爽風雲 のすべての投稿

孫に面会

image image image 孫も遠くであろうが近くであろうが、内孫と同じでめんこいものです。 その8人目が8月に生まれたが、面会がなかなか叶わずにいた。 メールとブログで成長を見ていたがやっと年末の3連休を利用して那覇に内孫2人と妻で出かけた。 氷点下-8cから20+cに来ると、体調維持も難しい。 でも、人々の行き交う姿は、軽装ですし、やはり南ですなー! 息子夫婦にいつ頃那覇から帰るの?と聞いても、うーんとうなってばかりで、二人からは期待するような言葉が返ってこない! それだけ生活し易いんだそうです。 ここ2、3年そうした会話を交わしているが、さっぱり変わりがないので、実際生活し易い土地なんでしょう。 孫たちも、伸び伸びと健やかに育っているので、安心した。 仙台空港からは直行便で3時間のフライト、早特割などを活用すると運賃も割安で出かけられるし、可愛い孫たちを逢わせるのも大事なことであると思っている。 沖縄では、小学生の内孫も外国人が多いねー、どうして?と言う。 その説明も難しいが、さてどうするか? 街路樹の様子も違うし、シーサーのある門構え、建物の違いなどもあり、食事も違うなど、沢山の経験したことのないことを実際体験させることはいいことです。

目玉政策がどうなるのか

image 政権交代によって農業政策も相当変わった。 特に、米政策を中心にした戸別所得補償制度が存続するのかどうなるのか、しかも、その制度の実際の支払いに当たっても、支払日が、かなりの違いがあり市町村ごとに、農家から問合わせがあったり、苦情もあるようだ。 それも、事務そのものが国の出先機関であるセンターが直接担当しており、県や市町村は関与していないため、実態は分からないのが現実である。 センターの一日に処理する事務能力は2、000件しか出来ないため、そうした問題点が出ているようです。 そこに来て、今度は、生産調整のための調整水田・自己保全管理等からの作物生産への対策で、新たな対策が農水省か示され、その対策の為の計画が必要なことから、市町村や関係団体に調査報告が求められているようだ。 これもまたおかしい話しで、そもそも戸別所補償制度は県や市町村には迷惑を欠けないで、国が全て取り扱うことであった。 そのため、県や市町村には事務的経費は全く交付しないことであった。 それが今回は、市町村に調査依頼があったり、何よりも、その調査内容が、戸別所得補償制度そのものの根幹に関わる大きな問題点をはらんでいることがあるのではないかということが、県の会議で議論された。 そうしたことも、気付かず、面食らってしまった。 制度が成熟するまでは、やはり相当な期間を要するものですし、我々も十分吟味して掛からなければならないと感じたところでした。 いやー、農業政策は難しい! 慎重過ぎでもいけませんが、思い付きでもっていけませんなー。 でも、迅速な行動は求められると思っています。   

県都の除雪

本格的な降雪量となった昨日、県都である秋田市に出張があった。 午前の会議には余裕をもって出掛けたのに、ギリギリセーフ。 午後の会議は遅くまでかかり、更に年末ということもあって、懇親の場もあった。 普段から、各種の事故見舞い制度の認定に当たって、各般からのご意見を頂き、制度の平等化、合理性を判断していることから、一年の総まとめとしての会議と懇親で、話も盛りあがった。 さすがに、その道のプロフェッショナルばかりの委員さんで、私みたいな素人からすると、話しの全てが新鮮で実に勉強になるし、楽しい。 第一に人の話しを遮るようなことが全くない! とかくすると、自己主張が強いように思えるが、それがないのは、それぞれの委員さんのお人柄なんでしょうねー。 これは大事なことで、私なんかは、よく注意しなければならないし、心掛けるようにしたいと思っている。 人の話しを聞けよ!とよく家の女房から注意を受けておる身からすると\確かにそうだと思う。 そんなこともあって、懇親会も盛り上がる中で、帰りは早めに退出したが、道路が渋滞し、秋田市内を出るのに、なんと1時間以上もかかってしまった。 原因は、除雪の酷さですよ!除雪ではなく、除雪していないのではないか?と思えるような状態! 道路は轍(わだち)状態!これでは車は走れないし、交差点は混雑、辛うじて、交差点のみは、融雪剤を散布したんでしょうか、ザクザク! 他は圧雪状態でツルツル! 小路なんかはとてもとても通行出来る状態でないでしょうなー。 災害なんか起きたらどうするんでしょう? 人のことなんか心配するな!と言われそうですが、それにしても酷いもんですよー! 幹線道路を走っても、官庁街から1時間以上もかからないと、脱出できないなんて、考えられないことである。 そう言えば、会議に出た、県職員が今朝は1時間以上かかった、危なく遅刻だった!と言っていたなー。 と言うことは、これが当たり前か?そういうことかもしれないなー。 我々のところでは、それは出来ない! やっぱり除雪だけは絶対に手を抜かないで、しっかりとやるようにしなければならないのです。 生活道路の確保と災害対策を含めた住民の安全・安心の基本ですから。 今冬も万全を期さなければならないと強く感じた、県都の除雪?道路状況でした。 それにしても、わが村の道路の除雪は、来てくださるお客さんが皆感心されている。

ある講演会で

先月、東京で北東北3県の町村会の合同研修会があった。 7回目ぐらいになるこの研修会は、全国の町村長大会が開かれる機会に、個別に開催していた研修を合同で実施しようということになり開催しているもので、中央の著名な講師をお願いすることができ、好評である。 今回は、ジャーナリストの桜井よしこさんを、今年の当番県である青森県町村会がお願いしてくれたようでした。 私は、これまで確か1回公演をお聞きする機会があったように記憶している。 その時は、独特の優しい話し方ながら、内容はよく覚えていませんが、話し方の割には随分とはっきりとした、鋭い内容での政治批判をされておったように記憶している。 今回は、政治にまつわる話から3・11の大震災対応についての所見を鋭く話してくれた。 中でも、考えさせられたのは、つぎのようなことであった。 「放射線には幅広い意見があるが、政治家は事実を見るべきであり、確認すべきである。現在、人類が持つ科学的事実は広島、長崎、チエルノブイリの疫学的データしかない。国連科学委員会や国際放射線防護委員会は100ミリシーベルト以下の影響に有意性はないと結論づけている」とのことであった。そうした話に続けて、「科学的根拠のない年1ミリシーベルトを、いろんなところから除染の対象、基準にすべきであるとする意見で、確たる根拠もなくそれを基準にして、大量の土砂を積み上げ、その土砂の処分をどうするかも明確にしないまま、新たな問題を自分たちで作り出している。大人は年20ミリシーベルト、子供は10ミリシーベルトまでは大丈夫と、国の責任で言わなければならないのに、政府の責任者はいったい何をしているのだ」、町村長方もこの点をしっかりと考えていただきたい、とのことであった。 確かに、我々は、日常生活の中で放射線を一定程度浴びているようですし、検診やレントゲン検査などではそれぐらいの放射線を浴びているのも事実であるし、年間100ミリシーベルトの数値は優に浴びているとのこと。 先の報告は見たこともないし、聞いたこともないが、これまでの認識からするとかなり違ったものであることだけは確かであった、 ジャーナリストとしての調査と研究から導き出された論評であろうし、被災地の方がたや町村長の方々からすると、釈然としないことであろうと思われるが、事実を事実としてはっきり述べていることだけは確かなんでしょう。 これを聞いて、認識を新たにするよりも、自分自身が、そうした意見をうのみにしてきたことだけは確かであり、事実をもっと掘り下げて研究してkらであないと、簡単には、あれこれ言及することができないような気がしてきたのも事実でした。 随分とはっきりとした意見に、反発もあるだろうが全くひるむことなく、言い切っていた。 この方が、今回は政権での女性閣僚候補に上っておられるとの報道もあり、どうなるのでしょうか? そんな報道があって、急に思い出して感想を書いたところです。

46回衆議院総選挙は準決勝

今朝は軽い雪の吹雪もよう、天気予報によれば真冬日とかになるようで、朝の除雪も雪は軽いが氷点下4度で、寒い一日になるようだ。 風も吹かなければ熱気も感じられないといった今回の総選挙、小選挙区制と比例代表並列制のこの制度が、振り子のように振れて極めて安定性のない政権運営を余儀なくされている現実を何回も見るたびに、果たしてこれでよいのかといった議論が出ては消え、出てては消えて久しい。 その上、最高裁での違憲判決が出てもあれこれと議論がかみ合わずに、次の国会で方向性が示されるものとは思うが、それとても結論が出るのかどうなのか、定数削減は当然審議されることではありましょうが、政権交替でどうなることなのか。 同時に、制度そのもについても、中選挙区制度に戻したらよいとする意見も相当あるようである。 従って与野党の勢力分野で衆議院と参議院のねじれ現象は変わらないことから、政権運営は、いかに衆議院で絶対多数であっても、強引な運営はできないとの見方が圧倒的に多いようだ。 そんなことから、今回の選挙は「準決勝」であって「決勝戦」は来年夏の参議院選挙であるとのことである。 すでに、それを見越しての対策が政党によってはすでに準備が始まっているとのこと。さすがに政治の世界です。 今回の選挙の投票率は時期にもよりましょうが、最低の投票率であったようで、村の場合であってもやはりこれまでの選挙からすると最低であったようである。 それでも、秋田県全体は全国レベルでは高く、中でもわが村は、秋田県内でもトップの成績であった。 この傾向はいつの選挙であっても示されており、関心は高いといってよいと思っている。 来年度予算も越年することがほぼ決定的であり、本格的な村の予算編成も来年にずれ込んでくるが、国や県の予算編成の情報をできるだけ早く入手して、可能な限り、村の予算に反映させるようにしなければならない。 村税がきわめて少ない村の予算、財政の中で、有利な財源や事業を確保し事業を行い、村の方々の生活基盤の整備や、福祉、健康、教育など全般にわたって住民サービスのための施策を取り込んでいくのが私たちの役割であり、そのための情報を集め、政権が代わろうとなにしようともしっかりと取り組んでいかなければならないと思っている。