農政 農業を語る集い 2014年1月27日(月曜日) 爽風雲 今年の農業を語る集いは土曜日の25日に開かれた。 この集いは認定農業者の組織である「田畑会(でんぱたかい)」(会長・佐々木修)の主催で、毎年1回この時期に開催しているもので、多くの会員が参加する内容の濃い認定農業者の研修会である。 今回は、国の出先機関である大仙農業センターの課長、秋田県湯沢雄勝地域振興局農林水産部課長、JAこまち東成瀬支店係長などから、それぞれの課題についての説明あるいは報告などがあった。 特に、農政も大きな転換期を迎えることになりその対応についての国・県の考え方が注目を集められたが、いずれも国会が開会したばかりであり関連予算や法案などが提案もしくはこれからということもあり具体的には立場上言及することがなかったし、また県においても2月県議会に提案されることから具体的な説明はなされなかった。 しかし、ある程度は予測してはいたものの、取扱いなど数点については意見交換の場で確認されたり、懇親会の場で会員同士で率直な話し合いが行われていたようでした。 雪寄せ作業など、天候も落ち着いたところでの集いで皆さん多少はゆとりがあったようでしたが、それでも役場での積雪は少し押し詰まったとはいえ2.07cmとすごい積雪量であることには変わりはありません。 話しは、自然とパイプハウスや農業施設の維持管理の情報交換なども多かったようです。 特に、新しい施策となる「農地中間管理機構」の具体的な取扱いと、農家にどう反映されるのか、農家にどのような形で具体的に影響が出るのかかなり関心が高いものと思われる。 こうした、末端農家対策をしっかりと示すような対応策が必要であると考えるべきであると思っている。
防災・消防, 雑感 朝の雪作業なし! 2014年1月26日(日曜日) 爽風雲 何とゆっくりすることか! 早朝から除雪、軒掘り、排雪、などの雪寄せ作業がもう定例的であったのが久しぶりにここ数日、天気も緩み皆さんゆっくりしておられるようだ。 その一方で、空き家や車庫などの倒壊や庇など一部損壊が懸念されるだけでなく実際、あちこちの地域から情報が寄せられている。 それは、これまで建物に乗っていた雪が、好天であったり、雨模様の為重くなり、その重さが加重されるようになって、ついにそうした事態に至ってしまうケースのようです。 まさかと思っているところまでもそうしたケースが見られる。 それでも所有者や親せき等連絡が取れる物件は良いのですが、全く連絡の取れないことや連絡のしようがなかったり、あるいは「私は関係ない」とおっしゃられるケース、など実に多様である。 しかし、その家屋や車庫、小屋が通学路や、歩道などに面している場合も多く危険な場合も数多くあるのです。 従って黙っておくわけにもいかず、「空き家の適正管理に関する条例」を制定して、最終的には行政代執行をまでもできる条例を制定していますがなかなかそこまでやるには手続き的にも時間を要しますし、その前に何とか処置できるよう担当者も懸命に努力をしているところです。 雪が降らなければ降らないでそれなりに、課題も出て来る毎日ではあります。 とにかく、もう少しの時間であろうと思うが、懸命に事故防止に向けて頑張ろう! 今日は、朝から地元の地域の鎮守様である「観音様」(荒沢神社)の雪下ろしで、雨の中の作業となったが、伍長ぶれ(大体10戸単位の隣組組織)が4伍長ぶれぐらいにあったようで、さらに重機のユンボの応援もあり、効率的にたまりにたまった神社の雪下ろし作業もかなり固くしまったもので難儀はしたが3時間ぐらいで終了した。 終わって、温かい缶コーヒーを飲んで解散となった。 みなさんお疲れさんでした。
雑感 好天の首都から雪国へ 2014年1月25日(土曜日) 爽風雲 少しは曇っていても東京は暖かい。都知事選も告示されたが、東京にいるうちには街頭演説などは聞く機会がなかった。 お会いした方々と話してもその事の話は全く皆無であった。 まだ関心がないのか、皆さん極めて冷静であるようであった。 新聞などでは、大演説とはやしたてている応援者の演説が前面にでているようで、一体どうなるのか。 原発問題は確かに重要であり、真剣に取り組まなければならない課題であることは確かである。 しかし、電力の消費量は圧倒的に東京が最大であり、大都市があげて取り組む問題でもあろう。 つまり全面的に国が担うべき政策課題である。 しかも、それは、最終的に電力会社と消費者の問題でもある。 それを、原子力発電所と選挙とどう関連づけ結びつけるのか? よく見えない。 かっての郵政民営化と同じようなパターンで選挙民は惑わされ、変な方向に行かなければいいなーと思ってしまう。 結局郵政民営化はどうなりましたか? 地方分権改革、三位一体改革はどうなりましたか? しっかりと検証しなければならないことではあります。 そう言えば、写真の羽田空港も成田空港と同じ国際線の空港にすると盛んに息巻いてはいましたがどうなったのかな? 空港は今日も天気が良く気持ちよさそうに離着陸していました。
ノンセクション, 政策 国土強靭化構想 2014年1月24日(金曜日) 爽風雲 豪雪の村から昨日は、朝早くから、ストーブとボイラーの吸排気の安全対策のためしっかりと雪を掘り起こし、憂いなく都道府県町村会正副会長会議出席のためでかけた。 どうだろう!この天気の違い!確かに天気図は好転の方向ではあるが、それにしてもあまりの違いに愕然とした。 会議では、表彰があり藤原会長からは、道州制に対する反対姿勢をより鮮明にしていくとの強い挨拶があった。 関口総務副大臣の来賓挨拶では、自治事務のクラウド化を促進したい、国民ナンバー制度の導入を図ること、そのため一般財源を確保した。 地方分権改革の締めくくり時期に入ったことと、消防団員の確保のため地方公務員の加入にも配慮してほしいこと、更に消防団の装備品倍増計画も予算化した、事などが挨拶の中であった。 講演会では、「レジリエンス・ジャパン:日本強靭化構想」と題して京都大学大学院研究科教授 藤井聡氏の講演があった。 3・11のクシノハ作戦、現在の我が村みたいな豪雪対策等では建設業の方々の協力が絶対的に必要である。 それを、公共事業が悪みたいな風潮によって、激減した。 今回の構想は、国土交通省でもなく通商産業省でもなく、一極集中ではなく全省庁を対象にして、今後予想される巨大地震、インフラ危機、世界恐慌、エネルギー危機、デフレーション不況の危機などの危機勃発時に、全体が機能して被害を最小限にする構想であると受け取った。 かっての政権下で競争原理の導入によって、三位一体改革の下、地方にどんな苦渋を強いたか?何が地方分権改革であったのか? 至上原理主義は妖しいものであった。 政治は古事記の時代から「民が豊かになること」である。 現在の好況はアベノミクスの第二の矢の効果と見てる。景気回復は公共事業のかくだいしかない! この構想は東京をも救うことになる。 安倍政権の内閣官房参与の立場からの意見でもあったのでしょう。 藤井聡氏の講演は近く横手でも、お聞きする機会があるがあまりに早口で理解に苦しむこともあった。
福祉, 議会, 農政, 道路交通, 防災・消防 臨時議会と商工会新年祝賀会 2014年1月23日(木曜日) 爽風雲 豪雪対策の補正予算を審議していただく1月臨時議会が開催された。 補正予算は、道路除雪や要援護家庭への雪下ろし助成、パイプハウスなど農業施設までの農道除雪支援、除雪のための燃料費支援、通学路などの倒木除去対策経費など広範な対策経費を計上した。 かなりきめ細やかにした対策費であり、補正予算の総額は5、000万円を計上した。 これにより、村の方々の不安解消、農業など雪害によってとかく気持ちも滅入りがちで春の作業に意欲を失うことの無いよう、しっかりと対応できる内容であると考えています。 議会では、通学路にかかる樹木からの落雪対策、要援護家庭の一時入所、入院などに対する支援の在り方などの議論があった。 審議の結果、原案通り可決され、今後具体的にこうした予算を執行してできるだけ早く支援をしてまいりたいと考えているところです。 午後には、商工会の新春祝賀会があり多くの来賓の出席のもと、会員も多く参加してにぎやかに懇談した。 祝賀会の前段には、仙北市西明寺診療所所長・市川晋一氏による「成功する経営者のマル秘健康術」と題し、サブタイトルは「夫婦で乗り越えよう、男性更年期障害」との内容でユーモアあふれつつも、前向きな姿勢、ときめくような生活を心がけようとして締めくくっていた。