カテゴリー別アーカイブ: 地域興し

夏祭りでバイキングの豪華さ!

12日の夜滝ノ沢集落の夏祭りが行われた。 ここ数年自治会活動がきわめて活発になり、地域の人たちの協力姿勢がすこぶる元気である。 その表れか、集落営農も法人化され、有形無形の協力関係が構築されており、集落活動も活発である。 その表れがこの夏祭りにも現れているように感じられる。 例えば、夕方からこのお祭りが行われているが、ごちそうなんかもお母さん方の手作りによる、鍋物や、おにぎり、煮付け、サラダ、取れたて野菜サラダ、チャンプルー、炒め物、新たな取り組みである「ジュンサイ」の栽培と鍋物などが振る舞われ、地域の方々ばかりでなく、近くの集落の方々もたくさんおいでになり、地区で行っている直売所にも出店する人たちが年々増えており、その出店者の方々もこれに参加していた。 カラオケ大会やその司会者もお嫁さんになってきた若いお母さんがユーモアタップりにこなしておられたし、最後は打ち上げ花火大会に、お楽しみ抽選会と盛りだくさんで、年々参加者が増加している。 この動きが村内に広がってくれればいいなーとつくづく感じてしまった。 頼もしい地域作りである。

パークゴルフ大会

image image 毎年8月9日は、秋田県パークゴルフ連合会長杯争奪選手権大会が行われており、今年もジュネス栗駒パークゴルフ場を会場に開催された。 全県からの参加者は218名でありながら、大会運営は極めて手際よく、参加者は楽しくも真剣に力強く、あるいは正確なショットを放ち、絶妙なパッテイングで見事なスコアにまとめていました。 雨の後であり、ゴルフ場全体が重く、パットにも苦労していました。 そんな中で、101点という好スコアにまとめた佐々木正利ジュネス栗駒パークゴルフ協会会長が見事に優勝しました。 この後も多くの大会が予定されており、東北選手権大会も予定されており多くの参加者、練習にきてくださるものと思っている。 パークゴルフ愛好者からは、芝生の状態、グリーンの状況などよい評価を頂いており、その管理運営に当たっている、秋田栗駒リゾート(株)会社の社員もやりがいがあるものと思うし、励みにもなることでしょう。 この日は、併設しているバラ園でのバラ祭りも行われており、公園全体が賑やかであり、華やかでもありました。 既に、一回目のバラが咲き、今は2回目、この後もう1回の花季があるとのことで、楽しみにしていただきたい。 会場では、参観者にバラの花のプレゼントもあり、それぞれうれしそうに持ち帰っておりました。

人口減少に歯止め

image image 世を挙げて人口減少対策に取り組んでいる日本の昨今の現状の中、極めて異例の自治体がある。 島根県海士町がそれである。 昨日それを実践しておられる山内道雄町長さんが秋田県産業経済研究会主催の「地域力フォーラムinあきた」が9日にあり、その基調講演のためわざわざ着ていただいたようです。 その前段で、26年度第1回産業経済研究会定例会があり、その場で海士町の紹介もかねて村の地域興し協力隊員の佐藤喬さんが山内町長さんとの対談、紹介をする企画があり私も参加した。佐藤さんは、海士町の観光協会の職員のまま我が村の地域興し協力隊員になっておる。 昨年は、私と町村会長が海士町を訪問し丁寧にご案内をしていただき感謝しているところでした。 今回の再会でも、具体的なお話しをうかがえてとてもうれしかった。 山内町長は、とにかく民間企業経験者らしく、小規模自治体の重要性、地方分権でなく地方が主役であり、役場は「住民総合サービス株式会社」、町長は社長、職員は社員、住民は株主であって、そのサービスを受ける顧客であることを徹底させたことにある。 同時に海士町には評論家は要らない! 海士町には、お金がない、例がない、制度がない・だから出来ないなど泣き言は言わない。 まず、トップが変われば職員が変わる。職員が変われば役場が変わり、役場が変われば住民も変わる。住民が変われば地域も変わる。 それが、地域再生の最大のポイントであり、人口減少の歯止めにもなりうると感じた。 さー行動だ! 目から鱗!私もそう感じてきた。 単純というなかれ、そうした気構えこそが大事であると信じてやまない。

活性化事業視察

image (ホップ畑) image (写真奥の方向がメガソーラー団地予定地、伐採が始まっていた、約300ヘクタール) image (瀬戸内寂聴記念館の寂聴書斎) image (瀬戸内寂聴記念館の記念文庫) image 山村振興事業の取り組み状況で優れた事業展開をしている岩手県軽米町を視察させていただいた。サッポロビールとの契約栽培をしているホップ栽培の現地を視察、10アールあたりおおよそ50万円の売り上げで一農家当たり500万円を約5ヶ月間で栽培収穫の時期に入っており、ホップをペレット状にして出荷する工場も見せていただいた。この売り上げが約1億5千万円、ブロイラーは日本の三大産地となっているこの事業はこの地域全体で45億円とのこと、しかし大きな雇用の場でもあるが、職種が職種のためか(殺から内臓取り出し、など生々しい作業のためと感じた)雇用確保に難儀しているようだった。 ハタバコ栽培は約7億5千万円の産業、雑穀、など農業分野での振興が大きな成果をあげていた。 更に、広大な森林を活用してのバオマスエネルギーへの取り組みも積極的であり、丘陵地帯を活用したメガソーラーにおいては、125メガキロワットの発電を約300ヘクタールに敷設する広大な計画もあるようであった。 そうした事業と同時に子育て環境にも極めて積極的で大いに関心があった。 この視察の後、折角だったので、浄法寺町の天台寺(国指定の重要文化財)に寄ったが残念ながら修理中で収蔵館を見学、更に瀬戸内寂聴記念館を見学してきた。

地域振興協定を結ぶ

image 東成瀬村・(株)北都銀行・(株)あきた食彩プロデュースによる「東成瀬村地域振興に関する協定」を一昨日締結した。 私と斎藤北都銀行頭取、沢井食彩プロデュース社長の三者による協定にサインをし、それぞれの持つノウハウを我が東成瀬村の地域振興に協力してくれるもので、これまで取り組んできた農林産物の六次産業化、さらには現在取り組んでいる村の地域特徴を存分に活用した畜産振興、観光分野の誘客対策など5項目の具体的な協力メニューのもと、今後精力的に打ち合わせをしながら、事業の実施に向けて協議していくことにした。 この中には、村がすでに取り組んでいる事業もあり、その事業を更に進化させつつ、新たな展開をも企画していくことになるものと考えている。 この種の取り組みは村では初めてであり、どんな方向に行くのか予想はできないが、それぞれが持つ力を出し合うことによって、大きく展開することも期待できるし、一方では、まずは小さいながらも特徴ある事業をしっかりと確立しつつ徐々に進めていく手法も必要であろうと考えられる。 今後そうした手法も含めて煮詰めていきたいと考えている。 そんなことがあった翌日、出勤の途中、中学校の生徒がクラブ活動の練習であろうランニングに励んでいた。 こうした子供たちの元気な姿を朝に見ると元気が出る。 それでなくとも内孫が3人もいると元気が出るよりも疲れ果てるといった方がよいかもしれないが、それとはまた違った新鮮さがあるものです。 ガンバレ東中生! 今年から始まる全県駅伝競走の選手も決まった。この中に選手になる生徒がいるのかな?