手術後1年を経過して

人生において大きな節目があるように、私自身にとっても昨年は大きな試練の年であった。 消化器系に予想だにしなかったガンが見つかり、最初はカメラでとれる進行度であるとのことであったが、実際にやってみると、最終場面になってどうしても少し残ることになり、改めて手術と言うことになった。 そのときは愕然とした。 食事もまともにとれないくらいのショックであったし、その診断を受けてから、手術までの間に、東北大会などを主催する会議やイベントが昨年に限って二つもあり、それをしっかりと開催してからの手術となった。 その診断を受けてから約2ヶ月はそれこそ大忙しであったものの、あれこれ心配になり、体調の維持には精神的にも相当苦しんだ。 やっと1年が経過し、検診を受けたところ手術部位、関連する臓器、血液検査結果などにも全く異常が見られない!とのお墨付きをいただきほっとしたところである。 先日は、手術部位に近い気管のカメラ検査を受けたがこれまた異常がないとのことで、一安心した。 例年であれば、風邪などを必ずのように引いていたのであるが、これまで相当注意してきたので引かなかったが、油断したのかのど具合がせらせらしてどうも風邪模様で受診したら、単なる風邪とのことで、大事をとって薬をもらってきた。 それほど、かなりの神経質になっている自分に気付いたところでした。 しかし、体調の維持には慎重であるべきであるし、油断をしないように日々の仕事を含めて相当心していかなければならないと思っているところである。