カテゴリー別アーカイブ: 産業

議会臨時会

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(経営状況を説明する羽後の国フアームの経営者と質問をする村議会議員)

村議会の臨時会が開かれた。

議案は村が第3セクターである秋田栗駒リゾート株式会社の決算状況を報告することになっていることから、その決算を報告した議案でした。内容は27年度は17,928千円の黒字決算であることを報告した。

また、簡易水道事業の工事請負契約案件3件を提案原案を可決していただいたほか、国保診療施設特別会計の補正予算では医師が米国での整形外科学会での論文発表に出張する旅費の補正予算で原案どおり可決していただいた。

このあと、村が取り組んでいる農業の六次化産業での、肉加工施設の経営状況を菅原社長と宮本取締役から報告を受け、今後の経営方針、特に魚の加工と商品開発販売のための考え方を説明していただいた。

赤べこ、豚の加工商品から魚の加工商品おも視野に入れた事業展開方針もあり秋田県にもこの事業展開にも理解を求めており、雇用の場確保に着実に進行できるような体制にしていきたいものであると考えているところです。

美しい都市シンガポール

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早朝から歩道清掃
IMG_1519 (きれいな街シンガポール)IMG_1524 (港湾都市と世界一高い観覧車と高層ホテル)IMG_1538                     (マーライオン像)IMG_1532 (自治体国際協会(CLAIR)での意見交換)DSC_0899[1] (JETROでの意見交換を終えて) 初めての経験であるアセアン地域のシンガポールはたった三日間でしたがとても静かな佇まいの中に高層建築が立ち並び港に面した地域は一定の開発も進み現在も埋め立て工事と大規模開発も進んでおるようであった。 資源がないものの資源は「人材育成」と言うだけあって教育水準は極めて高いとのこと、一方で製造工場もないにもかかわらず地理的条件に恵まれ古来から貿易の中心都市として栄えて来た、経済の発展が著しい国である。 面積は720平方キロメートル(東京23区よりやや大きい)で人口554万人、民族も中華系74%、マレー系13%、インド系9%その他となっており、一人あたりGDPは世界第9位、アセアン諸国に進出する企業のほとんどがここシンガポールに統括本部を置いて経済展開をしているようである。 北緯1・37度、東経103・98度正しく赤道直下にも係わらず朝方は蒸し暑かったが、日中は予想していた割には暑くは感じなかった。 熱帯雨林気候で緑と花が多く赤道直下の都市を感じさせた。 町並みもきれいで4車線の道路整備も行き届き、歩道清掃も丁寧に朝から行われていた。 緊急車両も走り回るわけでもなく、治安もよく生活しやすい都市であるとのことであったが、物価は高い? ちなみに自動車も車の総量規制があり、簡単に購入は無理で、ナンバーを取得するには100万から400万円が必要で、1500っcクラスでも1000万円位はするとのこと。 それでも購入する人がナンバー取得を待っているのはそれだけ所得が多い階層が多いと言うことなんでしょう。高級車両は3000万円だそうですが、それでも待機していることからすると理解できます。 課題もあるようで、平均年齢が38・7歳で日本は46・5歳よりはよいものの高齢化が進んでいることがあるようです。 こうした国に、国民が338万人、永住権者53万人、外国人   が163万人うち在留邦人が3万7千人もおり、こうした状況の中で日本商工会議所の会員は850社を数えている。こうしたことが今後の進出の鍵であり、外国人の日本食ブームはまだまだ期待できるようであり、大いに期待したいものである。 観光にも力を入れているが、日本にも約30万人が訪問しており雪と温泉には非常に関心を持っておられるようです。

商工会総会

image (商工会と成瀬ダム事業協同組合の総会) 4回目になる東成瀬商工会の総会が開かれた。 一時、来賓よりも参加した商工会会員の方が多いのではないかと思われるくらい商工会の活動が停滞していた時期もあったのですが、ここ二十年ぐらい前からでしょうか、青年部、婦人部を中心に極めて活発な活動が展開され、地域活性化の核になって村の方々の意欲的な活動の原動力になってきた。 最近は最盛期の勢いが少し少なくなってきた感がないわけではありませんが、成瀬ダム事業も本格化しつつあり そうした千載一遇のチャンスをどのな ように活かすか? それぞれがかなり真剣に具体的に行動しなければなりません。 商工会の総会と成瀬ダム事業を積極的に推進する立場の団体も設立されており今後そうした団体の積極的な活動にも期待したいところです。

中華で味わう東成瀬

image (麻婆豆腐料理中) image (絶妙な味!) image (スタッフ) image (記念写真) image (多くのお客さん) image image (エビチリもプチプチの食感が凄い!) image (一番最初にあかべこの食材が!) 日本短角種(赤牛・あかべこ)の生産から加工食品までの一貫した産地化を目指して取り組んでいるわたくしたち東成瀬村の行政施策を、内外に展開するための活動として「幻の短角牛と東成瀬の特産品×料理の鉄人」による中華料理の食事会を開催した。 料理の鉄人・陳建一氏を招いてのこの企画には160名の限定で前売り券を発売するとほぼ同時に完売する状況で、会場は村内外からお出でいただき大変好評であった。 東京など多くの四川飯店を経営されておりながらも中華調理の指導にも積極的な陳氏は、軽妙な話術を披露しながらも、自ら厨房に立ちスタッフを指示し160名のお客さんにタイミングよく8品の中華メニューを出しその中華料理の神髄を披露してくださいました。 特に、マーボ豆腐は決してスタッフ任せにすることなく自ら調理するという厳しい姿勢は一方で見せていました。我々地方では本格的な中華料理をめったに口にすることはなく絶好の機会であったし、とてもおいしくいただきました。 もちろん、今回の目的である赤牛の肉を使った料理も2点ほど入っていましたし、村の特産品も使っていただきました。 この後、陳建一氏が提供してくださいました特別メニューが提供することができるようになる予定となっています。 こうご期待です!

給食センターと肉加工センター内覧

IMG_0398 臨時議会と来年度予算の内示会を終えた後の25日午後から建設中である学校給食センターと食肉加工センターの内覧会が行われ議会と一緒に施設の概要を見学した。 同じ敷地内に建設中であるが全く別々の施設であり分離されておることは当然であるが、感じたこととしては、新しい施設であることとは別に、衛生管理や食品管理など食材搬入を含めて実に細やかな配慮をしていることであった。 施設の性質上当然のこととしても、これだけ徹底すると間違いのない給食の提供、肉加工品の生産ができるだろうと感じた。 給食センターは公共で整備することは多くあるのではあるが、食肉加工施設の公共整備は極めて珍しいことであると思う。 先日山村振興連盟の全国理事会が東京で行われ、出席した際にも情報交換会と自由民主党の農林部会などでもこの食肉加工センターの事例が紹介されていた。 全国的にはイノシシ、鹿、サル、などの被害が大きな農作物被害を超えて政治課題となっておる中、獣類の食肉加工施設(ジビエ食品)が少しあるぐらいでこうした牛などを中心にした加工施設は珍しいようである。 この給食センターは3月中には試験運転の計画でありこの施設で作られた給食が子供たちに喜んでもらえるように期待したい。 一方食肉加工センターの運営は、臨時議会で「羽後の国フアーム(菅原一範)」とすることが議決されました。 このほか、臨時議会ではスキー場、栗駒山荘、山ゆり温泉、農産物加工施設、育苗センターなどの管理運営をこれまでと同じ秋田栗駒リゾート(株)、農事組合法人・なるせ加工研究会、こまち農協などを指定管理者として指定し運営していただくことも議決していただいた。