞれの活動を積極的に進めている。 秋田県内でもコミュニテー活動推進のための補助制度を設けて、センター建設、活動費などのいろんな施策を展開した時期がおよそ30年以上も前にあった。 その当時、いち早く500万円の自己負担を地域が負担してコミュニテーセンターやら児童館、老人憩いの家、老人クラブ生産活動作業所などの複合施設をいち早く作った地域でもあった。 そうした、地域の連帯性、意欲的な住民活動などは今なお積極的に進めていることは素晴らしいことであると思っている。 そうした地域性もあってか、文化の日昨日、わらび座を招聘しての公演となったようで、主催は文化部主催での活動であった。 前段では、昔語りの会の昔語りもあるなど楽しいひと時であった。 岩井川小学校跡地に建設された複合施設「ゆるるん」は文化施設で音響設備もよく、演奏活動などで出演してくださっておられる方々からも施設設備に対する評価もよろしいようで、自信を持って芸術文化活動のできる施設と思っており、これからも大いに活用していただきたいと思っている。
雑感 かみ合わない議論と暴挙 2012年11月3日(土曜日) 爽風雲 議論なのか言いぱなしなのかはよくわかりませんが、これが国会の代表質問であり、答弁なのでしょう。 野党の党首の質問も、持論を展開するのはいいかもしれませんが、どれほどの国民の声を反映した質問なのかはよく理解できないのが正直な気持ちでもあり、また、途中退場した総理のことがすぐに頭に浮かび、どこか白々しく感じられてならなかった。 どんな質問をしても総理大臣の最高権限である「解散権」は絶大であり、どんなに頑張っても、どんな厳しい追及をしても、ぎりぎりの表現で確約など絶対にしないことを、もう確信したほうがよいのでないだろうか。 同じようなことを、並べ立てても、政権の座を明け渡すなど毛頭ないように思えてならない。 そんなことを言いながら、私たちも議論のかみ合わないことがあり、はたで見れば不毛の議論となってはいないか心配である。 注意しなければならないと思った。 ところで、この政権の閣僚の言動には懸念材料があったが、ついに出ました。 文部科学大臣が秋田市が申請していた秋田公立美大の申請を文科省大臣の審議会が新設を認めるとしていたものを、覆したのである。 今までわがままをしたいのを、我慢していたのか、存在感を示したいと思っていたものを、ここにきて爆発させたような感じのする覆し方で突如、これまでの慣例を破っての行動には、はなはだ迷惑な話である。 どうも今の政権は、議論抜きに突如としてこうした行動に出る、ダムの検証であってもそうであるし、事業仕訳であってもそうであるように、内閣としての秩序、異論など全く無視した、政策判断が横行しているように見受けられてしようがない。 いかに、大臣権限であるかも知れないが、突然の政策変更は暴挙としか思われないように感じる。 今回覆された3つの大学ははなはだ迷惑な話であるものと思う。 いったん覆したものを、見直すなどはほとんど無理なような気がするが、総理大臣判断まででも持っていけるものなんでしょうかねー。 官邸にには、総理に直接頼み込める人材もいるように思えるのですがどうなんでしょうねー? やっぱり、この政権には一貫性が感じられない。
イベント, 地域興し, 農政, 農業 農業担い手サミット交流会 2012年11月2日(金曜日) 爽風雲 「第15回全国農業担い手サミットinあきた」雄勝地域交流会・情報交換会が湯沢市で行われた。 サミット終えた全国の参加者が県内をAからMの13地域に分かれ、さらに地域ごとに特色ある取り組みをしている農業の事例研修をした。 そのうち1日には雄勝地域コースでは村の(農)なるせ加工研究会が選定され、バス1台で視察研修に訪れ、代表の谷藤トモ子さんから事業説明を受けており、大変関心が深かったようです。 前日の31日には湯沢のホテルで情報交換会が行われ、それこそ全国から集まった農業の担い手の方々が賑やかに情報交換をしておられました。 ホテルでの食事も、ありきたりの食事ではなく、すべて雄勝地域で生産された農産物を使用した料理でもてなしておられ、参加者からは地酒も十分に堪能しておられたようですが、食事もまた心のこもった地元食材を使った調理でものすごく好評であった。 ホテル側でも、主催者側の意向を尊重していただき、積極的に応えてくれて素晴らしいごちそうになったものと思っています。 翌日、なるせ加工所の視察場所でお会いしたら、大変喜んでおられた。 九州、四国、山陰、北陸、近畿、関東、東北など本当に全国規模での参加で、県内を含めると230名を越える大交流会で、本当に元気の出る催しであった。 何よりも、全国規模のこうした大会が秋田県では年に何回か行われていると思うが、こうした県内の地域に分散してそれぞれの地域を視察研修する機会はこれまで全くなかったのではないかと思うし、そうした視点での大会運営は秋田県全体を見直してもらうためにも、あるいは関心を持っていただき理解をいただきながら、秋田の良さをPRする絶好の機会であろうと思われる。 何も、決まり切ったホテルの食事ではなく、地場の特産を使いながら、それぞれの地域の特徴を見聞していただくような考えもとても大事であるように感じた。 主催者の今回の企画には大きな拍手を送りたいと思うし、諸手を挙げて賛意を表したい。 すべて、秋田市だけで大会を行い、そこからの視察行動となると限られて来るであろうし、秋田の良さを全国に発信するには決まったことしかできないように思っていた。 それが今回の担い手サミットで十分に新たな展開ができることを証明したように思うし、今後関係者が努力すべき事であるように感じた。 わが村の食材として、イワナ、カボチャ、トマトなど結構使用した料理も出されていましたし、サミット会場などでの即売にも工夫を凝らしておったようですこぶる好評であった。 うれしいことです。
福祉 老人クラブ連合会発足50周年 2012年11月1日(木曜日) 爽風雲 秋田県老人クラブ連合会創立50周年記念式典が開催された。 老人クラブ活動は、全国的な組織として結成され、各地で積極的な活動を展開してきた。 東成瀬村でも、昭和30年代から40年代にかけて全村で組織化され、高齢化社会に向けてその世代が協力して村の発展に、大きく寄与してきたものと思っている。 ところが、最近の動き、全国的な高齢化が進行し、高齢者の飛躍的な伸びと相まって、趣味や職業の多様化、働く世代が年齢的にも伸びて、こうした老人クラブ活動もどちらかというと、鈍化する方向になっているように思える。 村においても、老人クラブのない地域も増加する傾向にあり、村政の中の一つの課題でもあるように思える。 そんな中で、このたび秋田県老人クラブ連合会発足50周年記念大会が開催された。 村からも関係者がたくさん参加して記念式典を盛り上げていました。 大会では、村の連合会と入道老人クラブ(久寿会)が、連合会クラブ表彰を受けておられました。 村としても、老人クラブ活動が活性化するように、できるだけのお手伝いをさせていただきたいものと考えているところである。
成瀬ダム 学識経験者から意見を聴く 2012年10月31日(水曜日) 爽風雲 「成瀬ダム建設事業の検証に係る検討報告書(素案)」に対する学識経験を有する者の意見を聴く場 が開催され、出席した。 すでに、素案については「関係地方公共団体による検討の場」の場の第4回目でもって説明会がなされており、その場で関係機関からはそれぞれの意見も出されておるところである。 今回は、この資料に基づき学識経験を有する方々からの意見を聴く主旨の元に開催されたところでした。 膨大な資料を基に、成瀬ダム建設事業についての点検を行い、洪水調節、新規利水(かんがい、・水道)、流水の正常な機能維持の3つの目的ごとに、成瀬ダムを含む対策案と成瀬ダムを含まない対策案を検討した上で、洪水調節、新規利水(かんがい・水道)流水のの正常な機能維持の3つの目的ごとに目的別の総合評価を行った後、各目的別の検討をふまえて、成瀬ダム建設事業に関する総合評価を行ったところ、それぞれの評価軸(治水、新規利水、流水の正常な機能維持)ごとに検討した結果、「成瀬ダム案」が有利な案であるとする報告であった。 また、費用対効果では成瀬ダム建設事業の費用便益は約1.3という結果であった。 これをうけて委員からいろんな意見が出されたが、この結果については特に反対意見もなく、考えられる成瀬ダム事業としては委員の皆さんは妥当であるように受け止めたようであったように感じた。 長い長い検証期間であるものです。