政策, 林業・林政, 農政, 農業 過疎と山村の理事会 2013年2月16日(土曜日) 爽風雲 昨日に引き続き全国山村振興連盟の理事会が開催された。 会長は代々自民党の農林族の有力者がなっており、秋田県の二田元代議士が会長期間もあった。 現在は中谷元防衛大臣がなっている。 山村振興は文字通り全省庁に関わっており、関係省庁から全て来賓として来てくれる、そこでは、それぞれの所管事項を説明して制度の利活 用を期待する挨拶をする。 会長からは、二酸化炭素の吸収源対策としての森林税については、昨年やっと100億円がついたが、経産省と環境省のそれぞれの意向もあって、吸収源対策にはならなかった、今年も、その課題は解決されず、来年度以降に延びてしまった。引き続き努力する旨のあいさつがあった。 代議士は自民党のそれぞれの部会長さんなど3名が出席された。 予算的にもかなり大幅に伸びたようである。 午後には、全国過疎連盟の理事会があった。 この連盟は代々知事が会長になっており、佐々木喜久治秋田県知事がなっていたこともあった。 現在の会長は溝口島根県知事が当たっておる。 理事会の後、どうなる日本経済の行方と題しての講演があった。 総務省からは関地域力創造審議官と山口過疎対策室長が出席してくれた。 審議官からは、地域の活性化なくして日本の発展はないものと考えている、そのため、総務省に「地域の元気創造本部」を立ち上げた。 多様で柔軟な対応、しかも、継続性が重要である。 新たな施策として「自ら考え自ら取り組む」地域の創造力対策に応募が沢山あるそうで、この話は初めて聞いた話であった。 昨日の会議でも情報がタイムリーに届かないのか、あるいはその情報を把握出来ないのか、どこかに課題がありそうだ。 いずれ、山村振興事業であれ過疎対策事業であれ関心をもって常に留意するようにする必要があることを改めて感じた。 こうした、政権交代や政治に変化のある時は特に気を配らなければならないと思う。 講演では、なかなか歯切れのよい景気動向についての話しで、今年の夏頃には景気は上昇するであろうし、世界的にも全体的に大きな変化の兆しが望めるとの話であるものの、物価1%上昇には最低2年は掛かるだろうとのことであった。 消費税も国民全体が負担するための消費に関わって行かなければならないのではないかと感じた。 若いエコノミストで、嶌森さんという新聞などでは盛んと寄稿している方で、大胆な予測をし、しかもそれが当たっておられるようで、今人気のエコノミストであるようでした。
政策, 林業・林政, 農政, 農業, 防災・消防 山村振興役員研修 2013年2月15日(金曜日) 爽風雲 全国山村振興振興連盟の役員研修会が全国町村会会館を会場にして開かれた。 講師は総務省財政局調整課長と農林水産省農村振興局中山間地域振興課長のお二人であった。 政権交代によって予算も大幅に見直され、その概要について大ざっぱな説明があった。 しかし、短時間ではとても理解する事はできず、今後担当課長や県単位での説明によって具体的に示される事になるようだ。 当然現段階では、まだ施策の具体策などを示されることは無理なようであった。 しかし、各県の支部長から活発な質問があり、私も防災行政無線整備についての、補正予算と新年度予算の事業における財政対策に矛盾があることをお聞きしたら、補正予算がどうしても予算枠が少なく、申し訳ないとのことであった。 やはり、これまでもそうであったが、補正予算は活用すべきであるし、情報は早い方がよいことがはっきりした。 しかし、補正予算が提示される頃には、各県では既に提出してしまっており、どうしたわけか我々のところにその情報が来たときには、既に遅くなってしまうことが多いようで、県段階での情報に課題があるのかな?と感じた。 今回は、職員の給与削減問題でも、いろいろ考えさせられることもあった。 農林水産省の予算でも、かなり活用できる項目もあるのではないかと思われ、今後具体的には直接本省に照会できるよう担当の方々にお願いしてきた。 こうした形のつながりは大事であるように思っておる。
ノンセクション, 交通安全・防犯 表彰式二つ 2013年2月14日(木曜日) 爽風雲 秋田県飲酒運転追放競争で我が村が昨年に引き続き2年連続の表彰を受け、その伝達式が柴田雄勝振興局長からあった。 これまでもこの表彰は何回かあったが、連続はどうだったか記憶が定かでない。 運転免許証の保持者との比較などいろいろな算出方法を、使ってでの事であり、いずれ名誉な事である。 関係する皆さんにおれあを申し上げます。 午後には町村会で職員として35年以上勤務の会長表彰があり、村からは農林建設課長が受賞した。 長い間頑張った表彰であり、心から敬意と感謝をもうしあげたいと思います。 おめでとうございました。
農業 牛の市場も変化 2013年2月13日(水曜日) 爽風雲 村の黒毛和種のほとんどが由利家畜市場に出荷されている。 秋田県の牛も「由利牛」や「羽後牛」「三梨牛」などとして結構高い市場評価を受けている。 最近は横手市山内の牛も「横手牛」として料理屋などでは人気牛として静かな評価を受けてじわじわと秋田県全体の畜産業の振興に寄与しているようである。 そのような環境の中で、秋田県で開発した種雄牛「義平福」が昨年11月29日開催の全国和牛能力共進会で第2位となり一躍注目されるようになり、その系統の肥育牛単価が一気に上がるようになった。 その後の由利市場でも「義平福」の子牛が高価格で競られる展開であるようで、畜産業界にも明るい展望が開けると大きな期待感があふれているようである。 村でも、すでにこの子孫が今春には出荷されるのではないかと言われており、大いに期待しているところである。 先日、所要で村内を回っていると、「おら家さも義平福のこっこえる」とのことで見せてもらった。牛の良し悪しは全くわからないが、どこか丈夫で、体形もしっかりしているようで、やっぱりこれはいいぞという感じがした。 これから、こうした子牛がどんどん生産されることになろうと思うし、もともとわが村の畜産技術は折り紙つきであり、その価格にさらに生産者を見てのセリ人もおることでありましょうから、大いに期待したいと思っている。
雑感 官僚と一緒に仕事 リンク 2013年2月12日(火曜日) 爽風雲 現政権と前政権の違いの大きな違いに、官僚対策にあることが如実になってきた。 政治主導のもと官僚排除の論理で各省庁の職員と会うことも出来なかったが、政権交代後は全くの自由で、風通しも比べものにならないくらいであり、こちらの情報も確実に聞いて貰える。 こうも違うものかとつい呆れちゃう。 その官僚と一緒になって政策実現にその持てる力を、長い経験と実力で発揮するには、それだけの役職が伴わないと、なかなかうまくことが運ばないのも現実である。 大臣でなくとも、国会の委員長、特に財務省所管の委員長ともなるとなかなかその役職にはなれないようで、今回の国会人事でそれが実現した。 予算、金融、税制を中心に審議しそれらに関わる法案化などとともに事業の箇所付けまでにも影響力を与えることができる有力な委員長に秋田選出の国会議員が就任した。 御本人も、それだけの自信がおありなようで、こんごの活躍に大いに期待したい。 あまり頼むのも気が引けるのですか、どうしても頼まなければならないことがある。 そんな思いでいろいろな会合に参加している。 先日も、そんな機会があり参加した。その場での主催者挨拶は、政策を戦略として考えているのではもう遅い!既に戦術として捕らえ、スピード感をもって現政権は進まないといけない。秋田港の整備と海上輸送の重要性、シーアンドレール構想の実現、更には製造業における特許出願はあまり重視せず、どんどん開発すべきである。既に、中国、韓国は全て日本の真似をして製品出荷しており、とても太刀打ち出来ない、その前を行くよう開発し、スピード感覚を持つ必要がある。 そのためにも、秋田県は英語力をつけて、学力日本一と併せて英語力でも力をつけて、起業家を育てるようにしなければならないと、有力な起業家が挨拶されていた。 これを受けて、知事もその意気込みを挨拶でふれていた。 与党からも総務会長が出席されていたし、いかにその委員長職が重要であるかを力説する一方、女性、取り分け母親の役割と、高齢化社会の中で、女性を大事にすべきであることを述べておられた。 今回もまた、いろいろな方々とお会いし、情報もいただけ有りがたかった。 数年ぶりにお会いした、元町長とも歓談出来うれしかった。