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不可解な解説者の意見
昨日の朝のラジオ放送で政治評論家か経済評論家かはよくわからなかったが、衆議院の定数削減についての解説があった。
政府与党の意見も別れている一方で、定数削減の対象になる選挙区にかかわっている議員は何としても反対の立場で頑張っている。ところが、総理大臣は衆議院議長が先の答申を受けて、先伸ばしすることなく実現に極めて積極的なことが分かり、にわかにその行方が緊迫してきたようだ。
これにたいして、先のラジオ放送の解説では、定数削減は基本的に反対である、先ずは、議員報酬を2割削減することによって、国民は納得するのではないかとの意見であったようだ。
それは、定数削減とは違う意見ではないかと一瞬感じた。
我々地方も、有権者数のみで議員数を定めることには、地方の意見の発露の場が制約されることから納得はできないが、最高裁判所の判断もあり、難しい課題には違いないが、選挙制度全体を見直しする必要性が強く感じられてならない。
ただ、議員報酬削減についてはあまり議論にもならない。
それはそれなりにいくつかの課題があってでしょう。
いずれ、定数削減と議員報酬削減を同時に考えては今回の講師は問題解決にはならないのではないかと感じたところでした。
離島振興は進んでいる
(瀬長島)
(温泉も湧出、足湯などもあった)
沖縄も離島振興対象と基地問題もあり政府としてもかなり力を入れているんでしょう。
本島からわずかしか離れておらない小さな島が無数にあるわけで、そうした島々を結ぶ橋や海中道路があちこちに整備されていることでよく理解できる。
そんな小さな島が間違いなく観光スポットとして多くの誘客に成功している現実を目の当たりにして、公共工事のコンセプトがしっかりしていることと、どんな客層を対象にしているのか、出店する企画力などがかなりしっかりしていることによるものとこんじた。
小綺麗でつい寄ってみたくなる、買いたい、食べたい!と繋がっていく。
首里城、万座毛などお馴染みの観光スポットから更に進化している観光対策なのか。
今回は、そうしたスポットを何ヵ所か見て回った。
瀬長島などは飛行機の発着スポットとして注目されており、さらに新たな施設整備によってこれからの観光スポットとして注目されそうでした。
初めての古宇利島
(全長1、960mの古宇利大橋、総工費250億円!)
(オーシャンタワーに通じるカート道路)
昨日は、美ら海水族館から初めての古宇利島に渡ってみた。
美ら海水族館は相変わらずの混みようでしたし、中国、韓国、台湾などの観光客が多くその賑やかなこと!
ゆっくり孫たちと見ていても平気で割り込み、高声での会話には参ってしまう。
早々に退散し初めての古宇利島に渡った。
そこにもそうした方々が多く、折角の楽しみが半減!
しかし古宇利島に出現した「古宇利オーシャンタワー」、これが素晴らしかった。
第一、約2kmの古宇利大橋が2005年に完成、総工費250億円の財源はどう捻出したのだろうか?人口9、000人の自治体がどうして300人の人口の古宇利島に橋を架けることができたのか?
興味があったなー。
それよりも、その景色、景観の素晴らしさ、海のコバルトブルーの美しさ、更に空の美しさに着目した着眼点は素晴らしい!
その島に、貝殻だけの展示施設があり、貝殻の美しさに改めて見いってしまった。
この橋の効果とオーシャンタワーの景観、貝殻の展示施設でこんなに観光客を集めることが出来る発想と公共工事の役割を深く考えさせられた。