好天の中、49回目となる東成瀬村産業祭が開催された。313点の出品。 どれもこれも素晴らしい評価を受けていた。 各団体でも積極的に参加し、祭りを盛あげてくれていました。 今回は、宮城県名取市の閖上地区の約100人が東成瀬を楽しむ会に参加し、会場を訪れておりましたし、海産物の直売もしてくださいました。 また、成瀬ダムコーナーも開設された一方、ダム見学会も開催してくださいました。 東成瀬小学校の5年生がキッズマートを開設し、たちまち完売して皆さんに御礼をしていました。 即売コーナーも大変好評で、これは村外の方々に特に評判がよく、たちまち売り切れとなる状況でした。県種苗交換会に向けて入賞を期待しましょう。
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仙人米の秘密
米の出荷が盛んと行われている。 法人での出荷も最盛期。 米撰機も2mm目として特徴を出しており、その効果も徐々にあらわれ、県内はもとより県外や事業所などからの引き合いも多く、要望に応えきれないような状況てあるようだ。 それに、田畑に堆肥をふんだんに使用した有機質土壌での米、野菜は村の特徴としてじわじわとその品質に人気が出てきているように感じられる。 これからも、こうした特徴を出すと共に、現在進められている籾殻焼きの熏炭と堆肥を混合した肥料と土場改良は、今後の村の農業を飛躍的に発展させる要因になるように頑張って頂きたいと考えている。 昨日はそうしたことをふくめて、秋田県雄勝振興局との行政懇談会で話題となり、多いに議論し話し合ったところでした。 こうした農家や農業法人の努力は、農業の振興発展に重要な事となるものと考えているところです。
木造の小中学併設校
(校舎全体が木造にこだわっており落ち着いた雰囲気の校舎でした)
県町村会の移動理事会が、上小阿仁村で開催され出席した。
理事会では、秋田県に対する要望事項などを審議決定し、電算組合の理事会も開催した。こちらは、戸籍事務の共同化に向けた管理者会としての取り組みについて、現在までの状況を説明し、担当課長会議での意見をも参考にして、それぞれの加入団体の意向を次回の管理者会で協議することとした。
共同化は、これまでの成果でも大きな経費節減になっていることから、我々としては是非推進したい立場には変わりがなく、そうした姿勢で臨みたいと考えている。
終わってから、上小阿仁村の事業視察として、2,000ヘクタールの村有林を有し、秋田天然杉などを視察する予定であったが、残念ながら悪天候でかなわず、小学校、中学校の併設校としての上小阿仁小学校・中学校を視察した。
木造で、しかも自慢の天杉等も配した校舎や柾目の天井など、随所に木造をふんだんに使った校舎はとても落ち着いた雰囲気で、学習にも好結果がでるように感じた。
このほか、フルーツほおずき(食用ほおずき)、コアニチドリなどバイオ種子による繁殖施設も視察させていただいた。
農林業に並々ならぬ積極的な姿勢で取り組まれておる一端が、垣間見えたような気がしました。
着実な村政運営と今後の発展を、心からご期待申し上げたいと思った短い時間ながらも感じた視察であった。
内容の濃かった研修
網走市、弟子屈町、白糠町視察
(網走市スポーツ公園視察中、ラグビー合宿を中心に誘致、パークゴルフ場もある)
(弟子屈町のマンゴ-農園) (白糠町のエネルギー振興事業視察)
昨日は盛りだくさんな研修した。 移動中には美幌峠と屈斜路湖、摩周湖等にも寄り、かなりの移動距離であった。 スポーツ公園では芝生管理の難しさと広大な面積を4,100万円で管理を委託しており、その安価さに驚いた。 さらに、合宿には全日本クラスが計画的に合宿をはり、その経済効果は5億円を越えているとのこと。パークゴルフ場は比較的コースが短く意外であった。 マンゴー農園は、30棟のビニールハウスを4人で管理、年2回の収穫、南国のマンゴーをなぜ極寒の網走で? 温泉熱活用法と85度の温泉水による暖房、南国の出荷時期と端境期に出荷、東京で最上級は最高で一個8,500円で出荷、売値は15,000円から20,000円位か? でもまだまだ軌道にはのってはいないとのことであった。 何よりも、マンゴーが嫌いな農園の管理者、父親が強引にサラリーマンから引っ張りこんだとのことであった。 将来性のある農園であると思った。 最後は白糠町では、棚野町長(北海道町村会長・全国町村会副会長)議長副議長他の職員はじめ、沢山の方々がお出迎えしてくれて感激した。 ところで、厄介者の柳の樹木を活用したバイオマスエネルギーと、日本で3番目ぐらいの規模のメガソーラー太陽光発電事業を着実に実践している町長の発想力と行動力にはただただ感心するばかり! 忙しい1日であった。