一般質問を終える

  今年最後の村議会一般質問が三人の議員によりあった。 一般質問ですから広範にわたるのは当然であるとはいうものの、一つ一つの事業執行についての方法は当然のように当事者でしか理解できない課題もあるものと思っている。 行政主導でより積極的に推進するべきとの提案であっても、なかなか難しい事案もある。 一方で合理性、経費など総合的に判断して進めるわけで、「言うは易く行うは難し」であることも現実であることも理解してほしいと考えている。 また、「大方の村民はそうした意見、考え方である」との考え方も、我々が開催している住民座談会では具体にわたっての意見を聞くこともないことから、どうしたものかと迷ってしまうこともままある。 しかし、そのご意見についてはあり得ることでもあり、真摯に聞きしっかりと対応しなければならないことでもありましょう。 今回の一般質問では、農業・農政の進め方、農業法人の運営とその取り組み、人口減少対策と地方創生など今後の村政運営に対する重要な視点での質問、要援護家庭・個人に対する対応のあり方、向こう三軒両隣の付き合いの重要性、地域コミュニティのあり方、除雪体制の周知、人工透析を診療所での対応、女性消防の必要性、災害時の避難所の耐震診断などまさしく広範な質問があった。 活発な議論が出来たと思っている。 特に、農業問題を熱く議論した後、補正予算委員会の審議後、JAこまちの青果物実績検討会に出席、ここでも農業政策でも十分に意見交換ができた。 それこそ、「大方の意見、考え、思い」をふんだんに聞くことができた。 これこそ大事なことであろうと思っている。 この検討会については次の機会にしたい。