(校舎全体が木造にこだわっており落ち着いた雰囲気の校舎でした)
県町村会の移動理事会が、上小阿仁村で開催され出席した。
理事会では、秋田県に対する要望事項などを審議決定し、電算組合の理事会も開催した。こちらは、戸籍事務の共同化に向けた管理者会としての取り組みについて、現在までの状況を説明し、担当課長会議での意見をも参考にして、それぞれの加入団体の意向を次回の管理者会で協議することとした。
共同化は、これまでの成果でも大きな経費節減になっていることから、我々としては是非推進したい立場には変わりがなく、そうした姿勢で臨みたいと考えている。
終わってから、上小阿仁村の事業視察として、2,000ヘクタールの村有林を有し、秋田天然杉などを視察する予定であったが、残念ながら悪天候でかなわず、小学校、中学校の併設校としての上小阿仁小学校・中学校を視察した。
木造で、しかも自慢の天杉等も配した校舎や柾目の天井など、随所に木造をふんだんに使った校舎はとても落ち着いた雰囲気で、学習にも好結果がでるように感じた。
このほか、フルーツほおずき(食用ほおずき)、コアニチドリなどバイオ種子による繁殖施設も視察させていただいた。
農林業に並々ならぬ積極的な姿勢で取り組まれておる一端が、垣間見えたような気がしました。
着実な村政運営と今後の発展を、心からご期待申し上げたいと思った短い時間ながらも感じた視察であった。