主要地方道横手・東成瀬線整備促進期成同盟会(会長・東成瀬村長)の総会が開かれた。 この同盟会は横手市山内の三又地区と東成瀬村の岩井川地区の住民が中心になって組織された住民主導の道路整備要望同盟会でこれに行政と議会が参加している極めて異色の組織団体である。 最終目的は通年通行の達成であるが、これま実現には方向性はで、部分改修などを進めているが、なかなか最終目的の通年通行への行程は見通せないでいる。 それは、県財政の関係から予算化には厳しい状況下にある。しかし、秋田県議会議員のこの同盟会の運動にたいして強い関心を寄せていただき、県議会での一般質問などもあることから、除雪体制と主要地方道の路線を市道、村道に路線変更することなども含めて今後の運動を強化して行く必要性があるものと考えている。 一方、県境、郡境等に位置しているわが村にとっては、春山除雪と本格的改修は村の発展のみならず、関係自治体の発展、観光交流人口増大などの面からも重要な施策であると考えている。 この際、ただやみくもに整備要望をするだけでなく 具体的にどんな対策が必要か、事業費の概算はどれくらいかといった具体的な項目と事業費を要望すべきであると考えているところです。
カテゴリー別アーカイブ: 地域興し
ハピネッツの夏期合宿
内容の濃い要望
(法務大臣就任の金田勝年衆議院議員)
(佐藤総務事務次官に北海道東北町村会要望)
(高市総務大臣に全国町村会要望)
8月3日と4日はは雄物川河川関係と県南地域の道路整備要望の合同要望会を関係者が一堂に会しての集中して行った。
3日は湯沢河川国道事務所、成瀬ダム工事事務所、東北整備局を中心に行い、その足で上京し、議員会館で県選出国会議員に要望を行った。
ちょうど安倍内閣の第3次組閣と重なり、注目されていた金田議員が法務大臣に就任、官邸からの呼び込みからちょうど帰ったところに行き合わせ、思わず要望者全員で「万歳三唱」の音頭を取らせていただいた。記念に残る日であった。
もちろん、早くから留任が予想されてはおりましたが菅官房長官の留任は我々にとっては力強い限りであり激務で大変ではありましょうが日本のためにご活躍されますよう心からご期待申し上げたいと存ずるところです。
翌日の4日は、私は北海道・東北ブロック町村会の要望会と全国町村会の要望会と重なりこちらに出席したところでした。
この要望会では、ごく限られた省庁の幹部に対するもので、極めて重要な当面する課題についての要望で、事務局で準備した要望事項も実に的確に記述されており、私も財政員会の副委員長として国土交通省において国土政策局長に対して小さな拠点つくり、道路整備と観光交流の関連性などと県と県との県際道路整備の重要性を要望申し上げた、この点について局長からOECDのパンフレットが紹介され日本がそうした整備に重点おいていることが紹介され、今後の方向として積極的に取り組んで計画したとの意向が示された。
また、内閣府の致富創生本部では補正予算の内容として交付金が予定されており、その事業内容はすべてハード事業であり、900億円の真水を計画しているとのことであった。
こうした情報を大事にして自治体は積極的に経済再生に取り組んでほしいとのことであった。
内容の濃い要望活動を経験させていただいた。
山村振興のブロック会議
北海道・東北地方の山村地域振興対策を研修しあうブロック会議が昨日と今日の二日間にわたって東成瀬村で行われた。
会議には総務省、国土交通省、農林水産省、林野庁、東北農政局から事業の説明と意見交換のために出席してくれました。
また、秋田県庁からも農村振興課長と担当者が出席してくれました。
ブロック会議は各県持ち回りでの開催で今年は秋田県が当番と言うことで村が担当したわけですが、昨日は国の事業説明と意見交換があった。事業説明は新たな制度の説明があり、説明された事業をいかにして取り込んでいくかはそれぞれの市町村が考えることである。それは、自治体の思案のしどころでもあります。
今後村でも、国で行っている事業を具体的に取り込もうと準備しつつ有利な財源を確保して行くように努力をしたいと考えているところです。
国の職員と直接面談し事業内容を確認することのできる絶好の機会でもあり大事なことでもあります。
今日は、村の事業、特に六次化産業である日本短角種の畜産施設視察、なるせ加工研究会、直売所、食肉加工センターの視察を行い活発な質問が出るなど充実したブロック会議となった。
町村長と町村議長との研修会
3回目になる町村長と町村議会議長との合同政策研修会が開催された。
今年の講師は、小坂町で「あきた森の宅配便」を経営しておられる代表取締役の栗山奈津子さんに講師をお願いしての研修会となった。
秋田では山菜の販売は特段珍しいことでもないわけですが、これを企業として取り組んだきっかけ、山菜ビジネスとしてなぜ全国的に評価されているのか、販売方法、付加価値をどのようにつけているのかなどその基本的な考え方などをお聞きする絶好の機会となった。
これが県内の地域興しに役立てることができれば大変結構なことであるとの考えの基に企画したものでした。
講演が終わると同時に、活発な意見交換があり、しかも山菜については、議長さんたちのなかには、化なりの知識をお持ちの方もあり、多いに盛り上がった。
栗山さんのこの事業に取り組む姿勢の根幹は中学校時代の恩師の「仕事がないからこの町を出て行く」との同級生の多くの意見に対して恩師は「仕事を作ればいいじゃないの」の一言がいまなお記憶として鮮明にに残っている、とのことから大学を卒業して数年はサラリーマンをやったあと、この企業についたとのことで、要はやる気があるかないか、意欲と前向きな姿勢がこうした起業精神に結びついたように感じた。
多いに参考になったお話であったし、その意欲に敬意を表したい。