会議を終えて昨日は移動日。 紅葉が始まった会津と裏磐梯を経て上京した。 夜には、懸案であった事業の情報交換を行った。 今朝は、爽やかな風が吹く中を、偶然に前全国町村会副会長さんとお会いし、齊藤前秋田県町村会長の思い出話しをしながら、 桜田門往復のコースを散歩した。
月別アーカイブ: 2016年10月
震災復興の現状と課題
朝霧の山里と医療審議会
(朝霧たなびく山里) (花壇コンクールで最優秀の岩井川東村地区の花壇)
昨日は朝霧の濃い朝となった。 これはこれで、何とも言えない風情があり、私は好きな光景でもある。 こうした朝だと次第に霧が切れて、日中はよい天気になる。 そうしたことを願いながらの散歩は、また楽しい。 昨日は、県の医療審議会に出席し、帰りは21時。それから、晩御飯も遅くなってしまうので軽くすますことになる。 不規則な食事は、どうもいけません。 規則正しくあるべき食事時間が、健康にも関係ある計画を審議する会議が、大抵は出席者の関係からこうした時間設定になるのでしょう。 会議は、専門的な医療関係者の部会などで議論していただいたものであり、ほぼ原案通り決定する方向であったし、すでに国との調整もすんでおるようでした。 この計画に沿って、二次医療圏も秋田県は8ブロックとし、今回の計画に沿った国の補助事業も交付されることになるようだ。 関係機関から要望のあった表現等も加えられたなかで、地域包括医療、地域包括ケアシステム、介護等も含めた内容になるようで、我々にとっても関心があるところです。 具体的にはどんなことになるのか、単に表現として示されたものなのかは分かりませんが、診療所の役割の中に、そうしたことをはっきりと示したことには評価してよいと考えられる。
秋田県総合政策審議会
(審議会で挨拶をする佐竹知事)
昨日は秋田県の会議が二つあり出席した。
秋田県総合政策審議会は、文字通り秋田県の総合的な政策を審議する極めて重要な審議会で、広範にわたる内容で会長は三浦廣巳秋田県商工会連合会会長のもと、6部会に分かれて議論しあった。それぞれの部会での原案を提言し、審議会で承認し、秋田県知事に提出したものであった。
これに基づき知事は、秋田県議会に提案して県議会の承認を得、29年度以降の予算に反映させていくことになることになります。
提言は、インバウンド対策による観光客誘致、秋田牛の振興、、産業振興対策としての航空機産業参入、東京オリンピックに向けた合宿誘致、国文祭の開催、がん対策、病院機能の充実、自殺予防対策、英語コミュニケーション能力育成、少人数学習の推進、移住定住対策の推進、全国トップレベルの子育て支援対策の充実などが中心になっている。
この審議会では、「第2期ふるさと秋田元気創造プラン」のこれまでの事業評価について、検討を要するのではないか、あるいはこの計画であっても具体的にどのように行動していくのかといったことについての厳しい見方もなされた。
知事も「要はどう行動するか」であるとおっしゃっており、正しく我々の計画であっても計画を立てても、具体的のどのように行動するのかが問われることになる。
とはいっても、この広範にわたることについて、すべて100%実行することはなかなか至難の技ではありますもの、その意見は意見として実現に向けて、最大限の努力をしなければならないのが行政の長としての役割であることは当然となる。
先日の、津軽ダムの竣工式で三村青森県知事が挨拶の中で、いろんな苦労をして実現させたんですが、それが実現後は、ほとんど関心を示さず、別の分野での要求になってくる、本当に参ってしまう!と冗談まじりにお話をしておられましたが、佐竹知事もメデイアでの、県政運営の評価でアンケート結果は、満足20%で不満20%としても、60%は普通とでた場合、この60%をどちらと理解するか?
我々も広範な事業展開をしているが、住民要望は次々と変化、加速していくのは常であり、やむを得ないにしても、しっかりと内容を精査しながら後退することなく前進していかなければならないと、つくづくこのお二人の挨拶を聞いて感じたところでした。