46回衆議院総選挙は準決勝
今朝は軽い雪の吹雪もよう、天気予報によれば真冬日とかになるようで、朝の除雪も雪は軽いが氷点下4度で、寒い一日になるようだ。
風も吹かなければ熱気も感じられないといった今回の総選挙、小選挙区制と比例代表並列制のこの制度が、振り子のように振れて極めて安定性のない政権運営を余儀なくされている現実を何回も見るたびに、果たしてこれでよいのかといった議論が出ては消え、出てては消えて久しい。
その上、最高裁での違憲判決が出てもあれこれと議論がかみ合わずに、次の国会で方向性が示されるものとは思うが、それとても結論が出るのかどうなのか、定数削減は当然審議されることではありましょうが、政権交替でどうなることなのか。
同時に、制度そのもについても、中選挙区制度に戻したらよいとする意見も相当あるようである。
従って与野党の勢力分野で衆議院と参議院のねじれ現象は変わらないことから、政権運営は、いかに衆議院で絶対多数であっても、強引な運営はできないとの見方が圧倒的に多いようだ。
そんなことから、今回の選挙は「準決勝」であって「決勝戦」は来年夏の参議院選挙であるとのことである。
すでに、それを見越しての対策が政党によってはすでに準備が始まっているとのこと。さすがに政治の世界です。
今回の選挙の投票率は時期にもよりましょうが、最低の投票率であったようで、村の場合であってもやはりこれまでの選挙からすると最低であったようである。
それでも、秋田県全体は全国レベルでは高く、中でもわが村は、秋田県内でもトップの成績であった。
この傾向はいつの選挙であっても示されており、関心は高いといってよいと思っている。
来年度予算も越年することがほぼ決定的であり、本格的な村の予算編成も来年にずれ込んでくるが、国や県の予算編成の情報をできるだけ早く入手して、可能な限り、村の予算に反映させるようにしなければならない。
村税がきわめて少ない村の予算、財政の中で、有利な財源や事業を確保し事業を行い、村の方々の生活基盤の整備や、福祉、健康、教育など全般にわたって住民サービスのための施策を取り込んでいくのが私たちの役割であり、そのための情報を集め、政権が代わろうとなにしようともしっかりと取り組んでいかなければならないと思っている。