つかの間の晴れ空

  (命綱固定金具試作品) (命綱固定金具試作品) この時期、連日のような雪降りで多少気が滅入っている時期に少しでも晴れ間が出てくるとほっとして来る。 村の中でもあちこちで雪下ろしが盛んに行われている。 ここ数年こうした時期に、屋根からの滑り落ちる雪が、見回っていた家族や、雪下ろしをしていた家族に落ちて、その重みなどで痛ましい事故が数件発生している。 今年も、すでに、トタン屋根から、雪に乗ってしまい屋根から飛び降りて足首かくるぶしにけがをしてしまい重傷で入院してしまった方もおられるようだ。 こうした事故は常にあり得るケースで、十分な対策、つまり一人での雪下ろしはしないようにしていただきたいし、滑り止めの対策、あるいは県との共同開発をしている落下防止のための命綱固定金具が開発されているようですので、是非設置してはどうだろうか。 現在モニター募集をしており、写真のような試作品があるようです。 産業祭の際も展示されていましたし、役場などにも問い合わせをしていただくとよろしいかと思う。 私も取り付ける準備をしているところです。  

最低の投票率

  (エナジードリンクとレストランのピザ、ドリンクは孫ががぶがぶ飲んでしまいました。よく見たら、カフエインなども入っていました!) 年末の総選挙、アベノミクスの成果を問う選挙、政権維持の姑息な解散総選挙、来たるべき消費増税対策、秘密保護法の危険な運用懸念、沖縄米軍基地対策など並べてみると争点になる課題は結構多くあった。 それに対する国民の判断を仰いだわけで、批判、意見は意見として意義があったことであるのではないかとも思われる。 投票率は村は、71.84%で大潟村に次いで秋田県第2位でしたが、昨日の天気では致し方なかったのかな。 結果は出ました。 政権政党には、その結果におごることなく、今後の政策遂行や国政運営のすべてにおいて真摯に対応していただきたいもである。 地方創生対策は今後急ピッチで進められることになりましょうし、新たな交付金制度が創設されるようなことは確定的なようであり、地方財政対策の中での財政対策であれば同じパイの中でのぶんどり合戦では我々としてはどうも納得がいかない。 ここは、しっかりとした理念の元での人口減少対策と併せて地方創生対策対策になるように地方の声として政治レベルでも主張して政策実現を定義づけしてほしいものである。 それにしても、こんな年末の天候、荒れ模様は経験がないように思っている、昨年も年末の14日から15日にかけて一気に60~70cm位が一晩で降り積もりその後小康状態を保ったようであるが、再び年末ぎりぎりに大雪に見舞われ、2回3回目の雪下ろしをしたようでした。 今年もすでに2回目の雪下ろしをしている家庭もあるようですし、今後が思いやられる。 おかげさまでスキー場は昨日の吹雪であってもスキー客は来てくれていましたし、そんな状況に中で、スキー場のレストランで昼食をとっていたら元気のよい見たことのないスタッフが二人テーブルに来た。 聞くと、「エナジードリンク」という飲み物でスポーツ、長時間のドライブなどの際に飲んでいただきたいとのこと。          

スキー場開き

  ジュネス栗駒スキー場で安全祈願とスキー場開きが行われた。 スキー場開きの日に、圧雪が出来ゲレンデが滑走可能になったのは久しぶりである。 昨シーズンからは休止していた第4クワットリフトも再開した。 入り込み客も昨シーズンは僅か2000人であるが増加した。 この流れを何とか維持しつつ、新たに合宿などと同時にイベントなどあらゆる営業努力でこの困難な状況を打破していきたい。 そのためには、この雪はさい先がよいと思いたい。 50人以上の来客が、雪質はあまりよくなかったが楽しそうに滑走していた。 安全祈願にあわせて、第三セクターである、秋田栗駒リゾート株式会社の取締役会と臨時株主総会を開催し、財務改善のための議案をご提案申し上げ、承認議決をいただいた。 大変重要な案件であり、関係職員を中心にていねいな説明と資料の準備もよく、問題なく承認議決していただきほっとしているところである。

12定例会議閉会

村議会の12月定例会議が、提案したすべての議案が可決承認されまた、議会に要請のあった誓願・陳情に対する意見書などの議案が採択されそれぞれの機関に提出送付されることになった。 昨日の議会閉会に伴い26年の議会は、東成瀬村議会の通年制議会の県内最初の取り組みの閉会ともなった。 この制度導入については、村議会による一定期間の慎重な調査研究期間を経て実施にこぎつけたもので、我々も試行期間を含めてどうなるものかと多少の戸惑いもあったところでしたが、試行から施行も極めてスムースに移行し、議案審議も十分な資料提出と議会運営により成果があったように感じている。 それは、議会が常時開催できる状況下にあり議会としてもそれに対応する体制である一方、執行部である我々も審議していただく議案についての資料準備と説明の徹底に務めるなどそれぞれが努力をしたことにもよるものであっただろうと感じている。 この通年制議会については、当初ほかの自治体からも「やるってが?」という話しもあり、私としては議会改革の一環であり議会の意向を尊重したいと申しあげてきたところでしたし、議会側からも丁寧な説明、協議があり、意見調整を進めた結果を受けての試行、施行の慎重な経過によるものであり、双方が十分な納得の上での試みで議会改革としても成功であったと感じているし、敬意を表したい。 午後からは、官房長官が湯沢市で演説会に出席されるとの情報をいただき、普段からいろいろと村政課題を要請していることからご挨拶にお伺いした。 昨日は県内8ヶ所での演説というものすごいハードスケジュールをこなされるというエネルギッシュさには驚いてしまう。秋田県内北から南まで全てを一日で回るんですから大変な活動である。

一般質問を終える

  今年最後の村議会一般質問が三人の議員によりあった。 一般質問ですから広範にわたるのは当然であるとはいうものの、一つ一つの事業執行についての方法は当然のように当事者でしか理解できない課題もあるものと思っている。 行政主導でより積極的に推進するべきとの提案であっても、なかなか難しい事案もある。 一方で合理性、経費など総合的に判断して進めるわけで、「言うは易く行うは難し」であることも現実であることも理解してほしいと考えている。 また、「大方の村民はそうした意見、考え方である」との考え方も、我々が開催している住民座談会では具体にわたっての意見を聞くこともないことから、どうしたものかと迷ってしまうこともままある。 しかし、そのご意見についてはあり得ることでもあり、真摯に聞きしっかりと対応しなければならないことでもありましょう。 今回の一般質問では、農業・農政の進め方、農業法人の運営とその取り組み、人口減少対策と地方創生など今後の村政運営に対する重要な視点での質問、要援護家庭・個人に対する対応のあり方、向こう三軒両隣の付き合いの重要性、地域コミュニティのあり方、除雪体制の周知、人工透析を診療所での対応、女性消防の必要性、災害時の避難所の耐震診断などまさしく広範な質問があった。 活発な議論が出来たと思っている。 特に、農業問題を熱く議論した後、補正予算委員会の審議後、JAこまちの青果物実績検討会に出席、ここでも農業政策でも十分に意見交換ができた。 それこそ、「大方の意見、考え、思い」をふんだんに聞くことができた。 これこそ大事なことであろうと思っている。 この検討会については次の機会にしたい。