爽風雲 のすべての投稿

人騒がせな大臣

この1週間近く、国会と文部科学省はてんやわんやの大騒ぎとなった。 もちろん大学の設置に向けて準備を計画的に進めてきた秋田市をはじめとして岡崎市、札幌市などの地元でも青天の霹靂のような驚きと予想だにしなかった大学設置の「不認可」とする田中文部科学大臣の記者発表で一体全体どうなっているのだ、暴挙以外の何物でもないという厳しい意見が噴出した。 それが、秋田県内はもちろん全国的な話題となり、マスコミでも大きく取り上げられるに及んで国家の問題となった。 国会でも取り上げられ、政府与党もその対応には四苦八苦したようである。 大臣が任命した委員による設置認可審議会が設置を認める方向を、不認可とすることはいかに大臣の専権事項としても到底許されることではないように感じた。 文部科学省の担当である高等教育局長はB局長で、秋田県の副知事もなさっておられたかたであり、何ともめぐりあわせの悪い時期に担当大臣であったものです。お気の毒にと申し上げるしかない。 報道でしか知ることができないが、大臣の説得に懸命に当られたようですが、何せ、これまでの行動、発言などから推測しても分かるように一筋縄ではいかないことであっただろうと思う。どれほど苦しんで難儀したことであろうか。物事の道理や理論的で通じることではなっかたのではないかと思うと、いかに切れ者の優秀な局長であっても大変であっただろうと思う。 そのご苦労には心から敬意を表した。 今回の問題は、いろいろな課題を投げかけたことでありましょうが、問題の大臣については何かやらかしそうだとは任命した当初から言われており、ついにやったかといった感じでありましょう。 国会が開催されやっと、国債法案が審議入りされようとしている矢先にこれですから、全くもって国家国民にとってもはなはだ迷惑千万な話しである。 官邸と与党、野党の強硬姿勢で政府国会を挙げての収拾策が功を奏して、認可の方向に道筋が見えたことは良かった。 教育と勉強しようとする子供たちの気持ちをしっかりととらえていることを政治が示すことができたように思っている。

手術後1年を経過して

人生において大きな節目があるように、私自身にとっても昨年は大きな試練の年であった。 消化器系に予想だにしなかったガンが見つかり、最初はカメラでとれる進行度であるとのことであったが、実際にやってみると、最終場面になってどうしても少し残ることになり、改めて手術と言うことになった。 そのときは愕然とした。 食事もまともにとれないくらいのショックであったし、その診断を受けてから、手術までの間に、東北大会などを主催する会議やイベントが昨年に限って二つもあり、それをしっかりと開催してからの手術となった。 その診断を受けてから約2ヶ月はそれこそ大忙しであったものの、あれこれ心配になり、体調の維持には精神的にも相当苦しんだ。 やっと1年が経過し、検診を受けたところ手術部位、関連する臓器、血液検査結果などにも全く異常が見られない!とのお墨付きをいただきほっとしたところである。 先日は、手術部位に近い気管のカメラ検査を受けたがこれまた異常がないとのことで、一安心した。 例年であれば、風邪などを必ずのように引いていたのであるが、これまで相当注意してきたので引かなかったが、油断したのかのど具合がせらせらしてどうも風邪模様で受診したら、単なる風邪とのことで、大事をとって薬をもらってきた。 それほど、かなりの神経質になっている自分に気付いたところでした。 しかし、体調の維持には慎重であるべきであるし、油断をしないように日々の仕事を含めて相当心していかなければならないと思っているところである。  

秋田県知事と市町村長の行政連絡会議

佐竹県政になって知事の肝いりで始められた知事をはじめ県幹部そう揃いと県内市町村長の行政情報交換をする「協働政策会議」が今年も開かれた。 市町村の意向を大事にしようとする県政姿勢がその趣旨であろうと考えている。 いろいろな取り組みが1期目の県政において施行されている。 その姿勢をよしとするも、具体的にはなかなか期待したような効果が表れにくいのが現実であるように感じている。 基本的な考えは理解できるが、それでは具体的にはどんな事項があるのか、考えられるのか、生みの苦しみで方向は見えないのではあるものの、じっくりと取り組んでいく必要性がるように感じている。 前段の協働政策会議の総会では、市長会、町村会から提案された協働政策会議への課題について議論され、国民健康保険事業の広域化に向けた取り組みの推進については、全国的な大きな課題であり、国が財源手当てをするのかどうなのか、県が保険者になるのかどうなのか、知事会でも結論が出ておらず、時間を要する問題であることになった。 一方、「県民一人1スポーツ運動」については、スポーツ立県の秋田県としては、その趣旨を理解しこれから具体てこに取り組んでいくことになった。 この後、県に対する要望事項については、多くの要望が出されたし、その事項ごとに秋田県からは回答が示された。 すべてについては一致点が見いだせなかったが、基本的には今後各項目について理解しながら協議を続けて、具体的に解決していく方向を探っていくことになった。 私にとっては、この会議については議題は議題として大事であるが、普段持っている課題について、県幹部との話し合いができる絶好の機会であり、とても意義のある、ある意味で持っていた課題に一定の方向性を見いだせた実りある懇談会であった。

やっぱり変な政権

散歩コースの家のそばに「夏目の木」がある。すっかり葉も落ちて夏目がたくさんなっている。 孫が、あれ何、と聞くので夏目だよと言って、食べることができるんだよと言って、一つ食べて見せたら、恐る恐る食べていたが、おいしい!と言ってまた食べている。久しぶりに食べた夏目は、嫌味がなくあっさりした甘さで、とってもおいしかった。 こんな風にして自然の果実を食べることのできる幸せはだんだんと薄れていくんでしょうか。どこかさびしい気がする。 そんな朝の日、日曜討論を聴いていておかしいぞとおもわずにはいられなかったことがある。 与党幹事長が、これほどまで国会運営について国民の民意が離れているにも係わらず、今年中の解散は考えられないと平然と言い放ったのである。 信頼しきって与党の議員さん方はよくぞ言ってくれたと手をたたいて喜んでおられたことでしょう。 しかも、そのときは総理大臣はもう機中の人となるべく移動の準備中で、ラオスに向かう。 その意思を確認しようにもできない、すごい仕掛けである。 報道記者が地団駄踏んでもどうしようもない。 やはり最後は総理大臣の専権事項なのである。誰がなんと言っても馬耳東風、言葉巧みに切り抜ける事は最大の武器とばかり、やり過ごせる能力はすごいことである。 新聞報道では、内閣支持率はついに、10%に突入と書いている。 しかし、与党支持者の50%近い数字が、解散は来年夏の衆参同時選挙が圧倒的に多い。 さもありなん、である。 これが、与党の最大の力であるのだと思う。 なんとしても来年夏まで持ちこたえるのが今の政権の寄るところであるのであるのでしょうか? どんな「試練にも絶えて見せます」。 まさしく歌の文句でありませんが、これが本音なのでしょうか、いやはや驚きました。 政治評論家は盛んに最低の内閣であると怒っていたり、これまでの民主党政権の菅、鳩山よりもひどいと言っておられますが、そんなの全く関心がございません。

椿川地区秋のフェステバル開催

椿川地区(椿台、手倉、五里台の3地区)合同で開催している恒例の秋のフエステイバル「生涯学習発表会」が昨日行われた。 この地域も地震などでの災害発生時には、地域が一丸となって互助精神を発揮し、ひとり暮らし世帯の支援、全世帯の安否確認、自発的な水道の給水支援、見回り、など積極的な地域活動をしておる地域であり、ほかの地域にとっても非常に参考になる活動を展開している地域である。 こうした連帯感の強い地域であることは、生涯学習などの面でも極めて積極的で、その成果を発表する機会をこのフェステバルで行っているものである。 発表会ではほかの地域の応援もあり大いに盛り上がっていました。 発表会に先立って、健康教室の講演も行われ、ユーモアいっぱいで話術巧みな歯科衛生士・遠藤さんの話に参加者は完全に引き込まれ、身近な口腔衛生の重要性を自然とおぼえこむ良い機会となった。 私自身も、普段やっていることや、その重要性には関心を持っていたものの、どうすればよいのか、具体的にどんな生活習慣としての取り組みを知る良い機会となった。 しかも、食道と気道の位置などごく当たり前のことでさえ、間違って覚えていたのではないかと思ったし、口腔内の衛生についても普段どれだけ手抜きし、歯磨きについてはかなり詳しく関心をもって取り組んでいたのであるが、口腔や舌などについてはほとんど構わないで生活していることに気づかされた。 その対策の具体的な方法や運動の仕方など特に参考になるものであった。 この地域の方々はそうしたことにも今後積極的に取り組んでくれることでしょう。 最初から笑に誘い込み、会場全体はリラックスムードで終始し、和やかなフエステバルとなった。 この地域では郷土料理の「あずきでっち」のおいしい地域でもあり、秋田県のわが村自慢で紹介したことから。上小阿仁村との交流が来週には行われることになっているとのことでした。 とにかく積極的に取り組んでくれる地域である。 この連帯感を今後も持ち続けてほしいと願っている。 ところで、最近こうした地域での活動に出席していろんな方々とお話をさせていただいたり、お聞きしたりする機会が多いと話しが、インターネットやブログの話しになり、親せきや兄弟の方々から電話があったり手紙などで、村の情報がそのネットやブログで知る機会が多く、楽しみにしておられる方々が結構おられることがわかってきた。 読んでいただいたり、見てくださっておられる方々が意外に多いことに気づかされ、これは心していかなければならないと思うものの、何をどうした良いのかわからないし、とりあえずはこれまで通り、思ったことを書き込んでいこうと思っていますのでよろしくご理解いただきたいと思う次第である。 今回の話しは、仙台に住んでおられる方からの連絡がご家族にあったとのことでした。