温厚な方であり、深い考え方の方をする方であった先輩がまた旅立った。
それは全く突然の死であり驚いている。
おそらく誰もがそう思ったに違いない。つい先日お会いして話したばかりであるとのことであり、一様にびっくりしていた。
病気などしている話もなく、元気でにこにこしておられたのが信じられないくらいである。
お聞きすると大動脈瘤の病気とのことで、朝食を家族といただき間もなくとのことで、すぐに救急車を呼び搬送したがどうにもならなかったようだ。
先輩は、もう一人の先輩と二人で協力し合って重機の運転には特に習熟された方々で、建設業者さん方がまだ少なかった村の中で、役場で特別会計の「ブルドウーザー会計」を設置し、林道開設、草地整備、除雪など重機を使った事業を、特に設計書もなくおおよその計画を示すと、経験と重機の見事な操作技術で立派な林道や村道を草地を整備するという一時代を築いた方々でした。
ほかにもスポーツもこよなく愛し、ソフトボール、最近はパークゴルフの名手で、穏やかな人柄は誰からも慕われていました。
先輩方がこうして亡くなっていくのはさみしいものです。
心からご冥福をお祈り申し上げます。