(決意表明を一人一人が壇上で行う伝統)
(卒業生)
(卒業生席)
(担任から万感の思いを込めて、卒業生に激励の言葉)
東成瀬小学校の卒業式が、昨日行われた。
今年の卒業生は34名、近来では珍しいくらいの卒業生であった。
この卒業生が5年生の時、全国学力テストで東成瀬小学校と東成瀬中学校が結果が優れているとして取材を受けることになった。
この成績はこの年ばかりでなく、連続して9年近くも全国の上位の成績で、全国、あるいは韓国などの外国からも注目されていたのですが、特別に全国学力テストのための学習をしている訳ではなく、長年培ってきた教育方針の実践結果であると思っているし、教育現場でもそうした方針に基づいて普段から取り組んでいるものと思っている。
そうしたことが注目されての取材があり、ほぼ1時間近いドキュメンタリー番組として全国放映され、その後東北地方番組でも紹介されるなど、広く知られるようになった。
これとは別に、教育関係者や議会、行政サイド、メデイアなど視察取材の回数も年々増加しており、年間500名近い視察者があるようです。
そんな視察の機会があっても、今回の卒業生は授業での落ち着きがないとかと言ったこともなく、ごく自然な形で平常通りの授業を続けたし、その取材では、たまたま学習に対する考え方の意識改善のために、徹底した話し合いを全ての学習時間を変更して丸一日行った場面の取材となった。
こうした現場を徹底的に取材し放映されたのであるが、こうした話し合いが、この卒業生にとっては大きな力となったものと思う。
卒業年次の6年生の学力テストでも、この成果はしっかりと反映され素晴らしい成績であったようだ。
昨日の卒業式では、卒業証書をいただき、それを胸にして一人一人が保護者、在校生、先生方、来賓の全員に東成瀬小学校の伝統である決意表明をしてくれた。
将来の夢、目標、などを明確に、堂々と大きな声で表明した。