彼岸の中日

IMG_0535       (心のこもった美味しいぼたもちが配られました) 今日は彼岸の中日、ご先祖様の墓はまだ雪にうずもれている。 それでも今年は雪が少なく雪消えも早い感じがするし、近くに見える実家の墓も墓参りを待っているのかもしれません。 彼岸の中日であると同時に、春分の日でもある。 彼岸の中日と春分の日は21日と思っているが、年によって違う、大体2年ごとに変わるようだ、今年と来年は3月20日で再来年とその次の年は3月21日となるようだ。その前も2年ごとに交互になっていたようだ。 春分の日は24節気の一つであり、一つの季節の区切りでもある。 毎年この日に、ボランテイア団体「なるせゆいっこの会」(会長・鈴木春一)では、高齢者ご家庭などが彼岸の中日に各家庭で作る「おはぎ」を作りたくても面倒でなかなか作れないことも多いことから、ご先祖様に申し訳ないといったことを耳にして、会員の方々が協力しあって「ゆいっこ宅配ぼたもち」のサービスをしてくれて喜ばれている。 なかなか気づかないことでもあり、とても喜ばれている。 その希望者も年々増えてきており、ご難儀をおかけしますができるだけ続けてほしいものです。 各家庭でもとても暖かなサービスに手を合わせて喜んでくれているようです。 ありがとうさん!

先輩西方に旅立つ

IMG_0531 温厚な方であり、深い考え方の方をする方であった先輩がまた旅立った。 それは全く突然の死であり驚いている。 おそらく誰もがそう思ったに違いない。つい先日お会いして話したばかりであるとのことであり、一様にびっくりしていた。 病気などしている話もなく、元気でにこにこしておられたのが信じられないくらいである。 お聞きすると大動脈瘤の病気とのことで、朝食を家族といただき間もなくとのことで、すぐに救急車を呼び搬送したがどうにもならなかったようだ。 先輩は、もう一人の先輩と二人で協力し合って重機の運転には特に習熟された方々で、建設業者さん方がまだ少なかった村の中で、役場で特別会計の「ブルドウーザー会計」を設置し、林道開設、草地整備、除雪など重機を使った事業を、特に設計書もなくおおよその計画を示すと、経験と重機の見事な操作技術で立派な林道や村道を草地を整備するという一時代を築いた方々でした。 ほかにもスポーツもこよなく愛し、ソフトボール、最近はパークゴルフの名手で、穏やかな人柄は誰からも慕われていました。 先輩方がこうして亡くなっていくのはさみしいものです。 心からご冥福をお祈り申し上げます。

元気に卒園

image image image image なるせ保育園(菊地保子園長)で今年度の卒園式が行われた。 今年は少し少なく10名の卒園児でしたが、とてもアットホームな感じの心のこもった卒園式でした。 加えて、今年は祖父母も参加してくれて、保護者の感激と祖父母の孫さん達にかけた思い、優しい眼差しが印象的でした。 園児の将来にかける夢も一人一人から元気にはっきりと述べられておりましたし、よくもまあじぶんの希望を述べることができるものだと感心させられました。 元気にすくすく成長することを願いたい思いで一杯でした。

大きな前進

image (石黒建設部長に要望) image (県議会議長、副議長、常任委員長に要望) 約半世紀にわたって運動を展開してきた「県道、横手・東成瀬線」の整備促進期成同盟会の要望会を横手市、東成瀬村の関係者と東成瀬村岩井川、横手市山内村三ツ又の地域代表者が出席して県庁の石黒建設交通部長や課長など関係幹部に通年通行を含めた要望を強く要望した。 これには、県会議員の鶴田、柴田、土谷、大関、佐藤の5名の議員が同席してくれて強力な運動になった。 なかなか運動が手詰まり状況であったが、議員さんがたの一般質問もあり、今年は具体的な動きになりそうな要望会となった。 当面、春山の試験除雪を4月4日から始め28日には終える予定であり、この間に、危険箇所、今後の対応など具体的に検討するなど大きく前進することとなった。 最終的には、路線変更を含めた要望に結びつけて行けるようにして参りたいと考えている。 県議会でも議長、副議長、建設常任委員長も要望し、極めて前向きにしかも具体的な提案もあり頼もしく感じたしだいでした。今後に向け話し合いをすることに対して出席者も確かな手応えを感じたものと思う。 この要望の前に、秋田高規格自動車道の4車線化の要望会にも同席させていただいた。 この席上、スマートインターを横手市山内PAキングに配置できるようにとの県会議員さんから提案があり、4車線化が国交省でも具体的に検討されており、タイミングとしてはいいチャンスではないかと感じた。 これらが具体化することにより、以前に構想として提案されていた13号線の幹線とと107号線と108号線とを結ぶ縦軸が観光、物流、の重要な交流幹線道として重要度を増してくるものと考えられる。 粘り強くこうした運動を展開することが、現下の経済状況、政府の財政出動の重要性からも強く推進されることに期待したいところです。 これまでの運動に大きな光明となった要望会でありました。

伝統の卒業式

IMG_0503 (決意表明を一人一人が壇上で行う伝統) IMG_0500(卒業生) IMG_0511IMG_0516 (卒業生席)IMG_0529 (担任から万感の思いを込めて、卒業生に激励の言葉) 東成瀬小学校の卒業式が、昨日行われた。 今年の卒業生は34名、近来では珍しいくらいの卒業生であった。 この卒業生が5年生の時、全国学力テストで東成瀬小学校と東成瀬中学校が結果が優れているとして取材を受けることになった。 この成績はこの年ばかりでなく、連続して9年近くも全国の上位の成績で、全国、あるいは韓国などの外国からも注目されていたのですが、特別に全国学力テストのための学習をしている訳ではなく、長年培ってきた教育方針の実践結果であると思っているし、教育現場でもそうした方針に基づいて普段から取り組んでいるものと思っている。 そうしたことが注目されての取材があり、ほぼ1時間近いドキュメンタリー番組として全国放映され、その後東北地方番組でも紹介されるなど、広く知られるようになった。 これとは別に、教育関係者や議会、行政サイド、メデイアなど視察取材の回数も年々増加しており、年間500名近い視察者があるようです。 そんな視察の機会があっても、今回の卒業生は授業での落ち着きがないとかと言ったこともなく、ごく自然な形で平常通りの授業を続けたし、その取材では、たまたま学習に対する考え方の意識改善のために、徹底した話し合いを全ての学習時間を変更して丸一日行った場面の取材となった。 こうした現場を徹底的に取材し放映されたのであるが、こうした話し合いが、この卒業生にとっては大きな力となったものと思う。 卒業年次の6年生の学力テストでも、この成果はしっかりと反映され素晴らしい成績であったようだ。 昨日の卒業式では、卒業証書をいただき、それを胸にして一人一人が保護者、在校生、先生方、来賓の全員に東成瀬小学校の伝統である決意表明をしてくれた。 将来の夢、目標、などを明確に、堂々と大きな声で表明した。