町村長と町村議長との研修会

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3回目になる町村長と町村議会議長との合同政策研修会が開催された。

今年の講師は、小坂町で「あきた森の宅配便」を経営しておられる代表取締役の栗山奈津子さんに講師をお願いしての研修会となった。

秋田では山菜の販売は特段珍しいことでもないわけですが、これを企業として取り組んだきっかけ、山菜ビジネスとしてなぜ全国的に評価されているのか、販売方法、付加価値をどのようにつけているのかなどその基本的な考え方などをお聞きする絶好の機会となった。

これが県内の地域興しに役立てることができれば大変結構なことであるとの考えの基に企画したものでした。

講演が終わると同時に、活発な意見交換があり、しかも山菜については、議長さんたちのなかには、化なりの知識をお持ちの方もあり、多いに盛り上がった。

栗山さんのこの事業に取り組む姿勢の根幹は中学校時代の恩師の「仕事がないからこの町を出て行く」との同級生の多くの意見に対して恩師は「仕事を作ればいいじゃないの」の一言がいまなお記憶として鮮明にに残っている、とのことから大学を卒業して数年はサラリーマンをやったあと、この企業についたとのことで、要はやる気があるかないか、意欲と前向きな姿勢がこうした起業精神に結びついたように感じた。

多いに参考になったお話であったし、その意欲に敬意を表したい。