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ラジオ難聴地域解消前進

image image 6月に行われたこの理事会て発言させていただき、要望した「ラジオ難聴地域解消対策」が今回の理事会、総会で採択され、大項目の中で、しっかりと表記され具体的に動きだした。 所管する総務省の陸上通信局の担当課長も私は初めてであるように感じたが出席しておられた。 過疎連盟事務局でも、6月理事会での発言によって要望に加えたことを説明してくれていたし、国会議員や東北通信局の動きからしても動き始めたという感触がある。 やはり、地方の声はこうした機会を捉えてどんどん発信し、中央省庁、国会に積極的に理解してもらうよう努力する事の重要性を強く感じた課題であった。 どちらかというと、誰かがやるだろうとか、無理だろうと諦めていてはいけないことである。 この後も、国会議員を通じて、だめ押しをしていくことになろうし、予算獲得に向けての本番が待っている。 来週がその本番になろうかな。 少し充実した気持ちで、理事会、総会を終えて帰路に着いた。 県内からも市町村長や代理、議長さん方み出席してくれていました。 時限立法であるこの法律も数次にわたる名称は変わっても、過疎地域の自立のために、大きな役割を果たしてきたわけであり、その延長に向けて、与党内ではすでに特別委員会による調査会が発足し、4県での意見聴取を10月5日に終えており、政府でも、調査を開始しているとのこと。 時代に合致するハード事業の追加見直し、ソフト事業の柔軟化などより充実した制度設計に向けて努力する事が大事であると思っている。

阿蘇山と地熱発電視察

image image image image image image 阿蘇の千年の時を越えての守り継がれた広大な草原、阿蘇五岳、巨大カルデラは、日本ジオパークに認定されるなど、世界遺産登録を目指しているところを視察した。 残念ながら、阿蘇山ではガスが発生し登れませんでした。 外輪山の美しさ、温泉群と外輪山に囲まれた草原は美しかった。 その後、大分県九重町に入り、九州電力八丁原地熱発電所を視察した。 2基で11万キロワット、一般家庭3万7千戸分、総事業費340億円とのこと。 地球に優しいエネルギーとして注目され、お隣り、湯沢市小安でも本格的に調査が始まったようだし、発電単価は企業秘密だが、大雑把にいって、火力発電ぐらいとか。 大分県の南西部にあり、阿蘇くじゅう国立公園の九重連山に囲まれた地域である。 大分県も温泉が多い。 それにしても標高800メートル、気温2℃寒かったー! 阿蘇の温泉群は硫黄分が多いようだ。 そんな表示が少ないように感じた。 どうしてだろう? 慣れっこになっているのかな? ここいら辺りが売りのターゲットではないかなと感じたところでした。 大分県の温泉井戸は4000本以上で日本一の温泉県とか。 昨夜の山水館も大きく、PH8・4アルカリ性単純泉、源泉が50℃で高温泉で、我が方の山ゆり温泉とは違う感じ。 別府、由布院と並ぶ日本の著名な温泉と比べても遜色なさそうだ!

来年度予算に向けて

これから本格的に国の来年度予算獲得に向けての要望活動が激しさを増してくる。 そのすべての活動に参加することは無理にしても、可能な限り時間を合わせて参加することにしている。 昨日は、国道397号線の整備促進協議会(会長・奥州市長)の要望活動のため国土交通省東北地方整備局長に要望してきた。 秋田・岩手の両県が管理する県管理国道であるため、要望を受ける立場の整備局もその必要性は認識されておられることでしょうが、両県の意向を大事にする姿勢であることは承知しているものの、認識をお持ちいただくためにもこれまでも要望してきたところである。 従って、回答としては、予想していた通り、国の予算も厳しい折から公共事業費は年々削減されており総額確保のため、ご協力をいただきたいとする意見でもあった。 私からは、冬季閉鎖期間が長く、経済交流、県際観光による交流人口の相互交流の重要性からも通年通行の必要性を訴えながら、冬季閉鎖の期間短縮、最低ゴールデンウイーク前の春山除雪の実施と除雪障害となる安全施設の対策としてのスノーシエット工事などの促進を強く求めたところでした。 これに対し、要望を受けてくださいました副局長さんからはその必要性に言及していただきました。 これからも、こうした要望はしっかりと説明していかなければならないと感じたところでした。 行くときは道路状態も良かったのですが、帰路に着くと間もなく雪がちらつきだし途中からはすっかり雪もよう。 途中村の方を確認したら道路にも雪が積もっているとのこと。 こうした天候になると、あれこれ心配しなければならないことが多い。 まさか、まだ根雪になることはないでしょうが、なんとかもう少し根雪は伸びてほしいと願うばかりである。

活発な意見交換

現知事になってから提案され始められた「協働政策会議」の本年度総会が開催された。 25市町村になって秋田県と市町村が協働でできる政策を出し合って、推進しようとする会議である。 その意義については理解できるが、なかなか具体的な政策が出てこなかったが、少しずつ県と市町村から提案されてくるようになった。 課題は同じであっても、県と市町村では立場も違うし、対象は同じ県民でありながら、微妙な意識の違いがあるのも止むおえないことかもしれません。 しかし、その違いを解消しつつ、施策を展開することは大事なことでありましょう。 今回もそうした意識のずれが少しずつ解消されつつあるのか、活発な意見交換がなされた。 私からも、県際観光と交流人口の拡大さらにはそのための交通アクセスの整備の重要性について、隣県との協議機関設立に向けての県としての指導と協力を提案させていただいた。 これに対し、知事からは交流人口の拡大は重要な県政課題であり努力すること、スポーツ観光部長からも、その必要性については十分認識しておるとの回答であった。 また、地域包括医療と福祉対策の推進ついては、その中心になるのが医師確保であり、そのための具体的な対応策を県に求めたところでしたが、これまでの考え方を出るものではなく、物足りない感じがしたが、これまた難しい問題であることは承知しているものの、それだけでは地域包括医療福祉の充実は、時間を要する課題であろうと思った。 医師確保の問題、新規企業立地、再生エネルギーと農地利活用、ラジオ難聴対策については5月のこの会議で提案したところでしたが、国においてはかなり具体的に対策が取られようとしているが、県においてはこれから具体的に貯砂する方向で検討するとのことであった。このほか難病対策、など幅広い分野での意見交換がなされた。 もちろん、県の幹部との意見交換会もあり、個別の課題についても、村の実情と状況を申し上げしっかりと説明し、ご協力を願ったところでした。 これが大事なんです。 この後グランドオープンした県立美術館を見せていただいた。 藤田嗣治画伯の秋田の祭り大壁画が移転展示され、圧倒された。旧館にあった展示内容とは違った全く初めての作品も鑑賞することができた。 あの大作がたったの15日間で完成したことを初めて知った。 また、安藤忠雄氏設計の新美術館の素晴らしさと2階のロビーからの水面越しの旧館とお堀、県民会館の眺望のすばらしさにしばし見とれてしまった。 安藤氏の建築は、今年四国松山でも見たがやはり素晴らしいものであった。

日毎に変わる景色

秋の日は日毎に変化をする。 それが出張などで二日三日空けると本当にその変化の激しさに驚く。 散歩コースは同じであっても山々を見る角度によっても大きく違うし、あぜ道の朝露もいかにも冷たそうに見えてくる。 それでも、まだまだ可憐に咲く何の花かはよく知らないが、たくましく咲いている、もう少しで散るのでしょうか。 それとも、懸命に咲いているのは、生命力を蓄えるための最期の力を振り絞っているのでしょうか。 見事なものです。 昨日は、早朝から村内の部落長さん方にお集まりいただいて、春に要望していただいた各地域の要望事項について、検討した結果を含めてご回答申し上げ、さらに今後の具体的な対応策についても回答させていただいた。 こうした積み重ねで、それぞれの地域要望が実現し、少しでも住みやすい地域作りになってほしいと願っている。