不可解な解説者の意見

image 昨日の朝のラジオ放送で政治評論家か経済評論家かはよくわからなかったが、衆議院の定数削減についての解説があった。 政府与党の意見も別れている一方で、定数削減の対象になる選挙区にかかわっている議員は何としても反対の立場で頑張っている。ところが、総理大臣は衆議院議長が先の答申を受けて、先伸ばしすることなく実現に極めて積極的なことが分かり、にわかにその行方が緊迫してきたようだ。 これにたいして、先のラジオ放送の解説では、定数削減は基本的に反対である、先ずは、議員報酬を2割削減することによって、国民は納得するのではないかとの意見であったようだ。 それは、定数削減とは違う意見ではないかと一瞬感じた。 我々地方も、有権者数のみで議員数を定めることには、地方の意見の発露の場が制約されることから納得はできないが、最高裁判所の判断もあり、難しい課題には違いないが、選挙制度全体を見直しする必要性が強く感じられてならない。 ただ、議員報酬削減についてはあまり議論にもならない。 それはそれなりにいくつかの課題があってでしょう。 いずれ、定数削減と議員報酬削減を同時に考えては今回の講師は問題解決にはならないのではないかと感じたところでした。