農業を語る集い
今年の農業を語る集いは土曜日の25日に開かれた。
この集いは認定農業者の組織である「田畑会(でんぱたかい)」(会長・佐々木修)の主催で、毎年1回この時期に開催しているもので、多くの会員が参加する内容の濃い認定農業者の研修会である。
今回は、国の出先機関である大仙農業センターの課長、秋田県湯沢雄勝地域振興局農林水産部課長、JAこまち東成瀬支店係長などから、それぞれの課題についての説明あるいは報告などがあった。
特に、農政も大きな転換期を迎えることになりその対応についての国・県の考え方が注目を集められたが、いずれも国会が開会したばかりであり関連予算や法案などが提案もしくはこれからということもあり具体的には立場上言及することがなかったし、また県においても2月県議会に提案されることから具体的な説明はなされなかった。
しかし、ある程度は予測してはいたものの、取扱いなど数点については意見交換の場で確認されたり、懇親会の場で会員同士で率直な話し合いが行われていたようでした。
雪寄せ作業など、天候も落ち着いたところでの集いで皆さん多少はゆとりがあったようでしたが、それでも役場での積雪は少し押し詰まったとはいえ2.07cmとすごい積雪量であることには変わりはありません。
話しは、自然とパイプハウスや農業施設の維持管理の情報交換なども多かったようです。
特に、新しい施策となる「農地中間管理機構」の具体的な取扱いと、農家にどう反映されるのか、農家にどのような形で具体的に影響が出るのかかなり関心が高いものと思われる。
こうした、末端農家対策をしっかりと示すような対応策が必要であると考えるべきであると思っている。