月別アーカイブ: 2014年10月
兄とお別れ
発病して5年、かなり元気になったと一安心していたやさきの5月頃からだったらしいが、疲れがひどくなったようだとの連絡を貰った。
日課の散歩のあと、疲れた様子があるとのこと。
5年前までは病気ひとつなく、医者要らずの兄貴だったので、又回復するぐらいに思っていたのが、今回はだめだった。
好景気の日本経済のなかで、四大証券に次ぐ証券会社の副社長に就任したのが平成3年、そのとたんに、不況に見まわれ、株価暴落!その煽りを受け厳しい会社対応、その記者会見とマスコミ対応に担当副社長として連日対応、その姿をテレビでみて、田舎に帰ってこいと言いたくなるような毎日であった。
その後、その対応が一段落すると、子会社の会長になり、現役引退後は少しはゆっくりしただろうと思っていた。
ふるさと東成瀬のことについてはいつも気にかけていたし、私がこんな立場になるに当たってもいつも気にかけてもらっていた。
初出馬の選挙の時もしっかりとついていてくれた。心配だったのでしょう。
私にとっては頼りになる兄貴だった。
勿論学業も私なんかは足元にも及ばなかったし、多くの面で小さい頃から可愛がって貰った。
79歳は少し早すぎた。
9月19日に見舞ったときはすこぶる元気でこの分だと大丈夫と思っていたが、残念。
私が手術するにあたっても自分のことよりも心配されたようだった。
我が家にとっても大きなショックな出来事でした。
ゆっくりやすんでください。
さようなら。
元気に学習発表会
東成瀬小学校の学習発表会が行われた。
例年よりも寒さが早いような今年、会場ももはや冬構えといった感じで、お母さん方の中にはショールやひざ掛けなどを持ち込んでのお客さんも多かったように見えた。
そんな中で発表が始まると子供たちの元気いっぱいの声や演技に会場は熱気にあふれ、寒さも忘れるかのようでした。
それぞれ各学年ひとつづつの発表であるが、すべてにおいてしっかりとした目的、発表の意義、学習した成果が込められており、さすがふるさと学習の成果を地域の方々にもしっかりと報告できる内容でとても素晴らしいと感じた。
しかもです、これからの村の在り方までも踏み込んだテーマまでもあり、随所に自分たちの村「東成瀬」が組み込まれておる他に方言もふんだんに使われており,先日の国文祭の影響や効果なのかなと勝手に解釈した。
最後の全校合唱は定番になった「悠久の風にのせて」は会場を圧倒した。元気元気!最高でした。
保護者の皆さんも元気がもらえたことでしょう。
ありがとう!東成瀬小学校の皆さん。ご指導していただいた先生方にも感謝したいものです。
転任された先生や退職された先生方も見えられ、その成長ぶりにそっと涙ぐんでおられた。
全校合唱にはわたくしもつい目頭が熱くなってしまった。
3年前のこの発表会は病院から半日だけ許可をいただき見に来たことを思い出しました。
名取市長来庁
昨日と今日人間ドッグを予定していたが急遽事情が出て変更した。変更すると次の日程がうまくとることができず困ってしまうが今回はが取れてよかった。
ドッグは定期的に受けることにしているので、多少日程的に無理してでもとるようにしたい。
昨日の午前に宮城県佐々木名取市長さんの表敬訪問をお受けした。
東北市長会が、大館であったようで、そのお帰りに3・11の大震災以降名取市の被災者の方々が村に短期避難と休養に500人を越える受け入れをし、その後も定期的に交流を続けていることのお礼にわざわざざおいでくださったものでした。
そのお話の中で、被災当時の状況を聞き、その後の状況もお聞きした。
驚いたことに、被災前の人口から現在の人口が2,200人も増加しているとのこと。
その要因はいろいろあろうが、仙台に隣接していることと、仙台が東北の一極集中化的になっており、その影響でベッドタウン化しており、市が進めている都市計画の住宅団地整備などと、さらには大型スーパーの進出、空港と高速道路、鉄道新戦の整備などアクセスがよくなったことによるものであるようだ。その一方で、復旧工事はやっと緒についた段階であり、従来の市街地、被災地域の整備には難渋されておるようだ。
学校も早めに整備し本来の通学区にしたい思いも強いようで
あった。
しかし、転入人口と従来からの市民の構成割合が今後どう変化していくか、微妙な問題で難しい課題でもあると仰っていた。
かなり難しい新たな課題でもあるようだ。
国道397号線の様子
昨日国道397号線を通って奥州市に抜けた。
途中は紅葉が真っ盛りか、少し過ぎつつあるかなと感じた、その途中、結構樹高のある枝の所々に、ブルーと白のネットがかけられていた。
この木はブナや楢とは違う木であるようでしたが、高い場所の枝につけられており、何おためなのか?調査か?採集なのか?近づいてみたがわからなかった。
この作業のためには高所作業車が必要な高さであり、おそらく公共機関による調査などではないかと思われるが一体何の目的なのか興味があった。
と言うのも、ここ数年、楢枯れ、ブナガレ、さらには、今年はマイマイの発生、ナラ、ブナ以外にも異常な虫被害が広葉樹に発生し、地球温暖化の影響なのかどうなのかいずれ異常な状況であることには変わりなく、そうした調査かなと勝手に判断したところでした。
途中の紅葉もこの路線は隠れた名勝であり、カメラマンの格好のポイントにもなっているようだ。
胆沢ダムもありこれから注目されるルートになるのではないだろうかと思っている。